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【日報】2026年10月30日:ドル円は157円台後半で小動き、ゴールドとビットコインは下落

この記事を読むとこうなります
→ 前日(10月29日)のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 各通貨・資産の週足・日足・4時間足のトレンドが一目で分かります
→ 本日(10月30日)の日銀会合をはじめ、注目の経済指標とその日本時間が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年10月29日(木)の24時間分(UTC基準の日足)の値動きです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY157.790158.124157.598157.668-0.08%
EUR/USD1.115121.118501.110401.11767+0.23%
GBP/JPY210.258211.182209.968210.924+0.30%
GOLD (XAU/USD)4068.484068.914005.304021.36-1.13%
BTC/USD81316.1981958.0178283.0978838.84-3.03%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

ドル円は157.790円で始まり、高値158.124円と安値157.598円の間、約53銭の狭い範囲で推移して157.668円で引けました。前日比-0.08%と小動きです。ユーロドルは1.11040ドルまで下押しする場面があったものの、終値は1.11767ドル(+0.23%)と切り返しました。ポンド円も+0.30%の210.924円で取引を終えています。

一方、ゴールドは4,068.91ドルを高値に4,005.30ドルまで下げ、終値は4,021.36ドル(-1.13%)。ビットコインは81,316.19ドルで始まったあと78,283.09ドルまで約3,700ドル下落し、78,838.84ドル(-3.03%)で引けました。この日は円・ユーロ絡みの小幅な動きと、ゴールド・ビットコインの下落とが対照的な一日でした。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並びと、高値・安値の切り上げ/切り下げから方向性を判断するダウ理論をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足157.667下降バイアス下降トレンド継続
日足157.667レンジ下降トレンド継続
4時間足157.667レンジ下降トレンド継続
EUR/USD週足1.11912下降バイアス下降トレンド継続
日足1.11912下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
4時間足1.11912上昇バイアス拡大レンジ
GBP/JPY週足211.082下降バイアス下降トレンド継続
日足211.082上昇バイアス収束(保ち合いの可能性)
4時間足211.082上昇バイアス上昇トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4020.97下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
日足4020.97下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
4時間足4020.97下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
BTC/USD週足78947.94上昇バイアス上昇トレンド継続
日足78947.94下降バイアス拡大レンジ
4時間足78947.94下降トレンド(パーフェクトオーダー)拡大レンジ

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

ドル円はダウ理論が全時間足で下降トレンド継続となっており、移動平均線でも週足が下降バイアス、日足・4時間足はレンジです。別の指標で見ても週足は「中立」、日足・4時間足は「売り」で、大きく崩れてはいないものの上値の重さが意識されやすい状況です。

ユーロドルは週足・日足が下降側で揃い、他の代表的な指標でも「売り」です。ただし4時間足だけは上昇バイアスで評価も「買い」に傾いており、大きな流れは弱気、短期は戻りを試す動きという構図です。ポンド円は逆に、週足の下降バイアスに対して日足・4時間足は上昇バイアスで、テクニカル面でも「買い」〜「強い買い」と、時間軸によって評価が割れています。

ゴールドは日足・4時間足がパーフェクトオーダーの下降トレンドで、評価も各時間足で「売り」と見方が揃っています。ビットコインは週足が上昇、日足・4時間足は下降側と、こちらも時間軸で方向が分かれており、短期の下落が中期の上昇トレンドの中の調整にとどまるのか、見極めが必要な局面です。

値動きの背景

ドル円は、前日のニューヨーク時間にかけて米長期金利が低下したことが上値を抑えたとの見方が出ており、157円台後半で動意に乏しい展開でした。本日12時(日本時間)には日銀の金融政策決定会合の結果が発表される予定で、市場予想は政策金利1.25%の据え置きです。結果や会見の内容次第で円相場が動く可能性があり、前日は様子見姿勢が強かったと考えられます。日銀会合や政策金利の見方については、政策金利、FOMC・日銀会合の見方と過去の値動きで詳しくまとめています。

ユーロドルは、欧州時間に一時1.1105ドル付近まで下げたあと、下げ渋って持ち直しました。ECB総裁が深刻な二次的影響のリスクは見当たらないという趣旨の発言をしたことが意識されたとの見方もあります。本日19時(日本時間)にはユーロ圏の域内総生産(GDP)速報が控えています。

ゴールドは、ドルが失速し米金利が低下する局面でも買いが続かず、続落となりました。年内の米利上げ観測が重しになったとの見方もあります。実質金利やドルとの関係といった値動きの要因は、金トレードの基本で整理しています。ビットコインは、暗号資産全般に売りが広がり、レバレッジをかけた取引の清算が膨らんだとの見方が出る中で78,000ドル台まで下落しました。

なお、米国の夏時間は例年11月上旬に終了し、指標発表の日本時間が1時間後ろにずれます。時間の読み替えはFXの冬時間はいつからにまとめていますので、来週以降の指標確認にお役立てください。

本日の重要経済指標

日時はすべて日本時間です。

日時国指標名重要度予想前回
10/30(金) 08:30JP失業率中2.52.5
10/30(金) 08:50JP小売売上高(前年比)中3.32.7
10/30(金) 08:50JP鉱工業生産(前月比・速報)中1.3-2.4
10/30(金) 12:00JP日銀 政策金利発表高1.251.25
10/30(金) 12:00JP日銀 展望レポート中––
10/30(金) 12:00JP日銀 金融政策声明中––
10/30(金) 14:00JP住宅着工件数(前年比)中2.96.1
10/30(金) 15:30JP日銀総裁 記者会見中––
10/30(金) 16:00GBネーションワイド住宅価格(前年比)中0.60.8
10/30(金) 16:00GBネーションワイド住宅価格(前月比)中-0.1-0.2
10/30(金) 19:00EU域内総生産(GDP・前年比・速報)高1.11.2
10/30(金) 19:00EU域内総生産(GDP・前期比・速報)高0.20.6
10/30(金) 19:00EU失業率中6.46.4
10/30(金) 21:30US雇用コスト指数(前期比)中0.80.9
10/30(金) 21:30US雇用コスト:給付(前期比)中–1
10/30(金) 21:30US雇用コスト:賃金(前期比)中–0.9
10/30(金) 22:45USシカゴ購買部協会景気指数(PMI)中56.158.8

この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。特に12時の日銀会合と、19時のユーロ圏GDP速報は重要度が「高」の項目です。指標カレンダーの使い方はFX経済指標カレンダーの見方もご参照ください。

明日の注目材料

  • 10月31日(土)1:30:米連銀高官(ムサレム氏)の発言
  • 10月31日(土)10:30:中国の製造業PMI(予想50.0、前回50.1)、非製造業PMI(予想50.5、前回50.2)
  • 本日の日銀会合の結果を受けた、週末を挟んだ円相場の持ち方
  • 米国の夏時間終了に伴う、来週以降の指標発表時刻のずれ

まとめ

  • ドル円は157.668円(-0.08%)と約53銭の狭い値幅で小動き
  • ユーロドルは+0.23%、ポンド円は+0.30%と小幅に上昇
  • ゴールドは4,021.36ドル(-1.13%)、ビットコインは78,838.84ドル(-3.03%)と下落
  • トレンドはゴールドが全時間足で下降側、ポンド円・ビットコインは時間軸によって方向が分かれる
  • 本日は12時の日銀会合(予想は据え置き)と19時のユーロ圏GDP速報が最大の注目材料

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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