【日報】2026年8月26日:ドル円は159円台でもみ合い、金は高値圏を維持
この記事を読むとこうなります。ドル円・ユーロドル・ポンド円・金・ビットコインの直近の値動きと時間軸別のトレンドが一目でわかり、これから発表される米個人消費支出(PCE)物価指数など、相場を動かしうる次の材料も押さえられます。
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
以下は、直近に確定した1日分の値動きです。2026年8月25日(火)の24時間(協定世界時基準)で、主要通貨・金・ビットコインがどう動いたかをまとめました。
| 資産 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 158.917 | 159.277 | 158.457 | 159.011 | +0.04% |
| EUR/USD | 1.16737 | 1.16867 | 1.16547 | 1.16626 | -0.11% |
| GBP/JPY | 216.673 | 217.166 | 216.304 | 216.813 | -0.04% |
| GOLD (XAU/USD) | 4654.46 | 4696.63 | 4605.33 | 4658.71 | +0.15% |
| BTC/USD | 78938.35 | 81292.42 | 78132.70 | 78227.33 | -0.92% |
※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
| 資産 | 時間足 | 移動平均トレンド | ダウ理論 |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 週足 | レンジ | 収束(保ち合いの可能性) |
| USD/JPY | 日足 | レンジ | 収束(保ち合いの可能性) |
| USD/JPY | 4時間足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 |
| EUR/USD | 週足 | 上昇バイアス | 下降トレンド継続 |
| EUR/USD | 日足 | 上昇バイアス | 拡大レンジ |
| EUR/USD | 4時間足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 下降トレンド継続 |
| GBP/JPY | 週足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 下降トレンド継続 |
| GBP/JPY | 日足 | 上昇バイアス | 拡大レンジ |
| GBP/JPY | 4時間足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 上昇トレンド継続 |
| GOLD (XAU/USD) | 週足 | 上昇バイアス | 下降トレンド継続 |
| GOLD (XAU/USD) | 日足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 |
| GOLD (XAU/USD) | 4時間足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 収束(保ち合いの可能性) |
| BTC/USD | 週足 | レンジ | 下降トレンド継続 |
| BTC/USD | 日足 | 上昇バイアス | 上昇トレンド継続 |
| BTC/USD | 4時間足 | 上昇トレンド(パーフェクトオーダー) | 拡大レンジ |
※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。
ドル円は週足・日足がレンジ、4時間足だけ上昇バイアスという、時間軸によって見方が分かれる展開になっています。他の代表的な指標で見ても、週足・4時間足は「買い」、日足だけ「売り」となっており、短期と中期で評価が割れている状態です。こうした場面は、見ている時間軸によって同じ通貨ペアでも印象が大きく変わりやすいタイミングでもあります。複数の時間軸を組み合わせて見るマルチタイムフレーム分析を意識すると、目先の値動きに振り回されにくくなります。
ユーロドル、ポンド円は週足・日足・4時間足とも上昇バイアスで方向感が揃っており、他の指標でも軒並み「買い」評価です。金(ゴールド)も上昇バイアスが続いており、週足は「強い買い」、日足・4時間足も「買い」と強気の見方が優勢で、高値圏での推移が続いています。
ビットコインは週足がレンジ気味である一方、日足・4時間足は上昇バイアスが継続しており、他の指標の総合評価も全時間足で「買い」となっています。ただし直近24時間では-0.92%とやや調整含みの動きで、アルトシーズン入りを巡る見方の対立や、大口の資金供給策を巡る思惑などが材料として意識されています。値動きが大きくなりやすい局面では、仮想通貨ウォレットの選び方など、入出金まわりの備えを見直しておくのも一つの手です。
値動きの背景
25日のドル円は、米財政再建プログラムへの期待感からドル買いが先行し、一時159円28銭台まで上昇する場面がありました。もっとも、ベッセント米財務長官が財務省一般勘定(TGA)の資金を活用して長期国債の買い戻しを拡大する可能性を示唆したと伝わると、米長期金利の低下とともにドルが売られ、158円89銭台まで押し戻されています。その後、同財務長官がイランへの追加制裁を発表したことで金利の低下幅が縮小し、159円台前半まで買い戻されるなど、材料ごとに一喜一憂する神経質な値動きが続きました。
背景には、原油価格の底堅さが日本の貿易赤字拡大を連想させ円を圧迫していることや、日本の財政懸念といった円売り要因も引き続きくすぶっています。方向感を欠く値動きが続くなか、市場の関心は本日発表される米個人消費支出(PCE)物価指数など、金利差を左右する指標に移りつつあります。
明日の注目材料
- 8月26日21:30 米GDP成長率改定値(前期比年率・2次速報):予想+1.5%(前回+2.1%)
- 8月26日21:30 米個人所得(前月比):予想+0.2%(前回+0.2%)
- 8月26日21:30 米個人消費支出(前月比):予想+0.1%(前回+0.3%)
- 8月26日21:30 米コアPCE物価指数(前月比):予想+0.2%(前回+0.1%)— FRBが重視するインフレ指標として特に注目度が高い
- 8月26日21:30 米耐久財受注(前月比):予想+0.7%(前回+0.3%)
- 8月27日10:30 日銀・氷見野副総裁の講演
- 8月27日以降 ジャクソンホール会議(米連銀主催の経済シンポジウム)が開幕
まとめ
- ドル円は159円台前半でのもみ合いが続き、時間軸によってトレンド判定が割れる神経質な状態
- ユーロドル・ポンド円は上昇バイアスで方向感が比較的揃っている
- 金は高値圏での推移が続き、強気の見方が優勢
- ビットコインは上昇基調の中で調整を交え、値動きがやや大きくなりやすい局面
- 本日発表の米PCE関連指標が、当面のドルの方向性を左右する可能性が高い
このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ
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- 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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- 過去のトレンド分析や値動きの傾向は、将来の相場の動きを保証するものではありません。相場は経済指標・要人発言・地政学リスクなど様々な要因で急変する可能性があります。
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