【日報】2026年11月8日:週末のビットコインは75,000ドル台で小動き、強い米雇用統計を受けて週明けへ
この記事を読むと、11月7日(土)のビットコインの値動き、主要5資産の週足・日足・4時間足のトレンド、そして強い米雇用統計を受けて迎える週明けの注目材料がひと目で把握できます。
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
週末はFX主要通貨・ゴールドが市場休場のため、24時間取引のBTC/USDのみを掲載しています。以下は2026年11月7日(土)の24時間の値動き(日足)です。ビットコインは75,000ドル台後半から76,000ドル台前半の狭い範囲で推移し、-0.21%と小幅に下げて引けました。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 変化率 |
|---|---|---|---|---|---|
| BTC/USD | 75,914.18 | 76,231.81 | 75,556.37 | 75,733.14 | -0.21% |
※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
| 資産 | 時間足 | 移動平均線 | ダウ理論 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY(158.498) | 週足 | レンジ | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 拡大レンジ | |
| EUR/USD(1.11355) | 週足 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 | |
| GBP/JPY(211.567) | 週足 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 下降バイアス | 拡大レンジ | |
| GOLD(4,070.75) | 週足 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | レンジ | 拡大レンジ | |
| 4時間足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| BTC/USD(75,761.94) | 週足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 下降バイアス | 拡大レンジ | |
| 4時間足 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 下降トレンド継続 |
※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。
FX・ゴールドの価格は、休場前の金曜終値時点のものです。ドル円は日足・4時間足が上昇寄りの判定で、4時間足は移動平均線が上向きにそろうパーフェクトオーダーになっています。別の指標で見ても日足は買い、4時間足は強い買いの評価で、短期の見方はそろって上向きです。ただし週足は移動平均線がレンジ、ダウ理論では下降トレンドが続いており、大きな流れまで上向きに転じたとは言い切れません。
ユーロドルは3つの時間足すべてで売りの評価が並び、日足は移動平均線が下向きにそろっています。日足のダウ理論だけは上昇トレンド継続と出ていますが、全体としては弱気の見方が優勢です。ポンド円は日足が上昇寄りなのに対し、4時間足は下降バイアスと、時間軸によって評価が割れています。
ゴールドは4時間足が上昇判定、日足はレンジ、週足は下降寄りと、短期と長期で向きが異なります。ビットコインは週足こそ上昇判定ですが、日足・4時間足は下降寄りで、テクニカル面でも4時間足は強い売りの評価です。こうした場面では、マルチタイムフレーム分析のように上位足と下位足を重ねて見ると、どちらの流れを優先するかを整理しやすくなります。
値動きの背景
土曜日は新しい材料に乏しく、相場は前日金曜に発表された米雇用統計の結果を消化する流れでした。
- 米雇用統計(10月分):11月6日(金)に発表され、非農業部門雇用者数は前月比16.5万人増と、市場予想を大きく上回りました。失業率は4.1%と前月の4.2%から低下し、平均時給は前月比+0.4%でした。雇用の強さを受けて、FRBの12月の利上げ観測が強まったとの見方が出ました。雇用統計の基本的な見方や過去の発表後の値動きは米雇用統計の見方と過去10年の値動きでまとめています。
- ドル円:金曜は3日ぶりに反発し、MT5終値ベースで158.498円と158円台半ばで週を終えました。強い雇用統計を受けたドル買いが意識されたとみられます。
- ゴールド:金曜は3日ぶりに反落したと伝えられ、MT5終値は4,070.75ドルでした。米利上げ観測の強まりとドル高が重しになったとの見方があります。
- ビットコイン:土曜日の値幅は約680ドルと、週末らしい落ち着いた値動きでした。米国の現物ビットコインETFから資金流出が続いたとの報道もあり、需給面への警戒感は残っています。
明日の注目材料
- 11/09(月) 10:30(日本時間):中国 消費者物価指数(前年比)(重要度:高、予想0.8%、前回0.9%)。同時刻には中国の生産者物価指数(前年比、予想5.3%、前回5.0%)も発表されます。週明けのアジア時間で最初の大きな指標で、株式市場や資源国通貨のムードに影響することがあります。
- 月曜は欧州のセンティックス投資家信頼感指数(予想2.1、前回2.7)や、米国のNY連銀による1年先の期待インフレ率(前回3.9%)など、中程度の指標が続きます。雇用統計を受けて利上げ観測が意識されているだけに、期待インフレの数字にも目が向きやすい状況です。
- 今週は米ハイテク株の動向や米CPIへの関心も高まっています。CPIの基本的な見方は米CPIの見方と過去10年の発表後の値動きで整理しています。
- FX・ゴールドは週末をまたいで取引が再開されるため、週明けの窓開けにも注意が必要です。
まとめ
- 11月7日(土)のビットコインは75,733.14ドルで引け、-0.21%の小幅安。値幅は約680ドルと落ち着いた一日でした。
- 金曜の米雇用統計は市場予想を大きく上回り、ドル円は158円台半ばまで反発、ゴールドは反落して週を終えました。
- ドル円は短期の見方が上向きにそろう一方、週足はまだ下降トレンドが続いています。ユーロドルは全時間足で弱気、ビットコインは短期の下降が目立ちます。
- 週明けは中国の消費者物価指数から始まり、今週は米CPIへの関心も高まっています。利上げ観測がどこまで続くかが、ドルの方向を左右しそうです。
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- 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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