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【日報】2026年9月11日:原油高と米長期金利上昇でドル買い優勢、ゴールドは反落

この記事を読むと、原油高を背景にした米長期金利の上昇とドル買いの動き、前日の急伸から反落したゴールドの値動き、そしてドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインを含めた今週の目線が3分でつかめます。

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

以下は2026年9月10日(木)の24時間の値動きです。米国とイランの緊張激化を受けた原油価格の急伸と、市場予想を上回る米生産者物価指数(PPI)の加速を背景に米長期金利が上昇し、日米金利差を意識したドル買いが優勢となりました。ドル円・ポンド円は上昇した一方、ゴールドは前日の急伸からの利益確定売りに押されて反落しています。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY153.479154.665153.278154.382+0.59%
EUR/USD1.163081.164131.159171.16109-0.18%
GBP/JPY207.885208.879207.758208.636+0.35%
GOLD (XAU/USD)4404.114434.664313.754316.56-1.93%
BTC/USD78310.6878545.3776672.6977254.36-1.32%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並びとダウ理論にもとづく機械的なトレンド判定は以下の通りです。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足154.389下降バイアス下降トレンド継続
日足154.389下降バイアス拡大レンジ
4時間足154.389レンジ上昇トレンド継続
EUR/USD週足1.16096レンジ下降トレンド継続
日足1.16096レンジ収束(保ち合いの可能性)
4時間足1.16096下降バイアス下降トレンド継続
GBP/JPY週足208.595下降バイアス下降トレンド継続
日足208.595下降バイアス拡大レンジ
4時間足208.595レンジ収束(保ち合いの可能性)
GOLD (XAU/USD)週足4318.24下降バイアス収束(保ち合いの可能性)
日足4318.24レンジ収束(保ち合いの可能性)
4時間足4318.24下降バイアス下降トレンド継続
BTC/USD週足76829.02レンジ下降トレンド継続
日足76829.02レンジ上昇トレンド継続
4時間足76829.02下降バイアス下降トレンド継続

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

ドル円は自前の判定でも週足・日足がそろって下降バイアスですが、4時間足はダウ理論で「上昇トレンド継続」に転じており、短期的な切り返しの動きもみられます。他の代表的な指標では週足・日足・4時間足のすべてで売り優勢の評価がそろっており、中期的な下値模索の流れそのものは崩れていません。

ユーロドルは自前の判定で週足・日足がレンジ、4時間足は下降バイアスに転じ、ダウ理論も下降・保ち合いの判定が並んでいます。他の代表的な指標では週足・日足は買い優勢が残る一方、4時間足は売りに転じており、短期と中長期で評価が割れる展開です。

ポンド円は自前の判定・他の代表的な指標のいずれも週足・日足で売り優勢の評価がそろっています。4時間足は自前の判定では方向感に乏しいレンジですが、他の代表的な指標では引き続き売り優勢となっており、上値の重さが意識されやすい状況です。

ゴールドは自前の判定・他の代表的な指標のいずれも日足・4時間足で下降・売り優勢の評価がそろっており、前日比-1.93%の下落と整合的です。週足はどちらの指標も中立に近く、方向感を探る展開が続いています。

ビットコインは自前の判定・他の代表的な指標のいずれも週足・日足は方向感に乏しい中立圏、4時間足は下降・売り優勢の評価がそろっており、短期的な重さが意識される展開です。前日比-1.32%の下落もこれと整合的です。

値動きの背景

ドル円は米国とイランの緊張激化を受けた原油価格の続伸に加え、市場予想を上回る米8月生産者物価指数(PPI)の加速を受けて米長期金利が上昇し、日米金利差を意識したドル買いが強まったことで154円台まで値を上げました。ポンド円もドル円と連動する形で上昇しています。一方でユーロドルはドル全面高の流れに押され、小幅ながら軟調な推移となりました。

ゴールドは中東情勢の緊迫化が続くなかでも、米長期金利の上昇を受けた実質金利の上振れが重荷となり、前日の急伸分から利益確定売りが優勢となって反落しました。実質金利や中央銀行の金購入動向などゴールドの値動きを左右する要因については金トレードの基本ガイドで詳しく解説しています。ビットコインも金利上昇を意識したリスク資産全般の重さから続落し、方向感に乏しい推移となりました。

本日の重要経済指標

日時指標名重要度予想前回
09/11(金) 15:00GBGDP(3か月平均)0.3%0.4%
09/11(金) 15:00GB製造業生産高(前月比)0.2%-0.5%
09/11(金) 15:00GB鉱工業生産高(前月比)-0.2%-0.2%
09/11(金) 15:00GB貿易収支(財)-223億ポンド-230.1億ポンド
09/11(金) 15:00GBGDP(前月比)0.0%0.3%
09/11(金) 15:00GB貿易収支(財、対EU域外)-104.5億ポンド
09/11(金) 21:30USコア消費者物価指数(前月比)0.2%0.2%
09/11(金) 21:30USコア消費者物価指数(前年比)2.4%2.5%
09/11(金) 21:30US消費者物価指数(前年比)3.4%3.4%
09/11(金) 21:30US消費者物価指数(季節調整済み)332.81
09/11(金) 21:30US消費者物価指数334.85333.92
09/11(金) 21:30US消費者物価指数(前月比)0.4%0.1%
09/11(金) 23:00EUラガルドECB総裁発言
09/11(金) 23:00USミシガン大学消費者信頼感指数速報値51.051.7

この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。

明日の注目材料

  • 週末に入るため主要指標の発表は少ないものの、12日17時にラガルドECB総裁の発言が予定されている
  • 本日発表の米CPI・コアCPIの結果を受けた市場の反応が週末を挟んでどこまで尾を引くか
  • 米国とイランの緊張激化を受けた原油価格の動向と、週明けの株式・為替市場のリスク心理への影響
  • 週末も24時間取引が続くビットコインの値動き

まとめ

  • ドル円は原油高を受けた米長期金利上昇とドル買いで154.382円(+0.59%)まで上昇
  • ポンド円もドル円と連動して208.636円(+0.35%)まで上昇
  • ユーロドルはドル全面高の流れで1.16109ドル(-0.18%)とやや軟調
  • ゴールドは前日の急伸からの利益確定売りで4316.56ドル(-1.93%)まで反落
  • ビットコインは77254.36ドル(-1.32%)と続落、方向感に乏しい展開
  • 週末を挟み、12日17時のラガルドECB総裁発言や中東情勢・原油価格の動向に注目

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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注意事項(本レポートについて)

  • 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
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