fx-happiness.com

【日報】2026年11月4日:米求人件数の上振れでドル円158円台後半へ、金は反落

この記事を読むとこうなります:11月3日(火)の主要5資産の値動きと、その背景にあった米雇用関連指標・米中間選挙の影響がつかめます。あわせて、週足・日足・4時間足のトレンドと、本日〜明日に控える英中銀の金融政策発表などの注目材料を一度に確認できます。

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

以下は2026年11月3日(火)の24時間分(UTC基準の日足)の値動きです。ドル円とポンド円が上昇し、ゴールドは下落。ユーロドルはほぼ横ばいで、BTC/USDは1%を超える上昇で引けました。

銘柄始値高値安値終値前日比
USD/JPY157.904158.763157.748158.650+0.47%
EUR/USD1.117921.120611.117381.11895+0.03%
GBP/JPY211.617213.037211.545212.814+0.53%
GOLD (XAU/USD)3,949.533,971.033,895.333,930.17-0.41%
BTC/USD76,826.0978,117.9376,373.9277,943.55+1.46%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

銘柄現在値週足日足4時間足
USD/JPY158.663レンジ/下降トレンド継続上昇バイアス/上昇トレンド継続上昇バイアス/拡大レンジ
EUR/USD1.11850下降バイアス/下降トレンド継続下降トレンド(パーフェクトオーダー)/下降トレンド継続レンジ/上昇トレンド継続
GBP/JPY212.756レンジ/下降トレンド継続上昇バイアス/上昇トレンド継続上昇トレンド(パーフェクトオーダー)/上昇トレンド継続
GOLD (XAU/USD)3,930.73下降バイアス/下降トレンド継続下降トレンド(パーフェクトオーダー)/下降トレンド継続下降トレンド(パーフェクトオーダー)/上昇トレンド継続
BTC/USD77,942.59上昇バイアス/上昇トレンド継続下降バイアス/拡大レンジレンジ/収束(保ち合いの可能性)

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

表の見方は「移動平均線による判定/ダウ理論による判定」です。ドル円とポンド円は日足・4時間足で上向きの判定が並び、別の代表的な指標で見ても日足・4時間足の総合評価は「買い」と、短期の見方が揃っています。一方で週足はダウ理論上「下降トレンド継続」のままで、長い時間軸では上値を追い切れていない形です。4時間足のRSIはドル円・ポンド円とも70を上回っており、短期的な過熱感にも気を配りたい局面です。

ユーロドルとゴールドは週足・日足とも下向きで、テクニカル面でも日足の総合評価は「売り」でした。ただ、どちらも4時間足のダウ理論判定は「上昇トレンド継続」で、時間軸によって評価が割れています。こうした「大きな流れと目先の流れが逆」の場面の整理には、マルチタイムフレーム分析の考え方が役立ちます。BTC/USDは週足が上向き、日足・4時間足はレンジ寄りで、総合評価もすべての時間軸で「中立」と方向感を探る状態です。

値動きの背景

米9月JOLTS求人件数の上振れでドル買い

3日の最大の材料は、日本時間4日0時に発表された米国の9月JOLTS(雇用動態調査)求人件数でした。結果は752.3万件と、市場予想を上回りました。発表を受けて米長期金利が上昇し、ドル買いが優勢になったと複数のメディアが伝えています。ドル円はこの流れで158円台後半まで水準を切り上げ、MT5の日足では高値158.763、終値158.650となりました。

求人件数の上振れは労働市場の底堅さを示すため、米国の利上げ観測を意識させやすい材料です。実際に市場では、年内の利上げ観測が強まったとの見方も出ていました。円が売られやすい地合いのなか、ポンド円も213円台に乗せる場面がありました。

米中間選挙の投票日で様子見ムードも

3日は米中間選挙の投票日でもありました。開票結果を見極めたいとの思惑から、指標発表までは様子見ムードが広がったと報じられています。ユーロドルが小幅な値動きにとどまったのも、こうした手控えムードが一因とみられます。選挙結果は財政政策などへの思惑を通じてドル相場に影響しうるため、本日の東京・欧州時間は開票状況に目が向きやすい状況です。

ゴールドは反落、BTCは底堅く推移

ゴールドは一時3,895.33ドルまで下げ、終値は3,930.17ドルと反落しました。米金利の上昇や利上げ観測が、利息を生まない金の重しとして意識されたとの見方が出ています。金利と金価格の関係は金トレードの基本で詳しく解説しています。

BTC/USDは日足ベースでは76,373.92ドルを安値に持ち直し、77,943.55ドルで引けています。

本日の重要経済指標

日時国指標名重要度予想前回
11/04(水) 10:45中国RatingDogサービス業PMI中——
11/04(水) 18:30英国外貨準備高中—225911
11/04(水) 19:00ユーロ圏消費者物価指数コア(前年比・速報値)中2.52.5
11/04(水) 19:00ユーロ圏消費者物価指数コア(前月比・速報値)中——
11/04(水) 19:00ユーロ圏消費者物価指数(前年比・速報値)高43.8
11/04(水) 21:00米国MBA 5/1年変動金利型住宅ローン契約金利中——
11/04(水) 21:00米国MBA 5/1年変動金利型住宅ローン実効金利中——
11/04(水) 21:00米国MBA 15年固定住宅ローン契約金利中——
11/04(水) 21:00米国MBA 15年固定住宅ローン実効金利中——
11/04(水) 21:00米国MBA 15年固定住宅ローンポイント中——
11/04(水) 21:00米国MBA 30年固定住宅ローン金利中——
11/04(水) 21:00米国MBA 5/1年変動金利型住宅ローンポイント中——
11/04(水) 22:15米国ADP雇用統計(雇用者数変化)中6990
11/04(水) 22:30米国財貿易収支中—-132.07
11/04(水) 22:30米国貿易収支中-108-105.6
11/04(水) 22:30米国輸出中—315.182

この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。特に19時のユーロ圏消費者物価指数(速報値)はユーロドルの方向感に、22時15分のADP雇用統計は前日に続いて米雇用の強さを測る材料として注目されます。

明日の注目材料

  • 米中間選挙の開票結果:結果次第でドル相場の方向感が変わる可能性があります。
  • 米ISM非製造業景況指数(日本時間5日0時、予想54.8、前回54.9):JOLTSに続いて強い結果が出るかどうかが焦点です。
  • 英中銀(BoE)の政策金利発表(日本時間5日21時):政策金利の予想は4%。前回会合は据え置き6票・利上げ3票で、今回は利上げ7票・据え置き2票が予想されています。ポンド円が大きく動く可能性があります。政策金利発表の基本的な見方は政策金利・FOMC・日銀会合の見方と過去の値動きでまとめています。
  • 米新規失業保険申請件数(日本時間5日22時30分、予想196、前回194)

まとめ

  • 米9月JOLTS求人件数の上振れで米金利が上昇し、ドル円は158円台後半(終値158.650)まで上昇しました。
  • ゴールドは3,930.17ドルで反落。日足・週足は下向きの判定が続いています。
  • ドル円・ポンド円は短期の上向き判定が揃う一方、4時間足RSIは70超えで過熱感も見られます。
  • 本日はユーロ圏CPI速報・ADP雇用統計、明日は米中間選挙の結果と英中銀の金融政策発表が控えており、ボラティリティの高まりに備えたい局面です。

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

相場の方向性を掴んだら、次は取引環境を整えることが大切です。当サイトでは、低資金・安全性を重視したブローカー選びやキャッシュバックの活用法を余すことなく解説しています。

注意事項(本レポートについて)

  • 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
  • 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
  • 特定の金融商品の売買や、特定の時期での売買を推奨・勧誘するものではありません。
  • 過去のトレンド分析や値動きの傾向は、将来の相場の動きを保証するものではありません。相場は経済指標・要人発言・地政学リスクなど様々な要因で急変する可能性があります。
  • 記載内容の正確性・完全性について万全を期しておりますが、これを保証するものではありません。内容は予告なく変更される場合があります。
  • 投資に関する最終的な決定は、必ずご自身の判断と責任において行ってください。本レポートの内容を利用したことにより生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
  • FXを含む金融商品の取引には元本を上回る損失が生じるリスクがあります。取引を行う際は、各社の契約締結前交付書面等を必ずご確認ください。

最初のコメントをしよう

必須