【日報】2026年7月26日:ビットコインは64,000ドル台前半でもみ合い、来週のFOMC・日銀会合に注目
この記事を読むとこうなります
→ 週末に動いているビットコインの値動きが数字で分かります
→ 週足・日足・4時間足それぞれのトレンドが一目で分かります
→ 本日の値動きの背景と、来週注目すべき材料が分かります
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
週末はFX主要通貨・ゴールドが市場休場のため、24時間取引のBTC/USDのみを掲載しています。2026年7月26日時点のOHLC(始値・高値・安値・終値)と前日比は以下の通りです。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| BTC/USD | 64308.91 | 64401.92 | 64228.34 | 64375.77 | +0.12% |
ビットコインは64,228.34ドルから64,401.92ドルの狭いレンジで推移し、前日比+0.12%の64,375.77ドルとほぼ横ばいでした。週末で参加者が薄い中でも大きく崩れる場面はなく、64,000ドル台前半で値固めを続けている格好です。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
移動平均線の並び(パーフェクトオーダーなど)とダウ理論による高値・安値の切り上げ/切り下げ判定をもとにした、各時間足のトレンド状況です。為替市場は休場中ですが、直近の確定値に基づくトレンド判定として掲載しています。
| 資産 | 時間軸 | 価格 | 移動平均トレンド | ダウ理論 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 週足 | 163.830 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 163.830 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 163.830 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| EUR/USD | 週足 | 1.137 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 1.137 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 拡大レンジ | |
| 4時間足 | 1.137 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| GBP/JPY | 週足 | 218.244 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| 日足 | 218.244 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 218.244 | レンジ | 収束(保ち合いの可能性) | |
| GOLD (XAU/USD) | 週足 | 4053.84 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 4053.84 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) | |
| 4時間足 | 4053.84 | レンジ | 収束(保ち合いの可能性) | |
| BTC/USD | 週足 | 64374.73 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
| 日足 | 64374.73 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 | |
| 4時間足 | 64374.73 | 下降バイアス | 下降トレンド継続 |
ドル円とポンド円は週足・日足・4時間足のすべてで移動平均線が上向きに並ぶ「パーフェクトオーダー」かつダウ理論も上昇トレンド継続で一致しており、中期的な上昇基調が最も素直に出ている2資産です。ただしポンド円は4時間足のみ「レンジ」+「収束(保ち合いの可能性)」となっており、短期的には方向感が定まりにくい調整局面にあります。ユーロドルは移動平均線が全時間軸で下降を示す一方、日足のダウ理論は「拡大レンジ」、4時間足は「収束(保ち合いの可能性)」と、下降基調の中でも値動きが落ち着きつつある点が特徴です。ゴールドは週足・日足で下降バイアス/下降トレンドが残るものの、日足・4時間足のダウ理論はいずれも「収束(保ち合いの可能性)」で、下落一服から方向感を探る展開が続いています。ビットコインは週足の下降バイアスに対し日足は上昇バイアス、4時間足は下降バイアスと時間軸によって判定が分かれており、方向感の乏しいレンジ相場が続いている状況です。
値動きの背景
週末のビットコインは64,000ドル台前半で方向感に乏しい展開となりました。イラン情勢を含む中東情勢の緊迫化を背景に市場全体のリスクオフムードが続いており、暗号資産を含むリスク資産全般が上値の重い展開を強いられています。テクニカル面では、時価総額に対する実現時価総額の割合を示すMVRV比率が1.23と中立圏の下寄りで推移しており、相場が過熱している様子はうかがえません。64,000ドルの節目では押し目買いも観測されており、下値を支える動きが意識される展開が続いています。
為替市場は週末で休場となっていますが、来週は7月28〜29日に米FOMC(連邦公開市場委員会)が控えており、市場では政策金利の据え置きが有力視されています。もっとも、原油価格の高止まりや中東情勢の緊迫化を背景にインフレ再燃への警戒も根強く、ウォーシュFRB議長の記者会見での発言内容が相場のかく乱要因になり得る状況です。国内では7月31日に日銀金融政策決定会合と植田総裁の記者会見が予定されており、来週は主要中央銀行のイベントが集中する重要な一週間となります。
明日の注目材料
- 7月27日:米6月耐久財受注
- 7月28日:日銀消費者物価コア指標、米7月消費者信頼感指数
- 7月28〜29日:米FOMC(政策金利発表とウォーシュFRB議長記者会見)
- 7月30日:米6月PCEデフレーター、新規失業保険申請件数、米4-6月期GDP速報値
- 7月31日:日銀金融政策決定会合、日銀展望レポート、植田総裁記者会見
- ホルムズ海峡情勢を含む中東情勢の緊迫化と原油価格の動向
まとめ
- 週末のビットコインは64,375.77ドル(+0.12%)とほぼ横ばいで推移、64,000ドル台前半での小動きが続く
- 中東情勢を背景としたリスクオフムードとMVRV比率の中立圏推移から、過熱感のない値固めの局面
- ドル円・ポンド円は週足・日足・4時間足で上昇のパーフェクトオーダーを維持し中期的な上昇基調が継続、ユーロドル・ゴールドは下降バイアスが残る
- 来週はFOMC(7/28〜29)と日銀会合(7/31)が重なる重要イベント週、政策金利見通しと総裁発言に注目
- ホルムズ海峡情勢・原油価格の動向も引き続き相場のかく乱要因に
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- 過去のトレンド分析や値動きの傾向は、将来の相場の動きを保証するものではありません。相場は経済指標・要人発言・地政学リスクなど様々な要因で急変する可能性があります。
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