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【週報】2026年7月14日号:ドル円40年ぶり高値圏、中東情勢とGBP/JPYの強いトレンドに注目

この記事を読むとこうなります

・主要5銘柄(通貨ペア・ゴールド・ビットコイン)の週足・日足・4時間足トレンドが一目でわかる
・今週の値動きを左右しそうな経済指標・地政学リスクが把握できる
・トレンドと材料をあわせて見ることで、環境認識の精度が上がる

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

💡 本レポートは移動平均線・ダウ理論(高値安値のスイング分析)による機械的なトレンド判定と、当サイトが収集したニュース情報を組み合わせたものです。将来の値動きを保証するものではなく、あくまで環境認識の参考情報としてご活用ください。

今週のトレンド一覧(2026年7月14日時点)

週足日足4時間足
USD/JPY(162.24付近)上昇トレンド継続上昇基調、直近は収束気味上昇基調、直近は収束気味
EUR/USD(1.142付近)下降トレンド継続方向感なし(保ち合い)方向感なし(下げ渋り)
GBP/JPY(217.20付近)上昇トレンド継続上昇トレンド継続上昇トレンド継続
GOLD(XAU/USD)(4,051付近)下降トレンド継続下降基調、直近は収束気味下降基調、直近は収束気味
BTC/USD(64,121付近)下降トレンド継続反発基調(上昇バイアス)上昇トレンド継続

GBP/JPYは週足・日足・4時間足すべてで上昇トレンドが一致しており、現時点で最もトレンドが素直な通貨ペアです。一方、EUR/USDは週足では下降トレンドが継続しているものの、日足・4時間足では方向感が乏しく、目先は調整局面に入っている可能性があります。

BTC/USDは週足では下降トレンドが継続している一方、日足・4時間足では反発の動きが出ています。前月に大きく下落した後の戻り局面にあり、週足の下降トレンドを打ち消せるかが目先の焦点です。

ドル円・ゴールドを動かしている材料:中東情勢の緊迫化

今週最大の注目材料は中東情勢の緊迫化です。米軍によるイラン軍事施設への攻撃を受け、イラン側がホルムズ海峡の封鎖を示唆するなど、緊張が高まっています。ホルムズ海峡は世界の原油供給の約2割、LNG貿易の約2割が通過する要衝であり、封鎖が現実味を帯びれば原油価格の急騰につながりかねません。

こうした地政学リスクの高まりを受けて、安全資産としてのドルが買われやすい地合いとなっており、ドル円は約40年ぶりの高値圏(162円台後半)で推移しています。トレンド判定で見たドル円の上昇トレンドは、この地政学要因とも整合的です。

一方で、通常「有事のゴールド買い」とされる場面ですが、今回はドルの独歩高が強く、ゴールドは上値の重い展開が続いています。この点は「地政学リスク=金高」という単純な図式が常に成り立つわけではない、という好例といえます。

今週の主要経済指標

  • 米国 消費者物価指数(CPI) — インフレ動向を見る上で最重要指標の一つ。市場予想を上振れ/下振れした場合、FRBの利下げ・利上げ観測に直結し、ドル全体のボラティリティが高まりやすい
  • FRB議長 半期議会証言 — 金融政策の先行きに関する発言に注目。ハト派・タカ派いずれの発言も相場を大きく動かす可能性がある

これらの指標発表前後は値動きが荒くなりやすいため、ポジションサイズの調整やスプレッド拡大への注意が必要です。

来週のシナリオ

上昇シナリオ(メイン):中東情勢の緊迫化が続く、または米CPIが市場予想を上回る場合、ドル買い・円売りの流れが継続し、ドル円は162円台後半〜163円台を試す展開も考えられます。GBP/JPYも全時間足のトレンドが一致しているため、押し目を拾う形での上昇継続が意識されやすい状況です。

調整シナリオ(サブ):中東情勢が沈静化に向かう、またはFRB議長の議会証言でハト派的な発言が目立つ場合、ドルの独歩高が一服し、調整が入る可能性があります。特にEUR/USDは方向感の乏しい状態が続いており、どちらに放れるかで週明けの流れが変わりやすい点に注意が必要です。

ゴールドについては、地政学リスクが一段と高まった場合、本来の「有事の金買い」が意識され下げ渋る可能性がある一方、ドル高がそれを上回れば下降トレンドの継続も考えられ、方向感を見極めるうえで注視が必要な週です。

まとめ

  • GBP/JPYは全時間足で上昇トレンドが一致、最もトレンドが素直
  • ドル円は中東情勢の緊迫化を受けた「有事のドル買い」で約40年ぶりの高値圏
  • ゴールドは「有事の金買い」が働かず上値の重い展開、ドル独歩高の強さがうかがえる
  • 米CPI・FRB議長議会証言など、今週は指標イベントに要注意

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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