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【日報】2026年8月14日:五資産そろって小幅高、方向感は模索続く

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 米PPI通過後の値動きの背景と、本日から週末にかけての注目材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年8月14日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY159.335159.56159.017159.449+0.05%
EUR/USD1.151921.154491.151121.15258+0.04%
GBP/JPY215.09215.174214.781215.069-0.02%
GOLD (XAU/USD)4410.434449.654343.814351.07-1.3%
BTC/USD63570.8263984.0562808.1263388.26-0.25%

本日は資産によって明暗が分かれました。ドル円は159.017円から159.560円のレンジで推移し、終値は159.449円(前日比+0.05%)とほぼ横ばい。ユーロドルも+0.04%とわずかに上昇した一方、ポンド円は-0.02%とほぼ横ばい。ゴールドは4343.81〜4449.65ドルのレンジで-1.3%と下落し、ビットコインも-0.25%と小幅安となっています。前日発表の米生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことで追加利上げ観測がやや後退し、ドルの上値が重くなった一方、日本の通貨当局による介入警戒も根強く、全体としては方向感に乏しい一日となりました。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足159.463レンジ収束(保ち合いの可能性)
日足159.463下降バイアス下降トレンド継続
4時間足159.463上昇バイアス上昇トレンド継続
EUR/USD週足1.153下降バイアス下降トレンド継続
日足1.153上昇バイアス拡大レンジ
4時間足1.153下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
GBP/JPY週足215.093上昇トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
日足215.093下降バイアス下降トレンド継続
4時間足215.093上昇バイアス収束(保ち合いの可能性)
GOLD (XAU/USD)週足4354.12下降バイアス下降トレンド継続
日足4354.12上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足4354.12レンジ拡大レンジ
BTC/USD週足63518.63下降バイアス下降トレンド継続
日足63518.63下降バイアス上昇トレンド継続
4時間足63518.63下降バイアス下降トレンド継続

ドル円は自前の判定で週足が「レンジ」、日足が「下降バイアス」、4時間足が「上昇バイアス」と時間軸によって見方が分かれています。他の代表的な指標でも週足は「買い」、日足は「売り」、4時間足は「中立」と評価が割れており、時間軸によって見方が異なる点は自前の判定と重なる形です。ユーロドルは日足・4時間足がともに上昇・買い方向で見方が近い一方、週足は自前が下降バイアス、他の指標も「中立」とやや慎重な内容にとどまっています。ポンド円は週足の移動平均線がパーフェクトオーダーで上向きに並んでおり、他の代表的な指標でも週足・4時間足は「買い」(うち移動平均系は「強い買い」)と見方がそろっています。ただしダウ理論による判定では週足・日足とも下降トレンド継続とされ、中期・長期ではやや慎重な見方も残ります。ゴールドは日足で自前・他指標とも上昇・買いの評価がそろい底堅さが目立つ一方、週足は自前が下降バイアスであるのに対し他の指標は「買い」(移動平均系は「強い買い」)と食い違いが見られます。ビットコインは週足・日足・4時間足のすべてで自前の判定が下降バイアス、他の代表的な指標もすべて「売り」(移動平均系はいずれも「強い売り」)で一致しており、下落基調が複数の指標で裏付けられる形です。

値動きの背景

前日13日には英国の4〜6月期GDP速報値が発表され、前期比+0.4%・前年比+1.2%とそれぞれ市場予想(+0.4%、+1.1%)に沿うか、やや上回る結果となりました。鉱工業生産や貿易収支はまちまちの内容だったこともあり、ポンド円への影響は限定的でした。米国では同日夜に7月の生産者物価指数(PPI)が発表され、前月比0.0%・コア指数も+0.2%と、いずれも市場予想(+0.2%、+0.3%)を下回る鈍化となりました。あわせて発表された新規失業保険申請件数も20.9万件と予想(20.2万件)をやや上回り、労働市場の底堅さにわずかに陰りが見える結果に。追加利上げ観測が後退したことでドル買いの勢いは限られ、ドル円は159円台半ばでの狭いレンジ推移にとどまりました。もっとも、日本の通貨当局による為替介入への警戒感も根強く、円売りが一方的に進む展開にはなっていません。

ユーロドルは、原油価格が1バレル90ドルを割り込むなかでリスク選好の株高が進んだことも支えとなり小幅に上昇しました。中東情勢を巡る警戒はくすぶり続けているものの、市場は落ち着いた値動きを保っています。ゴールドも同様に地政学リスクへの警戒を背景に底堅さを維持し、小幅高で推移しました。ビットコインは、大口保有者の資金移動やマイニング関連企業を巡る話題が引き続き注目されるなか、ガス代の支払いミスに関する注意喚起も話題になるなど、仮想通貨ウォレットの操作には普段以上に慎重さが求められる一日でした。値動き自体は小幅高にとどまっています。

明日の注目材料

  • 本日18時発表のユーロ圏雇用者数変動(市場予想は前年比+0.6%、前期比+0.1%)
  • 本日18時発表の中国新規人民元建て融資(市場予想4500億元、前回1兆6100億元)とユーロ圏貿易収支(市場予想−22億ユーロ)
  • 本日21時30分発表の米小売売上高(市場予想+0.1%、前回+0.2%)とコア小売売上高(市場予想+0.2%、前回−0.2%)
  • 本日22時のFRBベナブル理事の講演内容、金融政策運営を巡る発言に注目
  • 本日23時発表のミシガン大学消費者信頼感指数速報値(市場予想54.5、前回55.2)と企業在庫(市場予想+0.1%)
  • 週末はFX市場が休場となるため、週明け月曜のアジア時間の値動きにも注意が必要

まとめ

  • ドル円は159.017〜159.560円のレンジで推移し終値159.449円(+0.05%)とほぼ横ばい、ゴールドは-1.3%と下落
  • 前日の米PPI・コアPPIはともに市場予想を下回り、追加利上げ観測がやや後退
  • ゴールドは日足で移動平均トレンドと他の代表的な指標がともに「買い」で一致、底堅さが目立つ
  • ビットコインは週足・日足・4時間足のいずれも下降基調で、複数の指標の評価が一致
  • 本日夜の米小売売上高・ミシガン大学消費者信頼感指数など、消費関連の指標が続き相場を左右しそう

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