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【海外FX口座】Tradeview最低スプレッド0.0という狭さは本当なの?おすすめの理由

Tradeviewで際立つ特徴といえば、タイトルのとおり業界No.1の狭小スプレッドです。公式ホームページではその特徴が前面に打ち出されています。スプレッドが狭いということはスキャルピングでのトレードに適しています。多少のスリッページはそれぞれの通信環境によることもあるものの、スプレッド「0.0pips」に近い価格で取引できるのはどんな取引であれ大きなメリットといえるでしょう。

他のFX会社で行われているボーナスなどのサービスはありませんが、代わりに狭小スプレッドなどを提供しています。ボーナスがあった方が安心という人も多いですが、その場合はXMなどのFX会社は多くのトレーダーに人気です。勝てるようになると、「ボーナスはなくてもいいかな」「その分しっかりしたシステムが欲しい」と求めるトレーダーも多いです。

Tradeviewは中上級者におすすめの「スペックが高いFX会社」と評判です。気になる人気の理由を解説します。

Tradeviewとは

こんな人におすすめ

Tradeviewの取引口座とスプレッド

取引口座はスタンダード口座とILC口座の2タイプが用意されており、それぞれプラットフォームにより違いがあります。MT4、MT5は使用しているトレーダーも多いですが、cTraderはスキャルピングに向いているプラットフォームといわれています。

口座名レバレッジ最小取引量最低入金額
スタンダード口座/MT45001000通貨1万円
ILC口座/MT44001万通貨10万円
ILC口座/MT54001万通貨10万円
ILC口座/cTrader2001000通貨10万円

スタンダード口座でのスプレッドについては他社と変わりはありませんが、ILC口座(ECN口座)で狭小スプレッドが採用されており、取引手数料は往復で5ドルかかりますが、他社と比較してもスタンダード口座と比べても一番コストがかからないといえます。下表を参照してください。

スタンダード口座に比べると最低入金額やレバレッジや手数料の制限があるため、それをどう捉えるかで使い勝手が決まるでしょう。

EUR/USDUSD/JPY手数料/往復レバレッジ
Tradeview:ILC口座0.1前後0.1前後5ドル400倍
XM:ゼロ口座0.1前後0.1前後10ドル500倍
XM:KIWAMI口座0.5前後0.5前後なし1000倍
AXIORY:ナノ口座・テラ口座0.4前後0.5前後6ドル400倍
GEMforex:ロースプレッド口座0.0前後0.0前後なし1000倍
BigBoss:プロスプレッド口座0.5前後0.2前後9ドル1100倍
*GEMforexは現在出金問題が取り沙汰されています。

他社に於いても海外FX口座では、スプレッドは変動式をが多く採用されています。Tradeviewも例に漏れず変動式であるため0.0pipsの固定ではありませんが、それでもEUR/USDやUSD/JPYなどの主要人気通貨ペアも他社と比べて遜色なく、手数料を考慮しても使いやすいといえます。XMで最近追加された極口座では手数料こそないものの0.5pips前後です。スプレッドが狭小になっている口座では大体が手数料(往復)がかかります。それぞれ特徴もあるので、検討してみるのもいいでしょう。

レバレッジ

上表の右にレバレッジを記載しています。国内口座の25倍に比べるとどれも大きいレバレッジですが、TradeviewではMT4スタンダード口座で500倍、ILC口座は200倍と400倍であり、他社と比べると物足りなさを感じるトレーダーも多いかもしれません。

レバレッジとは必要証拠金にかかるもので、通常計算で現在USD/JPY139~140円では1万通貨の取引で、約5万5000円ほどの証拠金が必要になります。レバレッジをかけると必要証拠金が安く済むため、同じ5万5000円でもLOT数を多く持つことができるのですね。

現在では大体のFX会社でミニ口座なり最小LOTなりで小さく取引することができますが、せっかく勝って儲けが出たとしても少額の利益にしかならずガッカリしてしまいます。なるべくなら資金を失くしたくないですし、多い金額を預けるのも怖いですよね。

そこで失くしても痛くない金額だけ入金してレバレッジをかけて取引することで、儲けもそこそこ、ロスカットされても痛くないというFXの魅力を活かすことができます。「レバレッジは危険」といわれることがありますが、LOT数を多く持ちすぎないようにすれば危険なことはありません。

取引方式

NDD方式、ゼロカットシステム・追証なしを採用しています。NDD方式とは、トレーダーからの注文が直接市場に流れディーラーをほぼ介さずに取引ができるため透明性があります。ゼロカットシステムは、トレーダーに証拠金の追加請求を発生させないように考えられた有難いシステムのことで、ロスカットで間に合わなかったマイナス分をFX会社が負担してくれます。ボーナスがあるFX会社では、マイナス分をボーナスから処理しますが、TradeviewのようにボーナスがないFX会社の場合、システムを強化することでロスカットを間に合わせる必要もあると思われます。ロスカット水準は100%で他社と同様の数値です。

国内口座での対策は強制ロスカットを採用しているFX会社が多く、これは必要証拠金に対して口座資金が数%残るように保有しているポジションを強制的に決済するものです。これにより追証も免れるようにと考えられていますが、追証がないというワケではなく、マイナス分は自分で支払う義務があります。強制的にロスカットされることに変わりはありませんが、ゼロカットシステムとは異なる内容になっています。

約定力

「スプレッドが狭いのはいいけどスリッページがあるんじゃないの?」とそんな疑問が沸きそうですね。Tradeviewでは、最速の約定力を特徴とした「Currenex口座」があります。これはスタンダード口座で選択することができます。とはいえ、急激な動きにどれだけ反応できるかは、どのFX会社の定評のある口座でもその時の状況で不明と言わざるをえない一面があります。また通信環境によることもあるので、しっかり整えてから取引に入ることをおすすめします。

チャート

2023年5月現在ではメタトレーダー(MT)4、5、cTraderが採用されています。メタトレーダーは使用しているトレーダーも多くメジャーなチャートであり、cTraderはスキャルピングに向いているといわれています。自分のトレードスタイルに合わせて使いやすいチャートを選びましょう。

入出金方法

Tradeviewの出金問題は特にないようです。出金方法はどこの海外FX会社でも同じで、出金は入金時と同じルートで行われます。例えば入金に決済サービスを使用した場合、借り入れた分を先に支払います。儲け分は希望の出金方法を選択します。Tradeviewに限らず、たびたび入出金方法については見直しがされるため、確認が必要です。

2023年5月現在の入出金方法は上画像をご覧ください。日本円に対応しているのは、銀行送金ではDBS、決済サービスではGROBAL E-TRADE CO. 、bitwallet、Eウォレットではuphold、STICPAYとなっています(現在はクレジットカードが日本円に対応していません)。上記したようにたびたび見直されるので、確認が必要です。

Tradeviewでよくすすめられているのは利益も同時に出金できるbitwalletです。アカウントを持っていれば着金に日数もかかりませんし、海外送金より手数料は割安になります。

Tradeviewを使うメリットとデメリット

実際に取引をしているトレーダーの評判がよく、特にスキャルピングをする人には相性バツグンのFX会社です。特に禁止されている行為や制限がないため自由な取引が可能です。常識的な取引をしていれば問題はないでしょう。

メリット

  • ILC口座のスプレッドが狭い
  • トレード環境が良い
  • 約定力が強い
  • 信頼性・安全性がある
  • 評判の良さ

デメリット

  • ボーナスがない
  • 入出金が手軽ではない(現在)
  • 最低入金額が高額

スワップポイントやレバレッジについては、評価は中間になります。狭小スプレッドではありますが、やはり手数料がかかるという点ではデメリットと取るか、他社よりも総合的には安くメリットと取るかになります。

まとめ

海外FX会社についてはネガティブな情報も多く、実際に使ってご自身で良いところ悪いところを把握するのがベストな状況といえます。その手掛かりとなるのが情報ではありますが、どのFX会社が自分にとって使いやすいのか、また信頼できるかを見る必要があります。

投資・投機は何にしてもリスクが伴いますので、そういうものだとある程度の割り切りも必要です。国内だから安心というわけでもありません。

情報を鵜呑みにするのではなく、FX会社の選択でも取引でも、自分で判断する力が必要です。

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