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【日報】2026年9月26日:円安けん制でドル円が157円台前半へ反落、ポンド円も軟調

この記事を読むと、9月25日(金)にドル円が157円台前半まで押し戻された理由と、週足・日足・4時間足それぞれの目線、そして週明けに意識しておきたい材料がひと通りつかめます。

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

以下は2026年9月25日(金)の24時間(UTC基準の日足)の値動きです。週末の土曜朝時点で確定している直近の日足をまとめています。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY158.801158.905156.932157.294-0.95%
EUR/USD1.137291.141051.136781.13912+0.11%
GBP/JPY209.866210.010208.003208.366-0.77%
GOLD (XAU/USD)4273.934315.674254.564284.99+0.26%
BTC/USD84358.3685242.0883169.0583864.57-0.57%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

目立ったのは円の買い戻しです。ドル円は158円台後半から157円割れ目前の156.932円まで下げ、1日で約2円の値幅となりました。ポンド円も210円台から208円台前半へ下落しています。一方でユーロドルとゴールドは小幅高、BTC/USDは8万4000ドル前後で方向感の乏しい動きでした。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

資産時間足価格移動平均線ダウ理論
USD/JPY週足157.294下降バイアス下降トレンド継続
日足157.294レンジ収束(保ち合いの可能性)
4時間足157.294レンジ拡大レンジ
EUR/USD週足1.13912下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
日足1.13912下降バイアス下降トレンド継続
4時間足1.13912下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
GBP/JPY週足208.366下降バイアス下降トレンド継続
日足208.366下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
4時間足208.366下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4284.99下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
日足4284.99下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
4時間足4284.99下降トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
BTC/USD週足84069.93上昇バイアス拡大レンジ
日足84069.93上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足84069.93レンジ収束(保ち合いの可能性)

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

ドル円は、週足こそ下降寄りですが、日足・4時間足はレンジ判定で、上下どちらにも決め手を欠く形です。テクニカル面でも週足は「中立」、日足と4時間足は「売り」と評価が分かれており、時間軸によって見方が割れている状態と言えます。こうした局面では、上位足の方向を確認してから下位足でタイミングを計るマルチタイムフレーム分析の考え方が役に立ちます。

ユーロドルとポンド円は、4時間足で移動平均線がパーフェクトオーダーの下向きに並び、他の代表的な指標でも全時間足が「売り」で見方が揃っています。ただしユーロドルは日足のRSIが29.1と30を下回っており、売られ過ぎ圏での戻りには注意が要ります。

ゴールドは全時間足で下降寄りの判定ですが、ダウ理論ではいずれも「収束」で、値幅が縮まりつつある段階です。BTC/USDは日足が上昇トレンド継続、別の指標でも週足・日足が「買い」と上目線が揃う一方、4時間足は保ち合いで一服感が出ています。

値動きの背景

ドル円の下げを主導したのは、円安けん制への警戒です。報道によると、片山財務相がベッセント米財務長官と電話会談を行い、円の過小評価は問題だとの認識を確認したと伝わりました。これを受けて当局による円安是正の動きが意識され、NY時間にかけて円の買い戻しが優勢になりました。ドル円はこれで6営業日ぶりの反落となっています。

もう一つの材料が原油安と米長期金利の低下です。米国とイランの間でホルムズ海峡の再開に向けた協議が進んでいるとの見方から原油価格が下がり、それに伴って米長期金利も低下、ドル売りにつながりました。同日発表の米8月耐久財受注(速報値)は前月比0%と予想(-0.3%)を上回った一方、輸送用機器を除くベースは+0.3%と予想(+0.6%)に届かず、ドルを押し上げる材料にはなりませんでした。

ドル売りの流れはユーロドルの小幅高やゴールドの底堅さにも表れています。金利低下はゴールドにとって追い風になりやすい材料で、このあたりの関係は金トレードの基本(実質金利・ドル指数と値動きの関係)で詳しく整理しています。BTC/USDについては、米国債市場の変動の大きさを警戒する見方も出ており、8万5000ドル付近では上値の重さが目立ちました。

明日の注目材料

  • 週末はFX市場が休場です。円安けん制をめぐる続報や中東情勢の変化があれば、週明けの寄り付きで価格が飛ぶ(窓を開ける)可能性があります。
  • 週明けには日銀金融政策決定会合の議事要旨の公表が予定されています。利上げに関する議論の中身次第では、円相場の材料になりえます。
  • 米国とイランの協議の行方と原油価格の動き。原油と米長期金利の低下がどこまで続くかは、ドル全体の方向感に関わります。
  • 24時間取引のBTC/USDは週末も動きます。4時間足の保ち合いをどちらに抜けるかが一つの目安です。

まとめ

  • ドル円は円安けん制への警戒と米長期金利の低下で-0.95%と反落し、156.932円まで下落する場面がありました。
  • ドル円は時間軸によって評価が分かれ、日足・4時間足はレンジ判定。方向が定まるまでは値幅の大きさに注意が必要です。
  • ユーロドル・ポンド円は下目線で揃う一方、ユーロドルは日足RSIが30を割り込んでおり、戻りも想定しておきたいところです。
  • ゴールドは下降寄りながら値幅が収束中、BTC/USDは日足の上昇トレンドを保ちつつ短期では一服しています。

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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注意事項(本レポートについて)

  • 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
  • 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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