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FX自動売買EA:トレードシステムはずっと稼ぎ続けられるのか?

シストレFOX. 勝てるEA負けるEAの見極め方: FX自動売買システム(EA)の開発者がやさしく教える (Kindle の位置No.117-120). Kindle 版.

FXを始めてたくさん学習をしてきた…にも関わらず思うように利益がでない…これほど途方に暮れることはありません。裁量トレードであがき続けることも、もちろん選択できます。でも、「自動売買で努力を一切せずに稼げたら…」とつい考えてしまうことはありませんか?

システムが勝手にトレードをしてくれる。しかも稼ぎ続けてくれる。楽して儲けられるのならば、誰もが「自動売買をやってみたい…」と思うでしょう。

ただ、世の中には「EAなんてアテにならない!」と、警鐘を鳴らしている方もいます。

果たして本当にそうなのでしょうか? 延べ28万人にFXを教え、FXのウラ側も知るクロスリテイリング運営のエフテンが「EAとは何か?」、そして「EAは稼げるのか?」という核心を突き、建前一切なしで徹底解説していきます。

「FXに興味はあるがトレードに自信がない」
「すでにやってはいるが、利益が安定しない」

こういった悩みを抱え、EAに興味を持っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

FX自動トレードシステム(EA)とは?

自動売買とは文字通り、自分でチャートに向かいトレードする必要はなく、全てシステム化して売買を行うトレードシステムのことをいいます。 利率のいいFXで安定的に稼いでいくための選択肢として、自動売買の活用があります。 エキスパートアドバイザー(以下EA)と呼ばれる自動売買システムをチャートにセットすることで、取引を完全に自動化することができるのです。

さらに細かいことを言うと、EAの名称は「メタトレーダー4」というチャートソフト専用のプログラムを指しますが、この記事に関しては一般的に認知されているとおり、自動で売買してくれるシステム全般について、お話ししていきます。

裁量トレードであれば、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析などといった様々な相場分析を行い、エントリーや利益確定、また損切りまで自分の手でやらなければいけません。しかも相場は24時間動いていて、いつチャンスがくるかわかりません。

自動売買を使うトレードでは、このような裁量スキルは一切不要で、しかも時間も関係ありません。最初にトレードルールやプログラムを設定してしまえば、あとはEAが売買自体を自動で行ってくれるのです。

ここまで見ると、「FXは勉強しなくても自動売買さえあれば稼げてしまうのではないか」と思ってしまいますよね。これで全てが上手くいくのならば、自動売買をやっている人たちはみんな億万長者になってます。

「自動売買」の名の通り、自動でFXトレードをしてくれる便利なシステム。
これは、投資信託のように「誰かが代わりにトレードしてくれる」ものではなく、「システムに組み込まれたツール」が自動でトレードしてくれるわけです。

自動売買を始めるにあたっての注意点として、EAでのトレードを認めていない証券会社も存在するので導入される際はご注意ください。EAを選ぶにあたって、次の条件をあげておきます。

①信頼できるFX証券会社が提供するトレードシステム

②取引手数料が安い

③設定がしやすい

④優秀な運用方法を選べる機能がある

⑤複数の選択肢があり、レベルに応じて設定できる

特におすすめの証券会社は…と考えると、想定利回りが適度によいこともあげられます。

EAの種類

種類といっても、どこに視点を置くかで意見が分かれるところですが、ここでは操作設定の基本的な見方で解説してみました。

種類①:完全自動型のリピート系EA
完全自動型のEAとは、文字通り「エントリ―から決済まで」を、すべてシステムが繰り返し行ってくれることを指します。一度EAを起動させれば、設定されたタイミングでトレードしてくれます。

チャートの動きが気になって遊んでいてもスマホをチラチラ。職場でチラ見、寝ていても心配で起きて、値動きに喜んだり悲しんだりしてしまう。裁量エントリーしていると常に気になるものですが、これはそんな必要もなく、相場を見ていなくても、勝手にトレードが続いています。

種類②:半自動型の選択系EA
半自動型は、エントリーは手動で行い、決済のみ自動化されたEAのことです。

エントリーといっても、決してハードルが高いわけではありません。
半自動系EAは、ほとんどの場合、エントリ―するべきタイミングになればサインを表示してくれるので、初心者の方でも問題なく使用することができます。

完全自動とは違い、エントリ―が手動になっている理由は、取捨選択をトレーダーができるようにするためです。サインが出ても利益を見込めないような相場なら、自己判断で見送ることができます。

他にも、あらかじめ用意されたシステムを自分で選択することでトレードできるものもあります。

種類③:すべて自分で決められる設定系EA

こちらはトレードに慣れた中級者・上級者向けです。自由にシステム設定ができるため、ご自分のトレードに自信がある方はこちらを運用するのもいいでしょう。

EAを選ぶときに見る4つのポイント

自動でトレードしてくれるからこそ、ちゃんとしたものを選びたいEA。
ここからは、EA選びで失敗しないための判断基準をお伝えします。

ポイント①:プロフィットファクター(PF、P/F)
EAには、プロフィットファクターと言われる数値が存在します。
プロフィットファクターを簡単に説明すると「EAが稼ぐ力、うまく利益を出しているか」を示す数値です。

販売されているEAは、過去のトレードからバックテストをとり、このPFの数値を記載しています。

プロフィットファクターが「1」であれば、利益と損失が「1:1」ということになるので、単純計算で利益は「±0」になります。数値が「1.1」であれば利益と損失の割合が「1.1:1」になるので、利益が残る計算になります。

EAの実力を測るうえでも、プロフィットファクターの数値は確認しておくといいでしょう。

理想的な数値は「2付近」だと言われているので、「1.2~2.2」くらいを目安にしてみてください。

このPFを数値化すると「PF=利益÷損失」となります。トレード内容がそれぞれでも、PFを使えば明確になります。

プロフィットファクターの数値は、高ければ高いほど「損失が少なく利益が出ている」となります。2以上なら理想的だと言えるでしょう。逆に、1未満だとトレードを続けるのは危険です。

しかし明らかに高すぎる場合は、バックテストがきちんと行われているか疑う必要があります。

ポイント②:フォワードの結果
EAの検証はこれまでのチャートを使ってバックテストから行います。基本的に言われる「実績」とは過去相場でのトレード結果です。バックテストを行うことで勝率や勝負の時間帯などがわかりますが、これは参考程度にしかなりません。対してフォワードテストは、これから始まる相場でのEAの有効性を知ることができます。

もちろん、過去の相場で通用していなければ、良いシステムとは言えず、過去相場で実績を出せていることが大前提の条件になります。

ですが、過去の相場で通用しても、今後の相場で通用しなければ意味がありませんよね。そのためにフォワードテストは大切になります。

気になったEAが、直近3ヶ月またはリアルタイムの相場でどれくらい稼げているのか、データを出している場合はしっかり確認してみましょう。

ポイント③:ロジックを知る
EAに使われているロジックを知りましょう。ロジックとは簡単に言えば「売買ルール」で、EAの肝になるところでもあります。

これについては、初心者の方では判断ができないかもしれませんが、経験者であれば、必ず確認しておくべきだと思います。

とはいえ、EAの開発者もマネされないように、すべてを明かすことはしていないのですが、「エントリ―の根拠」に納得できるかどうかは重要なところです。

ロジックを開示していないものについては、いわゆる「詐欺システム」の可能性があるので、注意しましょう。

ポイント④:サポート体制は整っているか?
最後の判断基準はサポート体制です。

相場というのは常に変化していくものなので、現状のシステムが合わなければ、そのEAは使えなくなってしまいます。これでは、お金を出して購入した意味がありませんよね。

そのため、リアルタイムの相場に合わせて、EAをアップデートしてくれたり、使い方が分からないときに教えてもらえるのか、といったサポート体制がとても重要になります。

販売されているEAの中には、提供のみでサポート一切なしのEAも多くあります。EAを販売している証券会社でしたら、サポートは安心できるのではないでしょうか。
EAの購入を考えている方は、サポートの「ある・なし」は必ず見ておくといいでしょう。

EAを運用するときの2つのポイント

結論として、FXは自動売買だけで勝てるのでしょうか?  その答えは「Yes」です。
チャートを見ていなくてもトレードできるEAは、非常に魅力的ですよね。

ただし、無条件に稼げるということではないので、最後はEAで稼いでいくための運用ポイントをお伝えします。

運用ポイント①:すぐに止めない
完全運用型EAについてです。

EAが「稼げない」と言われてしまう原因の一つとして、含み損に耐えられず、ユーザーがEAをすぐに止めてしまうことがあげられます。

EAを購入するときは、当然期待に胸を膨らませていますよね。

だからこそですが、実際に起動してからの相場で負けが続くと「ニセモノを掴まされてしまった」と思い、EAを止めてしまう方が多くいます。

しかし、仮に勝率70%のEAがあったとしたら、100回トレードして30回は負ける計算なのです。つまり、30連敗した後に70連勝が待っているということです。
半年や年間といった長期スパンで見たときに、利益になっている可能は十分にあるのですが、利益になったことよりも連敗のマイナスイメージのほうが残りやすいんですね…。

なので、完全自動のEAを使うのであれば、最低でも半年~1年は止めずに運用し、その結果を見てから今後の判断をしてください。

運用ポイント②:エントリ―サインを選ぶ
半自動型EAは、手動でエントリーを選択するのですが、そもそもサインが出ても選択できないのは論外と言えます。

エントリ―の取捨選択が自分でできる半自動のEAは、「勝てるパターン」と「負けるパターン」が分かってしまえば、勝率100%で運用することが可能でしょう。

ことわざに「柳の下のドジョウ」という言葉があり、意味は「同じことを繰り返しても上手くはいかない」ですが、FXではそんなことはなく、同じことを繰り返すことによって安定的に利益を狙っていけるのです。

EAのサイン通りにトレードをして、勝った場面と負けた場面の違いが理解できれば、「勝てる相場」だけでトレードしていくことができますね。

自動トレードシステムのメリッ

「EAを使ってメリットあるの?」「自分で裁量トレードした方がいいんじゃない?」「自分のトレード設定がちゃんと反映されるかな?」など、取り入れる時には悩むものですよね。メリットとしては大きく分けて以下の3つです。

・実力がない初心者でもすぐに利益を狙える
・裁量トレードのように邪念が入らないのでトレードが常に安定している
・ ストレスなくFXが続けられる

それでは、ひとつずつ見ていきましょう。

メリット①:実力がない初心者でもすぐに利益を狙える
FXを行う上での一番の目的は、利益を出すことですね。
初心者のうちは、勝てるポイントを見つけることが難しいため、利益はなかなか出にくいのが現状です。稀に「ビギナーズラック」があるようですが、それは余程運がいいと言えます。

以上のことから、有利なポイントでのエントリ―が自動化されたEAであれば、トレーダーの実力に関係なく、すぐに利益を狙っていくことができます。

メリット②:邪念が入らないのでトレードが常に安定する
エントリ―をしたあと、相場がグングンと伸びていき「まだまだ伸びるかも!」と期待していたら、あっという間に大きく下がり、結局微々たる利益で終わってしまう。FXをされている方なら、誰でもが一度は経験済みですね。

また、すでに損失が出ているのに損切ができず、「ここから反転する!」と思っていたら、瞬く間に損失が膨らんでしまうなど、トレードをしていると “つい欲が出てしまい” 悪い結果を招いてしまうことが多々あります。

こういったことも、トレードをシステムに任せてしまえば、「利益確定」も「損切り」もすべて自動でやってくれるので、トレード内容を安定させることにつながります。

メリット③:ストレスなくFXが続けられる
完全裁量でトレードしていると、どうしてもチャートを見続けていなければ、良いポイントでエントリーすることができません。

特にポジションを持っている間は、常に利益が変動しているので、それを見ているとかなり気持ちが揺さぶられます。

慣れてくれば気になることも減るのですが、必要以上にチャートを見てしまう環境を、ストレスに感じてしまう方が多いのも事実です。

また、お仕事と並行してトレードする場合も、チャートが気になってしまい、仕事のほうが手につかない。こういった状況もFXではよくある話です。

勝ち続けていくためには、メンタル面の安定も必須条件ですね。

そこでEAを取り入れることで、ストレスなくFXを続けていくことが可能になります。

自動トレードシステムのデメリット

まず、EAを使用する際はパソコンを24時間365日、常に起動させておかなければなりません。それと「VPS」という仮想サーバーを用意する必要があります。

システムを稼働させるには自分で設定する必要があるので、ある程度パソコンに詳しくないと、正しく設定ができているのかさえ不安になりますし、意外と手間もかかります。

VPSは契約料がかかるので、維持費を考慮しなければなりません。

もうひとつEAを導入するにあたって考えなければならないのが、相場に合ったEAで設定しなければ稼ぐどころか、思わぬ損失を被ってしまうというデメリットもある、ということです。

「どんな相場にも対応でき、尚且つ絶対に稼ぎ続けられる」というEAは、残念ながら存在しません。世の中に数あるEAの中から、どんなEAを使うのかを選ぶのも自分自身なのです。

EAでは「すべてシステムに任せる」ことになりますが、逆にいえば「融通が利かない」ということです。設定どおりに動くので相場の突発的な動きに対応できないなど、人の目で判断したほうが、利益を伸ばせる相場局面というのもありますよね。

それに、完全に放っておくことはやはり危険を伴うので、自分の資金をきちんと守るためにも定期的に動作を確認する必要があります。

つまりEAを導入したからといって、「完全になにもしなくていい」というわけではないのです。

自動売買に向いている人・向いていない人

FXで裁量トレードをする際、どうしても「向き・不向き」がありますが、この自動売買でも同じことが言えます。 自動売買なら性格などは関係ないようにも思えますが、目を通してみてください。

自動売買に向いている人①:長期運用で利益を上げたい人

FXEAでは、年利20~30%の利益になることが目標と言われています。中長期で運用することでメリットがあると考えられています。ということは、「余剰資金で長い時間がかかってもいいから、コツコツ資金を増やそう」と考える人にピッタリと言えます。

自動売買に向いている人②:忙しくてトレードする時間がとれない人

裁量トレードでは、どうしてもエントリーするための時間が必要になります。チャート分析をしたり、ニュースをチェックしたり、テクニカルについて勉強したりと案外時間がかかるので、トレードにかける時間がとれないサラリーマンなどの方には自動売買はオススメです。「設定して時々見て」くらいのペースで運用できます。

自動売買に向いている人③:FXトレードがそもそも初心者

裁量トレ-ドでは、勝てるロジックやルール作りなどの構築が必要なため、初心者にはハードルが高く感じるものです。その点、自動売買ではあらかじめ用意された設定がありますので、それに従って運用することができるのです。

自動売買に向いている人④:裁量トレードで負けてしまった人

FXで勝てない理由として「損大利小」があげられます。どういうことかというと「利益はすぐに確定してしまうが、含み損はいつまでも引きずり結果損益にする」ということです。自動売買は勝ちパターン、ルール、資金管理、また感情に左右されることもないので、スムーズな運用が見込めます。導入してみることをオススメします。

他にも、EAシステムの設定などを深堀りしたい人、つまり「確率・統計」などが好きな人も向いていると言えるでしょう。

逆に、「EAトレードに向いていない」人もいます。それはずばり「短期で結果を求める人」です。つまり、スキャルピングなどで短期間のうちに素早く決済・利確・損切りを行い利益を得るようなスタイルだと、EAのそもそもの良さを引き出せません。 スキャルピングトレードとは、1分足、5分足などを使う短期取引のことです。

通常のEAだと、素早い対応に付いていけない場面が多くあるのです。

スキャルピングに特化したEAというのもありますが、やはり万能とは言えないため、十分に検討した上で使用することをオススメします。

デイトレードがメインの人は、スウィングトレード視点でpipsを取れるように設定するといいでしょう。

資金管理ができない人」も自動売買には不向きと言えます。自動売買ではほとんどのことをEAがやってくれますが、資金管理だけは人間がやる必要があります。これができないと破産する恐れもありますので、注意が必要です。

まとめ

FXの自動売買(EA)の解説はいかがでしたか?

EAを使えば、チャートに向かえない間も運用できることもあり、楽に稼いでいくことができます。
楽して稼ぐことはまったく悪いことではありません。

トレーダーにはぜひ有効活用してもらいたいところですが、最後にひとつだけ、アドバイスさせてください。

「EAからFXを始めるのではなく、裁量トレードから始めたほうがいい」

初心者の方が始めからEAを導入してFXを始めてしまうと、トレードのスキルが身につかないので、最大の魅力である、レバレッジを活かしきれなくなります。

逆に、裁量トレードから取り組み、スキルや知識がある程度身についた状態であれば、記事内で紹介したEAの効率的な運用もできるようになるので、まずは裁量トレードをやってみることをオススメします。

EAにすべてを任せるだけでは長期的にずっと稼ぎ続けることはできません。

FXで勝ち続け、経済的自由を手に入れるためには、自分自身の継続学習が必要不可欠です。コツコツ学習を続けるということは地道で長い道のりだと感じるかもしれませんが、常勝トレーダーへの切符を手に入れ、ステップアップすることが1番の近道といえます。

プラス、EAも有効活用することができれば最強の武器になるのは確かです。

ただ楽をしたくてEAを導入、という考えでは危険なので、きちんと自分自身で学習することを軸として、使用してみてくださいね。

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