【日報】2026年10月28日:FOMC前夜、金とBTCが1%超の上昇
この記事を読むと、10月27日の主要5資産の値動きと、日本時間29日午前3時のFOMC結果発表、同日夜のECB理事会を前に押さえておきたい材料が、数分で把握できます。
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
以下は2026年10月27日(火)の24時間分(UTC基準の日足)の値動きです。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 157.457 | 157.953 | 157.410 | 157.907 | +0.28% |
| EUR/USD | 1.11701 | 1.11763 | 1.11214 | 1.11239 | -0.43% |
| GBP/JPY | 210.032 | 210.455 | 209.829 | 210.136 | +0.01% |
| GOLD (XAU/USD) | 4,018.48 | 4,065.71 | 3,989.12 | 4,060.08 | +1.07% |
| BTC/USD | 79,851.11 | 80,818.64 | 79,492.05 | 80,783.42 | +1.16% |
※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
上昇率が目立ったのはBTC/USD(+1.16%)とゴールド(+1.07%)で、ユーロドルは0.43%下落しました。ドル円は小幅高、ポンド円はほぼ横ばいでした。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
| 資産 | 週足 | 日足 | 4時間足 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 移動平均線:下降バイアス ダウ理論:下降トレンド継続 | 移動平均線:上昇バイアス ダウ理論:下降トレンド継続 | 移動平均線:上昇バイアス ダウ理論:上昇トレンド継続 |
| EUR/USD | 移動平均線:下降バイアス ダウ理論:下降トレンド継続 | 移動平均線:下降トレンド(パーフェクトオーダー) ダウ理論:収束(保ち合いの可能性) | 移動平均線:下降トレンド(パーフェクトオーダー) ダウ理論:下降トレンド継続 |
| GBP/JPY | 移動平均線:下降バイアス ダウ理論:下降トレンド継続 | 移動平均線:レンジ ダウ理論:上昇トレンド継続 | 移動平均線:レンジ ダウ理論:下降トレンド継続 |
| GOLD (XAU/USD) | 移動平均線:下降バイアス ダウ理論:収束(保ち合いの可能性) | 移動平均線:下降トレンド(パーフェクトオーダー) ダウ理論:下降トレンド継続 | 移動平均線:レンジ ダウ理論:上昇トレンド継続 |
| BTC/USD | 移動平均線:上昇バイアス ダウ理論:拡大レンジ | 移動平均線:下降バイアス ダウ理論:拡大レンジ | 移動平均線:レンジ ダウ理論:上昇トレンド継続 |
※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。
ユーロドルは3つの時間足すべてで下向きの評価が揃い、他の代表的な指標でも「売り」寄りの見方でした。ゴールドは週足・日足が売り評価、4時間足は中立と、時間軸によって評価が割れています。BTC/USDも週足は買い寄り、日足と4時間足は中立と、時間軸でばらつきがあります。ポンド円は各時間足とも中立の評価で、方向感の乏しい状態です。移動平均線の見方に不安がある方は移動平均線の解説もあわせてご覧ください。
値動きの背景
ドル円は157.457円で始まり、157.953円まで上げて157.907円で引けました。158円の大台を目前にした動きで、158円台では円安けん制への警戒が意識されやすいとの見方が出ていました。節目を前に上値を試しつつも、慎重な空気が残った1日と言えそうです。
ユーロドルは1.117台から1.112台へ押し戻されました。ドルが買われやすい地合いがユーロドルの重しになったとの見方もありますが、これ一つが原因とは断定できません。
ゴールドは3,989ドル台から4,065ドル台まで幅広く動き、4,060ドルで引けました。原油安が意識されたとの見方も出ています。値動きの要因を整理したい方は金トレードの基本が参考になります。
BTC/USDは79,851ドルから80,818ドルまで上昇し、80,783ドルで終えました。上昇の理由を一つに絞るのは難しく、今夜以降の金融政策イベントを前にした動きとして見ておくのが無難です。
ポンド円は+0.01%とほぼ変わらず。本日夜には英国の秋季予算案の発表が予定されており、ポンド関連の通貨は発表後に動きが出る可能性があります。
なお、米国の冬時間切り替えが近づいており、経済指標の日本時間での発表時刻が変わる時期に入ります。切り替え日や時刻の見方はFXの冬時間はいつからにまとめています。
本日の重要経済指標
| 日時(日本時間) | 国 | 指標名 | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 10/28(水) 09:00 | 中国 | 中国共産党 五中全会 | 中 | — | — |
| 10/28(水) 20:00 | 米国 | MBA住宅ローン金利(30年) | 中 | — | 7.41 |
| 10/28(水) 21:30 | 米国 | 財貿易収支(速報) | 中 | -130 | -132.1 |
| 10/28(水) 21:30 | 英国 | 英国 秋季予算案(2026年) | 高 | — | — |
| 10/28(水) 21:30 | 米国 | 小売在庫(自動車除く・前月比、速報) | 中 | — | 0 |
| 10/28(水) 21:30 | 米国 | 卸売在庫(前月比、速報) | 中 | 0.5 | 0.5 |
| 10/28(水) 23:30 | 米国 | EIAガソリン在庫変化 | 中 | -1.4 | -2.952 |
| 10/28(水) 23:30 | 米国 | EIA原油在庫変化 | 中 | 0.8 | -3.061 |
この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。特に英国の秋季予算案は重要度が高く、ポンド関連の通貨に注意が必要です。
明日の注目材料
- 10月29日(木)午前3時:FOMCの政策金利発表と声明、午前3時半からFRB議長の記者会見(カレンダー上の政策金利予想は前回と同水準)。
- 10月29日(木)午後2時:日本の消費者信頼感指数(予想35.1、前回35.4)。
- 10月29日(木)午後9時半:米国のGDP速報(前期比、予想3.2、前回2.2)、コアPCE物価指数(前月比、予想0.3、前回0.2)、個人所得・個人支出、新規失業保険申請件数。
- 10月29日(木)午後10時15分:ECBの政策金利発表(予想は前回と同水準)、午後10時45分から記者会見。
政策金利発表の見方や、過去の発表後の値動きは政策金利とFOMC・日銀会合の見方で整理しています。イベントが集中する日は、ポジションを持ち越すかどうかも含めて事前に考えておくと慌てずに済みます。
まとめ
- 10月27日はBTC/USDが+1.16%、ゴールドが+1.07%と上昇し、ユーロドルは-0.43%と下落。ドル円は157.907円で引け、158円手前の水準でした。
- ユーロドルは全時間足で下向きの評価が揃い、ゴールドとBTC/USDは時間軸によって評価が割れています。
- 29日午前3時のFOMC、夜のECB理事会、米GDP・PCEと重要イベントが続くため、発表前後の値動きには注意が必要です。
- 本日夜には英国の秋季予算案も予定されています。
このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ
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- 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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