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【日報】2026年8月7日:原油高と利上げ観測でドル円158円台後半に上昇、200日線を上抜け

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 原油高と円買い介入警戒感が交錯するなかでドル円が上昇した背景と、本日夜発表の米雇用統計の注目ポイントが分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年8月7日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY158.355158.476158.318158.463+0.07%
EUR/USD1.1521.1531.1521.152-0.01%
GBP/JPY213.088213.199212.966213.152+0.02%
GOLD (XAU/USD)4239.594243.474235.824240.65-0.00%
BTC/USD64420.4964500.5664301.5164318.64-0.16%

本日のドル円は158.318円〜158.476円のレンジで推移し、終値は158.463円(前日比+0.07%)と本日取り上げる5資産の中で最も明確な動きを見せました。ユーロドルは1.152ドル(同-0.01%)でほぼ変わらず、ポンド円は213.152円(同+0.02%)と小幅高。ゴールドは4240.65ドル(同-0.00%)とほぼ横ばいで着地しています。一方、ビットコインは6万4318ドル(同-0.16%)と本日最大の下げ幅となり、大型指標発表を控えてやや上値の重い展開でした。全体としては、ドル円だけが方向感をはっきり示し、他の資産は様子見ムードが強い一日だったといえそうです。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足158.463レンジ上昇トレンド継続
日足158.463下降バイアス下降トレンド継続
4時間足158.463レンジ下降トレンド継続
EUR/USD週足1.152下降バイアス下降トレンド継続
日足1.152上昇バイアス拡大レンジ
4時間足1.152レンジ上昇トレンド継続
GBP/JPY週足213.152レンジ拡大レンジ
日足213.152下降バイアス下降トレンド継続
4時間足213.152レンジ下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4240.64下降バイアス下降トレンド継続
日足4240.64上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足4240.64上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
BTC/USD週足64317.82下降バイアス下降トレンド継続
日足64317.82レンジ下降トレンド継続
4時間足64317.82上昇バイアス上昇トレンド継続

ドル円は週足のダウ理論こそ上昇トレンド継続と判定されるものの、移動平均線は週足・4時間足ともに「レンジ」、日足は下降バイアスとなっており、中期的な方向感が定まらないまま短期は下向きの圧力も残る状態です。それでも本日158円台後半まで値を伸ばした動きは、後述する節目の水準を意識した買いが優勢だったことを示しています。ポンド円も週足がレンジ〜拡大レンジ、日足・4時間足が下降バイアスと、全体的に上値の重い展開が続いています。対照的にユーロドルは週足の下降バイアスに反して、日足は上昇バイアス、4時間足の移動平均線は上昇トレンド継続となっており、短期的な底堅さがうかがえます。ゴールドも同様に、週足の下降バイアスに対して日足・4時間足がともに上昇トレンド(4時間足はパーフェクトオーダー)となっており、短期の上昇モメンタムが続いています。ビットコインは日足がレンジ、4時間足の移動平均が上昇バイアスを示す一方、週足・日足のダウ理論はいずれも下降トレンド継続と判定されており、短期と中期で見方が分かれる展開です。

値動きの背景

本日のドル円は158円46銭近辺まで値を伸ばし、7月31日以来となる円安・ドル高水準を付けました。背景にあるのは原油価格の上昇です。イランとオマーンの間で成立したホルムズ海峡の運用に関する合意をめぐり、米国・イスラエル船籍の通過が禁止されると伝わったことを受けて同海峡の航行正常化への期待が後退し、WTI原油先物価格が上昇。インフレ再燃への警戒がドル買いを後押ししました。加えて、年内の米利上げ観測が意識されていることも相場を支え、ドル円は節目とされる200日移動平均線(158円06銭近辺)を上回って推移しています。

一方で、7月30日・31日と2営業日連続で実施された政府・日銀による円買い協調介入の記憶は市場参加者の間になお強く残っています。片山財務相が「さらなる協調介入を実施することも躊躇しない」と明言していることもあり、158円台での上値追いには自ずと慎重さがにじみます。本日21時30分発表の米7月雇用統計(21時15分にはADP雇用統計も発表予定)の結果次第では、こうした綱引きの均衡が大きく崩れる可能性もありそうです。

ユーロドル・ゴールド・ポンド円はほぼ横ばいから小幅高にとどまるなど、ドル円以外の資産は総じて方向感に乏しい値動きでした。ビットコインは6万4318ドル前後(前日比-0.16%)とやや軟調で、大型指標の発表を控えてリスク回避的な様子見姿勢がにじむ展開だったとみられます。

明日の注目材料

  • 本日21時30分発表の米7月雇用統計(21時15分のADP雇用統計含む)。6月分の非農業部門雇用者数は市場予想(10万〜11万5000人)を大きく下回る5万7000人増にとどまっており、今回の強弱次第で金融政策観測が大きく動く可能性
  • ドル円が200日移動平均線(158円06銭近辺)を上抜けた状態を維持できるか、それとも円買い介入への警戒感から押し戻されるか
  • ホルムズ海峡情勢を受けた原油高が続くか。地政学リスクの高まりはインフレ・ドル買い双方向に波及しうるため要注意
  • ゴールドの4時間足パーフェクトオーダー(上昇トレンド)が週末を挟んで維持されるか
  • 週末はFX主要通貨・ゴールドが市場休場となるため、24時間取引が続くビットコインの値動きにも注意

まとめ

  • 本日はホルムズ海峡情勢に伴う原油高と利上げ観測を背景に、ドル円が158円台後半まで上昇し200日移動平均線を上抜けた
  • 円買い介入への警戒感は根強く残るものの、本日は地政学リスク由来のドル買い圧力が優勢だった
  • ユーロドル・ゴールド・ポンド円はほぼ横ばい、ビットコインは前日比-0.16%とやや軟調で、ドル円以外は方向感の乏しい一日
  • 本日21時30分発表の米雇用統計の結果次第で、ドル円の158円台維持や介入警戒感の強弱が左右されそう
  • 週末を挟むため、月曜以降の値動きの反応にも注目

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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