【日報】2026年7月19日:ドル円162円台で小動き、中東緊迫でゴールドが反発
この記事を読むとこうなります
→ 本日のドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、明日以降に注目すべき材料が分かります
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
2026年7月19日の主要5資産のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 162.126 | 162.541 | 161.977 | 162.353 | +0.13% |
| EUR/USD | 1.14621 | 1.14759 | 1.14308 | 1.14395 | -0.17% |
| GBP/JPY | 219.381 | 219.538 | 218.668 | 218.839 | -0.33% |
| GOLD (XAU/USD) | 4061.41 | 4066.12 | 3969.3 | 3976.46 | -2.07% |
| BTC/USD | 64102.99 | 64726.91 | 63869.94 | 64684.03 | +0.89% |
ドル円は162.126円で始まり162.353円で終了、前日比+0.13%とわずかに上昇しました。5資産の中ではゴールドが前日比-2.07%と最も大きく下落した一方、ビットコインは+0.89%としっかりとした上昇を見せ、ユーロドル・ポンド円はそれぞれ小幅なマイナスにとどまりました。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。
| 資産 | 時間軸 | 価格 | 移動平均トレンド | ダウ理論 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 週足 | 162.368 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 162.368 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| 4時間足 | 162.368 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| EUR/USD | 週足 | 1.144 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 1.144 | レンジ | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 1.144 | レンジ | 上昇トレンド継続 | |
| GBP/JPY | 週足 | 218.5 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 218.5 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 218.5 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| GOLD (XAU/USD) | 週足 | 4015.85 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 4015.85 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| 4時間足 | 4015.85 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 下降トレンド継続 | |
| BTC/USD | 週足 | 64790.0 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 64790.0 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 64790.48 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) |
ドル円とポンド円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」を形成しており、上昇基調が継続しています。一方でゴールドは日足・4時間足では下降のパーフェクトオーダーとなっており、本日の下落も下降トレンドに沿った動きとみられます。ビットコインは時間軸によってトレンド判定が分かれており、方向感を欠く展開が続いています。
値動きの背景
ドル円は162円台半ばでの膠着した値動きが続いています。円は約40年ぶりの安値圏で推移しており、本邦通貨当局による明確な下支え策が見られないことから、市場では緩やかな円安地合いが意識されています。米国とイランの軍事衝突が6日連続で続くなど中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が上昇し、日本のエネルギー輸入コスト増への懸念も円の重荷となっています。もっとも、市場の関心は7月後半に予定されるFOMCおよび日銀金融政策決定会合に移りつつあり、日本政府が7月中にも取りまとめる「骨太の方針」で日銀の追加利上げをけん制する方針であることも材料視されています。
みんかぶの報道によれば、ポンドは英国の次期首相就任が確実視されるバーナム氏が、次期財務相にマフムード内相を指名すると伝えられたことを好感し、堅調に推移しています。財政拡大が懸念されていたミリバンド氏に比べ、右派・中道寄りのマフムード氏は財政規律をより厳格に順守するとの期待が広がっており、ポンド円は219円台半ばで推移、220円方向を試す動きが意識されています。
ゴールドは、4,061ドル台で始まった後に3,969ドル台まで下落する場面があり、終値は3,976.46ドル(前日比-2.07%)と本日は下落しました。原油高を背景とした利上げ観測の強まりがゴールドの投資妙味を削ぐ要因となったとみられ、方向感を見極める必要がある局面です。
ビットコインは明確な材料に乏しく、64,700ドル台での値固めが続いています。デリバティブ市場では、月末のFOMCまでに72,000ドルへ上昇するとの強気なオプション取引が観測されているとコインデスクが報じており、短期的な方向感を左右する材料として注目されます。
明日の注目材料
- 7月後半に予定されるFOMC・日銀金融政策決定会合を見据えた思惑、日本政府「骨太の方針」における日銀けん制の内容
- 米国とイランの軍事衝突の行方と原油価格の動向、「有事のドル買い」「有事の金買い」の継続性
- 英国次期首相バーナム氏の組閣(マフムード氏の財務相指名など)の進展とポンドの底堅さの持続性
- 本邦通貨当局による為替介入への警戒感の高まり
まとめ
- ドル円は162円台半ばで小動き、週足・日足・4時間足すべてで上昇のパーフェクトオーダーを継続
- ポンド円はバーナム新政権への期待から堅調に推移、220円方向を試す動き
- ゴールドは前日比-2.07%と下落、日足・4時間足の下降トレンドに沿った動き
- ビットコインは64,700ドル台で値固め、FOMCに向けた方向感待ちの展開
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- 過去のトレンド分析や値動きの傾向は、将来の相場の動きを保証するものではありません。相場は経済指標・要人発言・地政学リスクなど様々な要因で急変する可能性があります。
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