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【日報】2026年7月23日:ドル円163円台で高値もみ合い、方向感乏しい一日

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、明日以降に注目すべき材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年7月23日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY163.109163.138163.048163.095-0.01%
EUR/USD1.1411.1411.1401.141-0.00%
GBP/JPY218.192218.224218.020218.078-0.05%
GOLD (XAU/USD)4121.284137.354113.514121.34-0.21%
BTC/USD65919.1766131.4465891.0466040.80+0.19%

本日はいずれの資産も値幅が小さく、方向感の乏しい一日となりました。ドル円は163.048円から163.138円の狭いレンジで推移し、前日比-0.01%の163.095円とほぼ横ばい。前日22日のニューヨーク市場で163円台前半まで上昇し1986年以来およそ40年ぶりの高値水準をつけた流れを受け、その高値圏で一服・もみ合う展開となっています。ユーロドルは1.140〜1.141ドルでほぼ変わらず、ポンド円も218.078円と小幅安でした。ゴールドは4,121ドル台で前日比-0.21%とやや軟化した一方、ビットコインは66,040ドル台で前日比+0.19%と小幅に反発し、資産ごとにわずかな強弱が分かれる一日でした。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足163.095上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足163.095上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足163.095上昇トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
EUR/USD週足1.141下降バイアス下降トレンド継続
日足1.141下降トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足1.141下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
GBP/JPY週足218.077上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足218.077上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足218.078レンジ収束(保ち合いの可能性)
GOLD (XAU/USD)週足4121.34下降バイアス下降トレンド継続
日足4121.31レンジ収束(保ち合いの可能性)
4時間足4121.31上昇バイアス上昇トレンド継続
BTC/USD週足66040.95下降バイアス下降トレンド継続
日足66040.95上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足66040.95上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続

ドル円とポンド円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」を維持しており、中期的な上昇基調は崩れていません。ただし両者とも4時間足のダウ理論は「収束(保ち合いの可能性)」となっており、短期的には高値圏でのエネルギー溜め・調整局面に入っている点がうかがえます。ユーロドルは移動平均線がほぼ全時間軸で下降を示す一方、日足のダウ理論は「上昇トレンド継続」と逆行しており、引き続き方向感が定まりにくい状態です。ゴールドは週足で下降バイアスが残るものの、日足は「レンジ(収束)」、4時間足は「上昇バイアス・上昇トレンド継続」となっており、下落一服から反発を試す動きが意識される位置にあります。ビットコインは週足の下降バイアスに対し、日足・4時間足は上昇方向の判定が優勢で、4時間足はパーフェクトオーダーとなっており、短期的な上値追いが継続しやすい形です。

値動きの背景

外為どっとコムやみんかぶなどの報道によると、22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は163円台前半で推移し、1986年12月以来およそ39年7ヶ月ぶりとなる163.239円まで上昇する場面がありました。上昇の主因はドル買いで、イラン情勢の悪化と原油価格の上昇を背景に米国の利上げ観測が強まったことが中心とされています。トランプ大統領がレバノン大統領との会見で、イランへの攻撃をさらに強化する可能性を示唆したことが、有事の際のドル買いを加速させました。あわせて、米長期金利の指標である10年債利回りが一時4.66%前後と約2ヶ月ぶりの高水準をつけたことも、ドル買い・円売りを後押ししたとみられます。本日のドル円は前日比-0.01%とほぼ横ばいで推移しており、この急激な上昇一服後、163円台前半の高値圏で持ち高調整・様子見が優勢になっている状況がうかがえます。

ゴールドの本日の軟化(-0.21%)については、中東情勢の緊迫化を背景とした「有事の金買い」需要が下支えとなっている一方で、米長期金利の上昇により金利を生まない金の相対的な魅力が下がりやすい地合いが続いており、この綱引きの中でやや上値が重くなったとみられます。ビットコインの小幅反発(+0.19%)は、前日までのレンジ内推移からの自律反発とみられ、地政学リスクを背景としたリスク性資産への慎重姿勢自体に大きな変化は見られません。

明日の注目材料

  • 7月24日(金)発表予定の日本6月全国CPI。市場予想を上回れば日銀の早期追加利上げ観測が強まり、円買い材料として意識されやすい
  • 米国とイランを巡る軍事的緊張がさらに続く中、トランプ大統領が示唆する追加の攻撃強化の有無と地政学リスクの帰趨
  • 米10年債利回りなど長期金利の一段の上昇有無と、それに伴う年内利上げ観測の強まり方
  • 1986年以来の高値水準にあるドル円が163円台を固めて165円方向を試すか、それとも高値圏での調整が続くか

まとめ

  • 本日はドル円163.095円(-0.01%)、ユーロドル1.141ドル(-0.00%)、ポンド円218.078円(-0.05%)といずれもほぼ横ばいで推移
  • ゴールドは4,121.34ドル(-0.21%)とやや軟化、ビットコインは66,040.80ドル(+0.19%)と小幅反発
  • ドル円・ポンド円は週足・日足・4時間足で上昇のパーフェクトオーダーを維持し中期的な上昇基調は継続、ただし4時間足では両者とも調整の兆し
  • 前日22日には1986年以来約40年ぶりの高値水準となる163円台まで上昇、中東情勢の緊迫化と米利上げ観測を背景としたドル買い・円売りが主なドライバー
  • 7月24日発表の日本6月全国CPIが日銀の利上げ観測を左右する次の焦点

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