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【日報】2026年7月28日:FOMC控えドル円は小動き、ビットコインは64,000ドル割れ

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、明日以降に注目すべき材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年7月28日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY163.640163.744163.593163.741+0.03%
EUR/USD1.13601.13701.13601.1370+0.02%
GBP/JPY217.516217.660217.478217.590+0.01%
GOLD (XAU/USD)4080.044082.164070.994074.00-0.06%
BTC/USD64932.3764932.3963706.3863706.38-1.87%

ドル円は163.593円から163.744円の狭いレンジで推移し、終値は163.741円(前日比+0.03%)とほぼ横ばいでした。ユーロドル、ポンド円もそれぞれ+0.02%、+0.01%とごく小幅な値動きにとどまり、主要通貨ペアは総じて方向感の乏しい一日となりました。一方でゴールドは4070.99ドルまで軟化し、終値4074.00ドル(前日比-0.06%)とわずかに値を下げています。対照的に値動きが目立ったのがビットコインで、64,932.39ドルから63,706.38ドルまで下落し、終値も安値圏の63,706.38ドル(前日比-1.87%)となり、64,000ドルの節目を割り込みました。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足163.741上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足163.741上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足163.741上昇トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
EUR/USD週足1.137下降バイアス下降トレンド継続
日足1.137下降トレンド(パーフェクトオーダー)拡大レンジ
4時間足1.137下降トレンド(パーフェクトオーダー)拡大レンジ
GBP/JPY週足217.59上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足217.59上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足217.59下降バイアス下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4074.00下降バイアス下降トレンド継続
日足4074.00下降トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
4時間足4074.00レンジ収束(保ち合いの可能性)
BTC/USD週足63689.05下降バイアス下降トレンド継続
日足63689.05レンジ上昇トレンド継続
4時間足63689.05下降バイアス拡大レンジ

ドル円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」となっており、中期的な上昇基調は崩れていません。ただし4時間足のダウ理論は「収束(保ち合いの可能性)」で、短期的には値固めの段階に入っています。ポンド円も週足・日足は上昇のパーフェクトオーダーを維持する一方、4時間足は「下降バイアス」+「下降トレンド継続」に転じており、短期の勢いはやや弱含んでいる格好です。ユーロドルは全時間軸で下降基調が続き、日足・4時間足のダウ理論はいずれも「拡大レンジ」で値幅を伴った下押しが続いています。ゴールドは週足の下降バイアスに対し、日足・4時間足は「収束(保ち合いの可能性)」となっており、下落一服から方向感を探る展開です。ビットコインは週足が下降バイアス、日足がレンジ、4時間足は「下降バイアス」+「拡大レンジ」と、短期的な下押し圧力が強まっているのが読み取れます。

値動きの背景

前日27日のニューヨーク市場でドル円は163円60銭まで下落する場面があったものの、米・イランの攻撃一時停止を受けた原油価格の下落や、米6月耐久財受注の予想下振れ、良好な2年債入札結果による長期金利低下でいったんドル売りが優勢になりました。その後は5年債入札が低調だったことに加え、年内利上げ観測が根強く残っていることからドル買いが戻り、163円80銭台まで持ち直して引けています。本日はその流れを引き継ぐ形で163円台後半での小動きとなり、7月28〜29日に開催される米FOMCの結果を見極めたいとの姿勢から、方向感の乏しい展開になったとみられます。

ビットコインの下落については、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数がAI関連の設備投資増加への懸念から軟調に推移し、リスク資産全般に売り圧力がかかったことが背景にあります。ビットコイン現物ETFは2026年上半期に54億ドルの資金流出となり、ETF開始以来初の半期マイナスを記録しました。直近3週間は資金流入に転じていたものの、FOMCを翌日に控えた様子見ムードの中で利益確定売りが出やすい地合いとなり、64,000ドルの節目を割り込む下落につながったとみられます。ゴールドについても、イラン情勢の緊張緩和で地政学リスクプレミアムがやや後退し、FOMC結果待ちで積極的な買いが手控えられたことが小幅な下落につながった可能性があります。

明日の注目材料

  • 7月28〜29日:米FOMC(2日目の29日に政策金利発表とウォーシュFRB議長記者会見)
  • 7月30〜31日:日銀金融政策決定会合、日銀展望レポート、植田総裁記者会見
  • ドル円163円台後半〜164円接近に伴う為替介入への警戒
  • ビットコイン64,000ドル割れ後の下値サポートとETF資金フローの動向
  • 中東情勢(イラン・米国間の緊張推移)と原油価格の動向

まとめ

  • ドル円・ユーロドル・ポンド円は前日比±0.1%未満の小動きで、FOMCの結果待ちの様子見ムードが強い一日
  • ゴールドは4070.99ドルまで軟化し前日比-0.06%、ビットコインは64,000ドルを割り込み前日比-1.87%と下げが目立つ
  • ドル円・ポンド円は上昇のパーフェクトオーダーを維持しつつも4時間足では短期の勢いが緩む兆し
  • ビットコインはナスダック軟調とETF資金動向を背景に短期的な下押し圧力が強まっている
  • 7月28〜29日の米FOMC、7月30〜31日の日銀会合という重要イベントを控え、ドル円164円接近による介入警戒も継続

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