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確実に勝率UP!FX【グランビルの法則】をモノにする!

トレードを勉強するようになると、「これ、覚えておきたい!」「これ、使える!」と思う理論だったり手法だったりがいくつかあります。その中でも特に使われているであろうテクニカル分析に、この「グランビルの法則」があります。シンプルですが、トレーダーのほとんどが意識している、重要且つ基礎的な考え方です。視覚でもわかりやすく、実際のトレードに取り入れやすいので、ぜひ覚えて実践に使いましょう。

「グランビルの法則」とは?

1960年代のことなので、もう50年以上も推奨されているスゴイ法則です。当時の株式アナリストであったJ. E. グランビル氏が言った 「4時間足の200本移動平均線でよく反発してるよね」 その一言が後に大きな影響を与え、8つの法則をまとめた著書「グランビルの法則」が発表されました。

元々は株式市場において、日足の200本移動平均線を見てトレードのタイミングを図っていたようですが、FXでは特にトレードスタイルに関係なく、売買に使える分析手法になります。

「グランビルの法則」売買4つの法則について

グランビルの法則では、移動平均線(Moving Aberage:MA)を使います。MAは、世界中で最も多く表示されているインジケーターと言われるほどポピュラーなものですが、このグランビルの法則があったからこそMAがメジャーな存在になったといわれています。

移動平均線(MA):MAの代表的な種類は単純移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、加重移動平均線(WMA)、複合型移動平均線(GMMA)。他にもこの移動平均線を元に考案されたインジケーターは数多くあります。グランビルの法則ではSMAの200本を使うのが一般的です。

MAを使ったトレード方法は様々ありますが、グランビルの法則では、下の図に示した「買いの4法則」と「売りの4法則」合計8つの売買法則が提示されています。

上の図でわかるように、「ローソク足とMAとの交差(ブレイク)」「転換(反転)」「反発」「MAとの乖離」、また「MAの傾き」が重視されています。( ● の位置はエントリーポイントではありません。)

【買いのサイン】

①ブレイク(新規の買い):下向きだったMAが、横ばいor上向きに転じてから、ローソク足が下から上に突き抜けた場合(ゴールデンクロス)

②転換(押し目買い):ローソク足とMAが共に上向きの時に、一旦価格が下落してMAを下に抜くが反発、再度MAを上に突き抜けた場合

③反発(買い増し):ローソク足とMAが共に上向きの時に、 一旦価格が下落するが、MAの手前で折り返し再度上昇する場合

④乖離(短期の買い):価格が下落してMAの下になった時に、MAとローソク足が大きく離れた場合

【売りのサイン】

①ブレイク(新規の売り):上向きだったMAが、横ばいor下向きに転じてから、ローソク足が上から下に突き抜けた場合(デッドクロス)

②転換(戻り売り):ローソク足とMAが共に下向きの時に、一旦価格が上昇してMAを上に抜くが反発、再度MAを下に突き抜けた場合

③反発(売り乗せ):ローソク足とMAが共に下向きの時に、 一旦価格が上昇するが、MAの手前で折り返し再度下落する場合

④乖離(短期の売り):価格が上昇してMAの上になった時に、MAとローソク足が大きく離れた場合

画像①

もっとも重要なのが①ブレイク(画像ではゴールデンクロス)で、中でも一番強いシグナルです。

上の画像はAUD/JPYの日足に200本MAを表示させています。左側を見ると、今まで右下がりだったMAが、横ばいになりローソク足がクロスして上昇しています(ゴールデンクロス)。ここではMAの傾きが重要になります。MAが横ばい、または方向を転じてからローソク足とクロスすることが条件になります。画像右の「デッドクロスではない」と書かれているところは、MAの向きが変わらないままクロスしていますので、デッドクロスとは言いません。

反発」もチャート上でよく見る形です。画像左端の反発や真ん中の反発では、MAの傾きに沿った形で大きく伸びています。右の二つの反発では、MAが上向きの箇所で下への反発になっているので、伸ばすことができなかったといえます。

FXチャートでは、他の時間足やMAを見ても、これらはよく現れるシグナルです。 チャートは平均を推移しながら動きますので、ある程度離れてもいずれは平均に戻る習性があります。そこで反発になるか、またMAを割って転換するか、などを見る必要があります。

次に、グランビルの法則を使って実際にトレードを考察してみます。エントリーポイントでわかりやすいのは、何といっても「ブレイク」と「反発」、そして「転換」の場面です。「乖離」でのエントリーは判断が難しいですね。実際は、反転するにも何かしらのサインやシグナルがあるはずなので、どこで反転するかを確認してからエントリーするようになります。

グランビルの法則を使ってトレードする

グランビルの法則は、元々ロウソク足200本のMAを使ったチャート分析に用いられています。例えばブレイクしてエントリーできても、その後はポジションの保有もある程度長くなることが予想されます。

画像②

上記でも触れましたが、「ブレイク」と「反発」は視覚的にわかりやすく、エントリーしやすい場面です。「転換」もMAに戻って抜ければトレンドが続くことが確信できますので、おすすめのエントリーポイントになります。また「乖離」場面では逆張りを仕掛けることができます。

ここではトレードスタイルに合わせて単純移動平均線(SMA)を複数設定し活用する、代表的なMAの期間設定を紹介しておくので試してみてください。

短期トレード(日足):5 / 10 / 25 or 5 / 20 /40

中期トレード(日足):5 / 25 / 75 or 25 / 75 / 200

長期トレード(週足):13 / 26 / 52

まずは、ご自分のトレードに合ったスタイルと時間軸で選ぶといいでしょう。迷ったら200本MAと25本MAを表示させましょう。ロウソクう足25本というのは、多くのトレーダーが参考にしているため反応しやすいMAになります(これについては20本という人もいます)。

グランビルの法則トレードの注意点

「ブレイク」はエントリーポイントですが、「転換(押し目・戻り売り)」を作るために反転するので、思ったよりも値幅が取れないということがあります。そのことから、一番のおすすめエントリーポイントは「転換」といえるでしょう。

上の画像①右に「転換」がありますが、見てわかるとおり2回の「反発」を挟んでからの転換になっています。このようにすべてが法則どおりになるわけではありません。ここから見えるのは、「反発」と思ってS(売り)エントリーを仕掛けても、結局転換だったため損失が出るだろうということです。MAが右上がりなので注意すべき点ではあります。

「乖離」を使ったトレードでは短期の逆張りになりますが、乖離したからといって安易にエントリーをしてはいけません。どこまで乖離したら戻るという目安がないからです。例えば、RSIやストキャスティクスなどのオシレーターで「売られすぎ」「買われすぎ」の状態が示されても、そのままトレンドが続くということは珍しくないのです。乖離しているからといって値ごろ感でトレードすると、大きな損失につながることがあります。この場合は「損切ライン」を明確にしっかり決めることが大切になります。

他に注意する点としては、①~④の順番で起こることはほとんどないということです。順番どおりに進めば美しいチャートができそうですが、実際は順番が前後したり、繰り返されたりすることは比較的よくあることです。たとえ利益が乗っていたとしても、元に戻ってしまったり損失になってしまうことがあるのです。

グランビルの法則はチャート分析には大いに役に立つけれども、理解を深めなければトレードには不向きなものになってしまいます。多くのトレーダーが参考にしているグランビルの法則ではありますが、モノにできるかどうかが勝敗の行方を決めます。簡単に見えるがゆえに「ダマシ」も入りますので、しっかり理解してトレードに役立てましょう。

「グランビルの法則」乖離率を知る

オシレーターとしてサブチャートに表示する中に移動平均乖離率があります。上記でも「乖離」が扱われましたので簡単に紹介します。証券会社によりますが、チャートにデフォルトで表示できるところもありますが、MT4ではカスタムになります。

移動平均乖離率は、ローソク足と移動平均線の位置関係がどれくらい乖離しているのかを表しています。乖離した価格は市場原理に従って徐々に乖離が修正されることを根底に考慮されたオシレーターで、終値と平均値を使った数値と割合で表されています。SRIやストキャスティクスと同じように「売られすぎ」「買われすぎ」を判断することができます。

下の画像では黄色のラインが日足200本になります。SMAの他に、移動平均線と同じようにEMA、WMAもあります。

エリオット波動が発生した時の「グランビルの法則」

実際は、右図のように綺麗に発生することは稀ですが、エントリーを考える際に「重なる」と思えてしまう「エリオット波動」とグランビルの法則について触れておきます。

エリオット波動単体を使うトレードでは、明確な取引サインが少なく限られていますが、グランビルの法則と重ねることで多くのポイントと確実なエントリーを目指すことができます。例えば「買2」(押し目買い)や「売3」(戻り売り)でのエントリーは根拠が強くなり、「買3・売4」の反発も、「売1・買4」を割らないことを条件にエントリーができます。

1本1本のローソク足は細かい波を形成していますので、これらを組み合わせることで更にエントリーポイントを増やすことができるでしょう。

インジケーターなどと組み合わせるグランビルの法則:まとめ

エントリーをする際には根拠が必要ですし、それも複数の根拠があると心強いものです。根拠を作るにはチャート分析が必須になります。「グランビルの法則」や「ダウ理論」、上記の「エリオット波動理論」などが候補に並びますが、どれか一つではなく、それぞれを上手く組み合わせて分析できることが、チャートの右側を予測できるようになる第一歩となるのはないでしょうか。

上記では「乖離率」を紹介しましたが、「MACD」や「RSI」他のオシレーター、ボリンジャーバンドなどのインジケーター、ライン、チャネルと組み合わせることで改めて理解を深め、根拠を見つけることもできます。ぜひトレードに役立ててほしいと思います。

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