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【日報】2026年8月6日:ドル円157円台で膠着、ゴールドはじり高で4250ドル台に

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 円買い介入への警戒感が続くなかでの値動きと、明日発表の米雇用統計を控えた注目材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年8月6日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY157.697157.705157.607157.668-0.02%
EUR/USD1.1551.1561.1551.155+0.02%
GBP/JPY212.360212.427212.243212.332-0.04%
GOLD (XAU/USD)4247.544254.144245.624250.10+0.08%
BTC/USD64802.9364805.9464582.2364582.23-0.35%

本日のドル円は157.607円〜157.705円という10銭に満たない極めて狭いレンジでの推移となり、終値は157.668円(前日比-0.02%)とほぼ横ばいで着地しました。ユーロドルも1.155ドル(同+0.02%)でほとんど値が動かず、ポンド円は212.332円(同-0.04%)と小幅安にとどまっています。一方、ゴールドは4250.10ドル(同+0.08%)とじりじり値を切り上げ、主要5資産の中では唯一のプラス圏。ビットコインは6万4582ドル(同-0.35%)と軟調に推移し、本日の値幅としては最も大きな下げ幅となりました。全体としては、方向感の乏しい様子見ムードの一日といえそうです。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足157.668レンジ上昇トレンド継続
日足157.668下降バイアス下降トレンド継続
4時間足157.668レンジ下降トレンド継続
EUR/USD週足1.155下降バイアス下降トレンド継続
日足1.155上昇バイアス拡大レンジ
4時間足1.155上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
GBP/JPY週足212.332レンジ拡大レンジ
日足212.332下降バイアス下降トレンド継続
4時間足212.332レンジ下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4250.10下降バイアス下降トレンド継続
日足4250.10上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足4250.10上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
BTC/USD週足64579.42下降バイアス下降トレンド継続
日足64579.42上昇バイアス下降トレンド継続
4時間足64579.42上昇バイアス拡大レンジ

ドル円は週足のダウ理論こそ上昇トレンド継続と判定されるものの、移動平均線は週足・4時間足ともに「レンジ」、日足は下降バイアスとなっており、中期の方向感が定まらないまま短期は下向きの圧力がやや優勢な状態です。ポンド円も週足がレンジ〜拡大レンジ、日足・4時間足が下降バイアスと、全体的に上値の重い展開が続いています。対照的にユーロドルは週足の下降バイアスに反して、日足は上昇バイアス、4時間足は移動平均線がパーフェクトオーダーで並ぶ上昇トレンドとなっており、短期的な切り返しの勢いが目立ちます。ゴールドも同様に、週足の下降バイアスに対して日足・4時間足がともに上昇トレンド(4時間足はパーフェクトオーダー)となっており、本日のじり高はこの短期的な上昇モメンタムを反映した動きといえそうです。ビットコインは日足・4時間足の移動平均がともに上昇バイアスを示す一方、ダウ理論では日足が下降トレンド継続、4時間足が拡大レンジと判定が割れており、明確な方向感を欠いたままの推移が続いています。

値動きの背景

ドル円が157円台の狭いレンジに収まった背景には、7月31日に財務省・日銀が米財務省と協調して実施した円買い介入への警戒感が引き続き横たわっています。片山財務相が「さらなる協調介入を実施することも躊躇しない」と明言し、米財務長官も協調姿勢を示したことを受け、市場では上値・下値の双方を試しにくい神経質な値動きが続いている模様です。8月4日時点の報道でも、ドル円が157円台後半を回復する場面はあったものの「4日連続で介入があるのか」との警戒感がくすぶっていると伝えられており、本日の膠着した値動きもこうした地合いを引き継いだものとみられます。

ゴールドは、中国・ロシアなど中央銀行による構造的な金需要の強さや地政学リスクへの警戒感が引き続き下支え材料となり、本日もわずかながら値を切り上げました。一方で米連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派的な発言が相場の重しとなる場面も見られており、上値を追う勢いは限定的です。それでも4時間足がパーフェクトオーダーで上昇トレンドを形成しつつあることから、短期的には底堅さが意識される局面といえそうです。ビットコインについては明確な材料は見当たらず、明日に控える米雇用統計を前にリスク資産全般でやや様子見姿勢が強まったことが、緩やかな下落につながった可能性があります。

明日の注目材料

  • 8月7日(金)21時30分発表予定の米雇用統計(非農業部門雇用者数・失業率)。前回6月分は市場予想を大きく下回る5万7000人増にとどまっており、弱含みが続くようだと利下げ観測が強まりやすい
  • 政府・日銀による追加の円買い介入への警戒感が続くなか、ドル円が157円台のレンジを維持するか、あるいは上下いずれかに仕掛けが入るか
  • ゴールドの短期的な上昇モメンタム(4時間足パーフェクトオーダー)が持続するか、それとも週足の下降バイアスに押し戻されるか
  • ビットコインが6万4500ドル前後の水準で下げ止まり、戻りを試せるかどうか

まとめ

  • 本日はドル円・ユーロドルがほぼ横ばい、ポンド円が小幅安、ゴールドが小幅高、ビットコインが本日最大の下げ幅(-0.35%)と、方向感の乏しい様子見ムードの一日
  • 7月31日の日米協調介入を受けた円買い介入警戒感が根強く、ドル円は157円台の狭いレンジでの膠着が継続
  • ゴールドは中央銀行需要と地政学リスクを背景に短期の上昇モメンタムが強まりつつあり、4時間足はパーフェクトオーダーで上昇トレンドを形成
  • ビットコインは明確な材料に乏しく、明日の米雇用統計を前にした様子見から緩やかな下落となった
  • 明日は米雇用統計の結果と、それを受けたドル円・ゴールドの反応が最大の注目点

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