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【日報】2026年9月16日:FOMC控えドル円155円台に上昇、ビットコインは規制不透明感で7万5000ドル台に下落

この記事を読むと、米長期金利の上昇を背景にしたドル円の155円台乗せ、規制法案を巡る不透明感から7万5000ドル台まで値を下げたビットコインの動き、そしてユーロドル・ポンド円・ゴールドを含めた今週の目線と、17日未明に控えるFOMCの注目ポイントが3分でつかめます。

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

以下は2026年9月15日(火)の24時間の値動きです。米長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが優勢となり、ドル円は155円台前半、ポンド円も208円台後半まで値を上げました。ユーロドルはドル全面高の流れに押されほぼ横ばいで推移しています。ゴールドは17日未明に迫るFOMCを前に様子見ムードからほぼ横ばいとなった一方、ビットコインは仮想通貨関連の規制法案を巡る不透明感から一時7万4900ドル台まで下押しし、前日比-4.01%の下落となりました。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY154.288155.233154.205155.024+0.48%
EUR/USD1.154661.155141.152661.15408-0.06%
GBP/JPY208.269209.222208.24208.995+0.32%
GOLD (XAU/USD)4298.734317.344261.374294.08-0.11%
BTC/USD79104.0379104.5774954.3275920.8-4.01%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並びとダウ理論にもとづく機械的なトレンド判定は以下の通りです。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足155.133下降バイアス下降トレンド継続
日足155.133下降バイアス下降トレンド継続
4時間足155.133上昇バイアス上昇トレンド継続
EUR/USD週足1.15307下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
日足1.15307下降バイアス下降トレンド継続
4時間足1.15307下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
GBP/JPY週足208.639下降バイアス下降トレンド継続
日足208.639下降バイアス拡大レンジ
4時間足208.639レンジ上昇トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4341.04レンジ収束(保ち合いの可能性)
日足4341.04レンジ下降トレンド継続
4時間足4341.04レンジ下降トレンド継続
BTC/USD週足75977.59レンジ下降トレンド継続
日足75977.59レンジ下降トレンド継続
4時間足75977.59下降バイアス下降トレンド継続

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

ドル円は自前の判定で週足・日足がそろって下降バイアス、他の代表的な指標でも週足・日足がともに売り評価となっており、中期的な下値目線は一致しています。一方4時間足は自前の判定が上昇バイアス・上昇トレンド継続、他の代表的な指標も買い評価となっており、短期的には切り返しの動きが強まりやすい状況です。前日比+0.48%の上昇はこの短期の強さを反映した形といえます。

ユーロドルは自前の判定・他の代表的な指標のいずれも週足・日足・4時間足のすべての時間軸で下降・売り優勢の評価がそろっています。なかでも日足は移動平均系が「強い売り」まで沈み込んでおり、上値の重さが意識されやすい地合いです。

ポンド円は週足・日足で自前の判定・他の代表的な指標がともに下降・売り優勢の評価がそろっています。一方4時間足は自前の判定がレンジ〜上昇トレンド継続である一方、他の代表的な指標は売り評価となっており、時間軸によって評価が割れている状況です。

ゴールドは週足で自前の判定・他の代表的な指標のいずれも方向感に乏しいレンジ〜中立の評価がそろっています。日足はダウ理論が下降トレンド継続、他の代表的な指標も売り評価となり下値方向の見方が一致する一方、4時間足は他の代表的な指標が買い評価に転じており、時間軸によって評価が割れています。この日は前日比-0.11%とほぼ横ばいの値動きにとどまりました。

ビットコインは自前の判定・他の代表的な指標のいずれも週足・日足が方向感に乏しい中立〜レンジの評価となっており、4時間足はともに下降・売り優勢の評価がそろっています。前日比-4.01%の下落は、この上値の重い地合いと整合的な値動きです。

値動きの背景

ドル円とポンド円は、米長期金利の上昇を手掛かりにドル買いが優勢となり値を上げました。原油安を背景に株式相場が上昇する一方で債券市場は横ばいで推移しており、17日未明に迫るFOMCの政策金利発表と経済見通しの内容を見極めたいというムードが強まっています。日米の金融政策の方向性の違いが引き続き相場の軸になっており、あわせて17〜18日に予定される日銀の会合の結果次第では、この流れが変化する可能性もあります。ユーロドルはこうしたドル全面高の流れに押され、軟調な推移となりました。

ゴールドは、FOMCを目前に控えた様子見ムードから前日比-0.11%とほぼ横ばいの値動きにとどまりました。実質金利や中央銀行の金購入動向などゴールドの値動きを左右する要因については金トレードの基本ガイドで詳しく解説しています。

24時間取引が続くビットコインは、米上院で審議が予定されていたデジタル資産市場の規制を明確化する法案の採決を巡って先行き不透明感が強まったことをきっかけに売りが優勢となり、一時7万4900ドル台まで下押ししました。規制動向という思わぬ材料で値動きが大きくなりやすい資産だけに、入出金の仕組みや保管方法を事前に押さえておくことも大切です。仮想通貨入出金ガイドでは、つまずきやすいポイントと進め方をまとめています。

本日の重要経済指標

日時指標名重要度予想前回
09/16(水) 21:30US小売売上高(前月比)0.8%-0.6%
09/16(水) 21:30US輸入物価指数(前月比)0.4%-0.4%
09/16(水) 21:30US小売売上高コントロールグループ(前月比)0.4%-0.4%
09/16(水) 21:30US小売売上高(自動車除く、前月比)0.5%-0.3%
09/16(水) 21:30US輸出物価指数(前月比)0.5%-1.3%
09/16(水) 23:00USNAHB住宅市場指数3435
09/16(水) 23:00US企業在庫(前月比)0.3%0.0%
09/16(水) 23:30USEIA原油在庫変化-1.6百万バレル-0.391百万バレル
09/16(水) 23:30USEIAガソリン在庫変化-1百万バレル1.269百万バレル

重要度の高い指標としては、21:30発表の8月小売売上高が前月から回復に転じるかが焦点です。FOMCの政策金利発表を数時間後に控えるタイミングでの発表となるため、内容次第では会合結果を先取りする形で相場が反応する可能性があります。この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。

明日の注目材料

  • 17日3:00のFOMC政策金利発表(市場予想は3.75%から4.00%への引き上げ)と、同時に公表される経済見通し(SEP)の内容
  • 17日3:30のウォーシュFRB議長記者会見、記者会見での金利先行きに関する言及
  • 17日20:00発表のイングランド銀行政策金利発表(市場予想は3.75%で据え置き)
  • 17日21:30発表の米8月住宅着工件数・建設許可件数(いずれも重要度高、住宅着工は年率131万件、建設許可は年率141万件が予想)
  • 週末にかけて17〜18日に開催される日銀金融政策決定会合(市場予想は1.00%から1.25%への引き上げ)も控えており、ドル円・ポンド円への影響に注意が必要です

まとめ

  • ドル円は米長期金利の上昇を受けたドル買いで155.024円(+0.48%)まで上昇
  • ポンド円も同様の流れで208.995円(+0.32%)まで上昇、ユーロドルは1.15408ドル(-0.06%)とほぼ横ばい
  • ゴールドはFOMC待ちの様子見から4294.08ドル(-0.11%)とほぼ横ばい
  • ビットコインは規制法案を巡る不透明感から75920.80ドル(-4.01%)まで下落
  • トレンド判定ではユーロドルが全時間軸で売り優勢そろい、ドル円は4時間足で自前判定・他の代表的な指標がともに上昇/買いへ転換
  • 17日はFOMC政策金利発表・ウォーシュ議長会見が最大の注目材料、英中銀会合・米住宅指標にも要警戒

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