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【日報】2026年8月4日:ドル円は157円台で下げ渋り、円買い介入警戒が上値を押える

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 円買い介入への警戒感が相場に与えている影響と、明日の注目材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年8月4日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY157.131157.407157.080157.337+0.13%
EUR/USD1.1511.1511.1501.151+0.03%
GBP/JPY211.014211.403210.953211.304+0.11%
GOLD (XAU/USD)4051.344054.774049.154052.66-0.06%
BTC/USD63757.8663767.9063363.4163573.12-0.31%

本日のドル円は157円台前半でのもみ合いとなり、始値157.131円から高値157.407円、安値157.080円のレンジを経て、終値は157.337円(前日比+0.13%)とわずかに値を切り上げました。ユーロドルはほぼ横ばいの1.151ドル(同+0.03%)、ポンド円は211.304円(同+0.11%)と小幅高で推移しています。一方、ゴールドは4052.66ドル(同-0.06%)、ビットコインは6万3573ドル(同-0.31%)とそれぞれわずかに値を下げており、主要5資産の値幅はいずれも1%未満にとどまる、方向感の乏しい一日となりました。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足157.329レンジ上昇トレンド継続
日足157.329下降バイアス下降トレンド継続
4時間足157.329下降バイアス下降トレンド継続
EUR/USD週足1.151下降バイアス下降トレンド継続
日足1.151上昇バイアス拡大レンジ
4時間足1.151上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
GBP/JPY週足211.297レンジ拡大レンジ
日足211.297下降バイアス下降トレンド継続
4時間足211.297下降バイアス下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4052.66下降バイアス下降トレンド継続
日足4052.66下降トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
4時間足4052.66下降バイアス下降トレンド継続
BTC/USD週足63572.24下降バイアス下降トレンド継続
日足63572.24レンジ下降トレンド継続
4時間足63572.24レンジ拡大レンジ

ドル円は週足が移動平均線「レンジ」ながらダウ理論では上昇トレンド継続と判定される一方、日足・4時間足はともに下降バイアス+下降トレンド継続となっており、中期の上昇基調に対して短期では調整色が強い状態です。ポンド円は週足が移動平均「レンジ」・ダウ理論「拡大レンジ」と方向感に乏しく、日足・4時間足はいずれも下降バイアスで、短期的にはやや弱含みの展開となっています。ユーロドルは週足の下降バイアスに対し日足・4時間足は上昇バイアス(4時間足はパーフェクトオーダー)となっており、短期的には切り返しの動きが優勢です。ゴールドは日足がパーフェクトオーダーで下降トレンドを形成しつつもダウ理論では収束・保ち合いの可能性が示唆されており、下値を探る動きが一服しつつある局面と見られます。ビットコインは週足の下降バイアスに対し、日足・4時間足はいずれも「レンジ」判定で、明確な方向感を欠いたまま推移しています。

値動きの背景

相場の背景には、財務省・日銀が7月31日に米財務省と協調して実施した円買い介入があります。片山財務相は介入の実施を認めたうえで「さらなる協調介入を実施することも躊躇しない」と明言し、米財務長官も協調姿勢を示したことで、ドル円には上値の重い展開が続いています。市場では4月30日以降の介入で付けた安値155円台前半が意識されており、155円を割り込むようだと介入の持続的な効果が意識されやすいとの見方も出ています。本日のドル円は157円台で下げ渋る形となりましたが、こうした介入警戒感が根強く残るなかでの値動きといえそうです。

一方、中東情勢の緊張がやや和らいだとの報道を受けて欧米株式市場が底堅く推移し、質への逃避姿勢がやや後退したことも一因となり、ゴールドはわずかながら値を下げる展開となりました。ビットコインもリスク選好が一服するなかでマイナス圏での推移となっており、主要資産全体として明確な方向感が出にくい相場つきとなっています。

明日の注目材料

  • 政府・日銀による追加の円買い介入への警戒感(155円台前半の節目を試す動きが出るか)
  • 中東情勢の緊張緩和が続くかどうかと、それに伴う株式市場・安全資産需要の動向
  • 8月7日(金)発表予定の米雇用統計に向けた地合いの確認
  • ゴールド・ビットコインが下値を探る動きから戻りを試せるかどうか

まとめ

  • 本日はドル円・ユーロドル・ポンド円が小幅高、ゴールド・ビットコインは小幅安と、主要5資産の値幅はいずれも1%未満の小動き
  • 7月31日の日米協調介入を受けた円買い介入警戒感が根強く、ドル円は157円台での下げ渋りにとどまる
  • 中東情勢の緊張緩和を背景に欧米株が底堅く推移し、ゴールド・ビットコインへの逃避需要はやや後退
  • トレンドはドル円・ポンド円が中期レンジ〜上昇・短期下降バイアス、ユーロドルは短期上昇バイアス、ゴールドは下降トレンドの収束局面、ビットコインは方向感に乏しいレンジ
  • 明日以降は155円台前半の節目を巡る攻防と、週末の米雇用統計に向けた地合いが焦点

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