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【日報】2026年7月21日:ドル円162円台半ばでもみ合い、ゴールド・ビットコインは軟調

この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、明日以降に注目すべき材料が分かります

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

2026年7月21日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY162.447162.504162.389162.498+0.02%
EUR/USD1.1411.1421.1411.141+0.02%
GBP/JPY218.168218.222218.086218.177-0.02%
GOLD (XAU/USD)4010.054011.223999.804000.83-0.17%
BTC/USD65353.8265432.6665078.2665124.96-0.34%

本日はいずれの資産も値幅の小さい小動きに終始しました。ドル円は162.39円から162.50円のレンジ内で推移し、前日比ほぼ横ばいの162.498円で終値。ユーロドルも1.141ドル近辺で方向感に乏しい展開でした。一方でゴールドは4,011ドル台の高値から4,000ドル台まで上値を切り下げ前日比-0.17%、ビットコインも65,353ドルで始まり65,124ドルまで軟化し前日比-0.34%と、リスク性資産・実物資産ともにやや上値の重い一日となりました。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足162.498上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足162.498上昇トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
4時間足162.498上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
EUR/USD週足1.141下降バイアス下降トレンド継続
日足1.141レンジ上昇トレンド継続
4時間足1.141下降バイアス下降トレンド継続
GBP/JPY週足218.177上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
日足218.177上昇トレンド(パーフェクトオーダー)上昇トレンド継続
4時間足218.177レンジ収束(保ち合いの可能性)
GOLD (XAU/USD)週足4000.79下降バイアス下降トレンド継続
日足4000.79下降トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
4時間足4000.79下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
BTC/USD週足65127.68下降バイアス下降トレンド継続
日足65127.68上昇バイアス上昇トレンド継続
4時間足65127.68上昇トレンド(パーフェクトオーダー)拡大レンジ

ドル円とポンド円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」を維持しており、上昇基調が継続しています。ただし両通貨ペアともダウ理論の判定は日足・4時間足で「収束(保ち合いの可能性)」に転じており、トレンドの勢い自体はやや一服している様子がうかがえます。ゴールドは反対に日足・4時間足で下降のパーフェクトオーダーが継続し、下降トレンドが優勢です。ビットコインは時間軸によって判定が分かれており、週足では下降バイアスが残る一方、日足は上昇バイアス、4時間足は上昇のパーフェクトオーダーかつ「拡大レンジ」となっており、短期的な値動きの荒さが増している点に注意が必要です。

値動きの背景

外為どっとコムなどの報道によると、本日のドル円は162円台半ばで方向感の乏しいレンジ相場となりました(予想レンジは161円80銭〜163円00銭程度)。中東情勢の緊迫化を背景にドル買いが先行したものの、その後イラン高官が仲介国による10日間の攻撃停止提案について発言したことで地政学リスクが一時的に和らぎました。しかし、イエメンのフーシ派がサウジアラビアへの海上封鎖を即時発効すると宣言したことで再びドル買いが強まったほか、米ミシガン大学消費者信頼感指数の速報値が5カ月ぶりの高水準となりインフレ期待の高止まりが確認されたこと、原油先物価格の上昇も相場に影響しました。加えて本日は「骨太の方針2026」の閣議決定を控えており、内容次第では日銀の金融政策運営の独立性への見方を通じてドル円が振れる場面もありそうです。

ゴールドの下落については、野村證券など複数の市場解説で、米国とイランの攻撃激化を受けた原油価格の上昇がインフレ懸念とFRBの利上げ観測(市場は次回会合での利上げ確率を50%超と織り込みつつあるとの報道もあります)を強め、金利を生まない金の相対的な魅力が低下したことが指摘されています。これに利益確定売りが重なったことも、本日の上値の重さにつながったとみられます。一方ビットコインは、17日に一時63,000ドル台を割り込んだ後に下げ止まり、米国とイランの協議再開期待を背景に週明けにかけて6万4,000ドル台で持ち直し、21日未明には6万5,000ドル台を回復する場面もありました。本日のOHLCベースでは前日比-0.34%とやや軟化していますが、大きな流れとしては切り返し局面にあると言えそうです。

明日の注目材料

  • 「骨太の方針2026」の閣議決定内容と、日銀の金融政策運営の独立性に関する記述が今後の円相場の見方にどう影響するか
  • 米国とイランを巡る情勢の続報:協議再開への期待と、攻撃激化・海上封鎖といった地政学リスクの綱引きの行方
  • 原油価格の動向とインフレ思惑、FRBの利上げ観測の変化
  • ゴールドが上値の重さから調整一巡に向かうか、ビットコインが6万5,000ドル台回復の流れを維持できるか

まとめ

  • 本日はドル円162.498円、ユーロドル1.141ドル、ポンド円218.177円といずれも前日比ほぼ横ばいの小動き
  • ゴールドは4,000.83ドル(前日比-0.17%)、ビットコインは65,124.96ドル(前日比-0.34%)とやや軟調に推移
  • ドル円・ポンド円は週足・日足・4時間足で上昇のパーフェクトオーダーを維持するも、ダウ理論は保ち合いを示唆
  • 中東情勢の緊迫化と地政学リスクの綱引きがドル買い・金への逃避需要のバランスを左右し、「骨太の方針2026」の閣議決定も本日の焦点に
  • ビットコインは週明けにかけて6万5,000ドル台を回復する場面もあり、直近安値からの切り返し局面が続くかが今後の焦点

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