【日報】2026年11月2日:BTCは7.7万ドル台で小幅高、週明けは米中間選挙とISMに注目
この記事を読むとこうなります:週末のビットコインの値動きと、ドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールドの時間足別トレンドがひと目で分かり、米中間選挙やISM製造業景況指数を控えた週明けの注目点を整理できます。
⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。
本日の値動き
週末はFX主要通貨・ゴールドが市場休場のため、24時間取引のBTC/USDのみを掲載しています。下表は2026年11月1日(日)の24時間(UTC基準)の値動きです。
| 銘柄 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 | 前日比 |
|---|---|---|---|---|---|
| BTC/USD | 77,552.30 | 78,272.24 | 77,434.94 | 77,909.00 | +0.46% |
※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
11月1日のビットコインは、高値と安値の差がおよそ840ドルにとどまる小さな値幅で推移し、終値は77,909ドルと小幅に上昇しました。大きく崩れた週の後半に比べると、週末は落ち着きを取り戻した一日だったと言えます。
今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)
| 銘柄 | 現在値 | 週足 | 日足 | 4時間足 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 157.567 | 下降バイアス/下降トレンド継続 | レンジ/収束(保ち合いの可能性) | レンジ/下降トレンド継続 |
| EUR/USD | 1.11558 | 下降バイアス/下降トレンド継続 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー)/下降トレンド継続 | レンジ/上昇トレンド継続 |
| GBP/JPY | 210.867 | 下降バイアス/下降トレンド継続 | 上昇バイアス/収束(保ち合いの可能性) | 上昇バイアス/上昇トレンド継続 |
| GOLD (XAU/USD) | 3,883.96 | 下降バイアス/下降トレンド継続 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー)/下降トレンド継続 | 下降トレンド(パーフェクトオーダー)/下降トレンド継続 |
| BTC/USD | 77,920.82 | 上昇バイアス/上昇トレンド継続 | 下降バイアス/拡大レンジ | レンジ/下降トレンド継続 |
※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。
表の見方は「移動平均線による判定/ダウ理論による判定」です。FX・ゴールドは金曜の終値時点の水準になります。
ドル円は157.5円台で週を終えました。週足は下降方向、日足は保ち合いで、方向感の出にくい形です。別の指標で見ても日足・4時間足は「売り」、週足は「中立」で、短期はやや下向き、長い時間軸では決め手に欠けるという点で見方はおおむね揃っています。
ユーロドルは週足・日足ともに下降で、日足は移動平均線が下向きにきれいに並ぶパーフェクトオーダーです。一方で4時間足のダウ理論は上昇継続となっており、他の代表的な指標では4時間足も「売り」評価のため、短期は時間軸や手法によって評価が割れています。大きな流れは下向きの中で、目先は戻りを試す動きが入っている状態と読めます。
ポンド円は週足が下降方向ながら、日足・4時間足は上昇バイアスです。テクニカル面でも日足・4時間足は「買い」、週足は「中立」で、短期の上向きという点では見方が揃っています。
ゴールドは3,883ドル台で、週足から4時間足まですべて下降判定です。他の指標でも日足・4時間足は「売り」で、下向きの流れがはっきりしています。ただし4時間足のRSIは30を下回る水準まで低下しており、売られすぎを意識した反発が入りやすい位置でもあります。
ビットコインは週足が上昇判定を保つ一方、日足は下降バイアス、4時間足は下降継続です。別の指標でも週足・日足は「中立」、4時間足は「売り」で、長期の上昇基調と短期の弱さが同居している状態です。
値動きの背景
ビットコインは先週、大手暗号資産取引所のバイナンスで大規模な不正流出が明らかになったことを受けて急落しました。複数の報道によると、バイナンスは10月29日に被害を公表し、被害額を約63億ドルと見積もっています。同社は損失を自社の資金などで補填する方針を示し、段階的に出金を再開していると伝えられています。
11月1日の値動きは小幅にとどまり、急落後の売りはひとまず落ち着いた形です。取引所の障害やトラブルは、預けている資産の引き出しに直接影響します。取引所に資産を置きっぱなしにしない管理方法については仮想通貨ウォレット比較(SafePal・Ledger・MetaMaskの選び方)で詳しく解説しています。
為替市場では、ドル円が金曜のニューヨーク市場で小幅に下げ、157.5円台で週を終えました。今週は米国の中間選挙を控えており、結果が判明するまでは大きな持ち高を傾けにくいとの見方が出ています。ゴールドは先週に下げが続き、金曜時点でも下降の流れが続いています。
本日の重要経済指標
| 日時 | 国 | 指標名 | 重要度 | 予想 | 前回 |
|---|---|---|---|---|---|
| 11/02(月) 10:45 | CN | RatingDog中国製造業PMI | 高 | 51.6 | 52.1 |
この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。中国の景況感は資源国通貨や商品相場にも波及しやすく、週明けの東京時間の雰囲気を左右する材料になります。
明日の注目材料
- 米ISM製造業景況指数(日本時間3日0:00、予想54.6・前回54.5)。同時に雇用指数(前回52.7)も発表されます。
- FRB高官のグールズビー氏の講演(日本時間3日1:15)。金融政策に関する発言に注目が集まります。
- 米中間選挙(米国時間3日)。上下両院の勢力図がドルの方向感に影響する可能性があります。
- 米JOLTS求人件数(米国時間3日、予想7.13・前回7.079)と米製造業受注(前月比、予想1.2%・前回0.1%)。
米国は11月1日から冬時間に切り替わり、米指標の発表は日本時間で1時間遅くなっています。切り替えの詳細や業者ごとのサーバー時間の違いはFXの冬時間はいつから(2026年版)にまとめています。
まとめ
- 11月1日のビットコインは77,909ドル(+0.46%)と小幅高。値幅は狭く、先週の急落後としては落ち着いた動きでした。
- ドル円は157.5円台で週末を迎え、日足は保ち合い。ユーロドルとゴールドは中長期の下向きが続き、ポンド円は短期の上向きが目立ちます。
- 今週は米ISM製造業景況指数、米中間選挙、JOLTS求人件数と材料が続くため、発表前後の急な値動きに備えたポジション管理が大切です。
このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ
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注意事項(本レポートについて)
- 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
- 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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