fx-happiness.com

【日報】2026年8月20日:ビットコイン急伸で6万9000ドル台、米国債買い戻し観測でドル円は158円台に下落

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 米国債買い戻し観測とビットコインの規制期待を背景にした値動きの理由と、明日以降の注目材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年8月20日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY159.570159.617158.040158.107-0.91%
EUR/USD1.157321.167871.156971.16778+0.91%
GBP/JPY215.882216.046214.827215.181-0.37%
GOLD (XAU/USD)4334.444524.234324.624522.92+4.35%
BTC/USD64570.6369575.7764144.1569126.70+7.03%

本日は資産間で明暗がはっきりと分かれる一日となりました。米財務省が長期国債の買い入れ消却(バイバック)の上限を引き上げると発表したことを受けて超長期金利が急低下し、ドルは全面安の展開に。ドル円は159円57銭から一時158円04銭まで売られ、終値は158.107円(前日比-0.91%)と158円台に沈みました。逆にユーロドルは1.1678ドル台まで上値を伸ばし、6月1日以来の高値を付ける場面もありました(前日比+0.91%)。ポンド円もドル円につられる形で215円18銭まで軟化しています(同-0.37%)。一方でゴールドは債券相場の乱高下を背景とした質への逃避需要から大きく買われ、前日比+4.35%の4522.92ドルまで急伸。ビットコインに至っては一時6万9575ドル台まで買われ、前日比+7.03%と主要5資産の中で突出した上昇となりました。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足158.191レンジ収束(保ち合いの可能性)
日足158.191下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
4時間足158.191下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
EUR/USD週足1.167上昇バイアス下降トレンド継続
日足1.167上昇バイアス拡大レンジ
4時間足1.167上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
GBP/JPY週足215.191上昇トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
日足215.191レンジ下降トレンド継続
4時間足215.191下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
GOLD (XAU/USD)週足4518.78上昇バイアス下降トレンド継続
日足4518.78上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足4518.78上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
BTC/USD週足69262.37レンジ下降トレンド継続
日足69262.37上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足69261.56上昇バイアス上昇トレンド継続

ドル円は週足・日足・4時間足のすべてでダウ理論が「収束(保ち合いの可能性)」を示しており、他の代表的な指標でも日足・4時間足は売り優勢の評価が並ぶなど、下向きの見方でおおむね揃っています。対照的にゴールドとビットコインは日足・4時間足で上昇方向の見方が重なり、他の代表的な指標でも買い優勢の評価が続いており、本日の急伸を裏付ける形です。一方でユーロドルは4時間足がパーフェクトオーダー・上昇トレンド継続で足並みが揃う半面、週足だけは移動平均が上昇バイアスにもかかわらずダウ理論では下降トレンド継続の判定が残っており、時間軸によって評価が割れている状態です。ポンド円も週足の上昇トレンド(パーフェクトオーダー)とダウ理論の下降トレンド継続が併存しており、中期の底堅さと短期の重さが同居する展開が続いています。

値動きの背景

本日の値動きの中心は、米財務省が長期国債の買い入れ消却(バイバック)の上限を大幅に引き上げると発表したことです。このところ上昇が鮮明だった超長期金利を押し下げる狙いとみられ、これを受けて米国債利回りが急低下、ドルは全面安となりました。ただしバイバックはあくまで「対症療法」であり、これまで米債利回りを押し上げてきたイラン情勢に伴うエネルギー価格の上昇や財政拡張への不透明感そのものを解消するものではないとの見方も出ています。中東ではトランプ大統領が核合意に至るまで対イランの圧力を継続する姿勢を崩しておらず、米・イラン間の交渉に進展は見られません。こうした緊張の高まりを受けて債券・株式相場が乱高下する中、質への逃避先としてゴールドに買いが集まりました。ビットコインについては、ホワイトハウスでトランプ大統領と暗号資産業界幹部との会談が予定されており、規制面での前進期待から買いが加速。一時7%を超える上昇となり、3月以来最大の上げ幅を記録しています。急な値動きが続く局面では、仮想通貨での入出金の手順や注意点も事前に押さえておくと安心です。

明日の注目材料

  • 日本の貿易収支・輸出入(本日朝発表予定、貿易収支は前回の406.9億円の赤字からさらに赤字幅が拡大すると予想されている)
  • 米新規失業保険申請件数(予想21.0万件・前回20.9万件)、フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想25・前回41.4)
  • 日本の消費者物価指数(CPI、21日発表予定。コア指数は前回1.6%からの伸び加速が予想されている)
  • 英小売売上高、日米欧のS&Pグローバル購買担当者景気指数(PMI)速報値(いずれも21日発表予定)
  • 米国債利回りの動向とバイバック観測の継続性(ドルの方向性を左右する材料として注目)
  • 中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の動向

まとめ

  • 米財務省の国債買い戻し(バイバック)拡大観測を受けてドル全面安、ドル円は158円台に下落しユーロドルは6月以来の高値を付けた
  • ゴールドは債券相場の乱高下による質への逃避需要で+4.35%の急伸、ビットコインはトランプ氏と暗号資産業界幹部の会談期待で+7.03%と主要5資産で最大の上昇
  • トレンドは資産ごとに時間軸で評価が割れており、ドル円は下向きで足並みが揃う一方、ゴールド・ビットコインは短中期とも買い優勢
  • 本日朝発表の日本の貿易収支や米新規失業保険申請件数など、経済指標の結果に注目
  • 中東情勢の緊迫化と米国債利回りの動向が、引き続きドルの方向性を左右するカギ

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

相場の方向性を掴んだら、次は取引環境を整えることが大切です。当サイトでは、低資金・安全性を重視したブローカー選びやキャッシュバックの活用法を余すことなく解説しています。

注意事項(本レポートについて)

  • 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
  • 特定の金融商品の売買や、特定の時期での売買を推奨・勧誘するものではありません。
  • 過去のトレンド分析や値動きの傾向は、将来の相場の動きを保証するものではありません。相場は経済指標・要人発言・地政学リスクなど様々な要因で急変する可能性があります。
  • 記載内容の正確性・完全性について万全を期しておりますが、これを保証するものではありません。内容は予告なく変更される場合があります。
  • 投資に関する最終的な決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。本レポートの内容を利用したことにより生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
  • FXを含む金融商品の取引には元本を上回る損失が生じるリスクがあります。取引を行う際は、各社の契約締結前交付書面等を必ずご確認ください。

最初のコメントをしよう

必須