【日報】2026年7月24日:CPI発表控え全資産小動き、ドル円163円台後半でもみ合い
この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、明日以降に注目すべき材料が分かります
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
2026年7月24日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 163.109 | 163.982 | 162.991 | 163.788 | +0.42% |
| EUR/USD | 1.1405 | 1.14352 | 1.13635 | 1.13748 | -0.3% |
| GBP/JPY | 218.192 | 218.623 | 217.959 | 218.129 | -0.02% |
| GOLD (XAU/USD) | 4121.28 | 4141.23 | 4040.15 | 4049.42 | -1.95% |
| BTC/USD | 65919.17 | 66318.65 | 64608.46 | 65107.8 | -1.22% |
本日は資産によって値動きの方向が分かれる一日となりました。ドル円は162円99銭台から163円98銭台のレンジで推移し、終値は163.788円(前日比+0.42%)。前日23日のニューヨーク市場で163円45銭から163円99銭まで上昇した流れを引き継ぎ、164円台に迫る場面もありました。ユーロドルは1.13635〜1.14352ドルのレンジで下落し前日比-0.3%、ポンド円は218.129円と前日比-0.02%のほぼ横ばいでした。ゴールドは4,049.42ドルと前日比-1.95%の下落、ビットコインも65,107.8ドルと前日比-1.22%の下落となり、ドル円以外は軟調な一日となりました。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。
| 資産 | 時間軸 | 価格 | 移動平均トレンド | ダウ理論 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 週足 | 163.842 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 163.842 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 163.842 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| EUR/USD | 週足 | 1.138 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 1.138 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 拡大レンジ | |
| 4時間足 | 1.138 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 拡大レンジ | |
| GBP/JPY | 週足 | 218.173 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 218.173 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 218.173 | 下降バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| GOLD (XAU/USD) | 週足 | 4049.59 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 4049.59 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| 4時間足 | 4049.59 | レンジ | 上昇トレンド継続 | |
| BTC/USD | 週足 | 65151.58 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 65151.58 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 65151.58 | レンジ | 上昇トレンド継続 |
ドル円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」かつダウ理論も上昇トレンド継続で完全に一致しており、5資産の中でもっとも素直な上昇基調が出ています。ユーロドルは移動平均線が全時間軸で下降を示す一方、日足・4時間足のダウ理論は「拡大レンジ」となっており、方向感自体は下向きでもボラティリティの高まりには注意が必要です。ポンド円は週足・日足で上昇のパーフェクトオーダーとダウ理論が一致する中期的な上昇基調ながら、4時間足の移動平均線のみ「下降バイアス」に転じており、短期的な調整局面に入っている可能性があります。ゴールドは週足の下降バイアスに対し、日足はダウ理論が「収束(保ち合いの可能性)」、4時間足は「レンジ」でありながらダウ理論は「上昇トレンド継続」と、中期・短期で綱引きが続いている状態です。ビットコインは週足の下降バイアスに対し、日足・4時間足はダウ理論がそろって「上昇トレンド継続」となっており、年間を通じた軟調地合いの中での短期的な反発が意識される位置にあります。
値動きの背景
財経新聞やOANDA等の報道によると、23日のニューヨーク市場でドル円は163円45銭から163円99銭まで上昇し、24日午前7時時点では163円81〜82銭で取引されています。本日24日は8時30分に総務省から6月分の全国消費者物価指数(CPI)が発表される予定で、日銀の追加利上げ観測を左右する重要指標として市場の注目を集めています。市場予想を上回る強い結果となれば早期利上げ観測から円買いが強まりやすく、本日ドル円が163円台後半で164円台を試しきれずに小動きにとどまっているのは、この重要イベントを控えた様子見の姿勢が背景にあるとみられます。
ゴールドについては、中東情勢の緊迫化を背景とした「有事の金買い」需要から、水曜(22日)には1オンス4,150ドル前後まで上昇し7月7日以来の高値水準をつける場面がありました。本日の4,049.42ドル(-1.95%)という下落は、その上昇に対する調整とみられ、地政学リスクによる安全資産需要と、インフレ懸念を通じた金利上昇観測が金の相対的な魅力を下げる方向の両方が綱引きしている状態が続いていると考えられます。ビットコインは2026年を通じて軟調な地合いが続いており、市場観測筋によれば2025年10月につけた高値から50%を超える下落となっています。本日の-1.22%という下落は、この構造的な弱さを改めて示す動きとみられます。
明日の注目材料
- 本日8時30分発表の6月分全国消費者物価指数(CPI)の結果と、日銀の早期追加利上げ観測への影響
- 中東情勢の緊迫化の帰趨と、それに伴う原油価格・金価格への波及
- ドル円が163円台後半でのもみ合いを抜けて164円台を試すか、それとも上値の重さから反落するか
- 年間を通じて軟調なビットコインが、短期の上昇トレンド判定どおり反発の勢いを継続できるか
まとめ
- 本日はドル円163.788円(+0.42%)、ユーロドル1.13748ドル(-0.3%)、ポンド円218.129円(-0.02%)と方向感の分かれる展開
- ゴールドは4,049.42ドル(-1.95%)、ビットコインは65,107.8ドル(-1.22%)といずれも下落
- ドル円は週足・日足・4時間足のすべてで上昇のパーフェクトオーダーを維持し、5資産の中でもっとも素直な上昇基調が継続
- 本日8時30分発表の6月分全国CPIが日銀の早期利上げ観測を左右する重要イベントとして意識され、ドル円は164円台を試しきれず163円台後半でのもみ合いに
- 中東情勢の緊迫化を背景に上昇していたゴールドは-1.95%の下落、ビットコインも年間を通じた軟調地合いの中で-1.22%の下落
このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ
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