米雇用統計とは?見方と発表時刻、過去10年のデータで見る為替の動き【2026年】
読む前にご確認ください:発表日時や数値は変更・改定されることがあります。本記事は一般的な見方と過去データの集計をまとめたもので、将来の値動きを保証するものではありません。発表前には、必ず最新のカレンダーでご確認ください。
米雇用統計とは?見方と発表時刻、過去10年のデータで見る為替の動き【2026年】
FXをしていると、毎月第1金曜の夜にチャートが急に動く場面に出会います。その正体が、米雇用統計です。為替市場で最も注目される経済指標のひとつで、発表の瞬間に数十pips動くことも珍しくありません。
この記事では、米雇用統計の基本、見るべき数字、発表時刻を整理したうえで、過去10年分の発表を集計し、「どんな結果のときに、どう動いたか」をデータで確認します。
この記事でわかること
・米雇用統計とは何か、どこが発表しているか
・注目される3つの数字(非農業部門雇用者数・失業率・平均時給)
・発表時刻(日本時間)と、夏時間・冬時間のずれ
・発表を見るときの4つのポイント
・過去10年の「前回・予想・結果」と、発表後の値動きの傾向
発表日程の確認方法は、FX経済指標カレンダーの見方と使い方で解説しています。
米雇用統計とは
米雇用統計は、米国の労働省にある労働統計局(BLS)が、原則として毎月第1金曜に発表する、雇用の状況をまとめた統計です。米国の景気の強さを測る代表的な材料であり、FRB(米連邦準備制度理事会)が金利を上げるか下げるかを考える際にも重視されます。そのため、発表のたびにドルを中心に為替が大きく動きます。
注目される3つの数字
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| 非農業部門雇用者数(NFP) | 農業以外の分野で、雇用者が前月からどれだけ増えた(減った)かを示します。最も注目される数字です。 |
| 失業率 | 働く意思があり、仕事を探している人が、働く人全体に占める割合です。 |
| 平均時給 | 賃金の伸びを示します。前月比と前年同月比があり、物価(インフレ)への影響を通じて、金利の見通しにつながります。 |
2つの調査から作られている
雇用者数と平均時給は、企業や事業所を対象にした「事業所調査」から、失業率は世帯を対象にした「家計調査」から作られています。「雇用者数は企業側の調査、失業率は個人側の調査」と覚えておくと、数字がずれて見えるときにも落ち着いて読めます。
発表時刻(日本時間)
発表は米東部時間の朝8時30分です。日本時間にすると、米国が夏時間の間は21時30分、冬時間の間は22時30分になります。2026年は、3月第2日曜に夏時間が始まり、11月第1日曜に終わります。政府機関の閉鎖などで、発表日が延期されることもあります。
発表を見るときの4つのポイント
- 予想との差を見る:相場が反応するのは、数字そのものより「予想よりどれだけ強かったか、弱かったか」です。
- 前月・前々月の改定を見る:過去分が修正されることがあり、ヘッドラインが予想通りでも、改定で印象が変わることがあります。
- 3か月平均で基調を見る:1か月の数字は振れが大きいため、数か月の平均で流れを確認します。
- 賃金の伸びを確認する:雇用が強くても、賃金の伸びが鈍ければ、利上げ観測は強まりにくくなります。
なぜ為替が動くのか
雇用が強い(予想を上回る)と、米国の景気は堅調と見られ、金利が下がりにくい、あるいは上がりやすいという見方が強まって、ドルが買われやすくなります。反対に、予想を大きく下回ると、景気減速や利下げが意識され、ドルが売られやすくなります。ただし、その時々の金利の局面や、市場がすでに織り込んでいた内容によっては、一般的な反応と逆になることもあります。
実際の事例:2024年8月2日の発表
2024年7月分の発表では、非農業部門雇用者数が結果114千人、予想175千人、前回179千人(改定後)でした。予想を大きく下回ったこの発表の後、ドル円は発表直前の148.98円から、30秒後に147.88円(約110pips下落)、5分後には147.16円(約182pips下落)まで動きました。その日のNY市場の引けは146.57円でした(Dukascopyの価格データに基づく)。
ドル円・ユーロドル・ゴールドを並べて比べると
値は、いずれも発表の直前の価格を基準にした変化幅です。ドルが買われる(ドル高の)材料のとき、ドル円は上がり、ユーロドルとゴールドは下がります。そのため、表の符号は銘柄ごとに逆向きになります。
| 銘柄 | 上振れ時の30秒後(平均) | 下振れ時の30秒後(平均) | ズレから想定される ドルの方向との一致率(30秒後) |
発表前5分の値幅(平均) | 発表後5分間の値幅(平均) |
|---|---|---|---|---|---|
| ドル円 | +25.2pips | -27.3pips | 89% | 8.2pips | 55.5pips |
| ユーロドル | -18.6pips | +19.6pips | 85% | 6.7pips | 39.5pips |
| ゴールド | -6.7ドル | +8.3ドル | 83% | 3.0ドル | 14.0ドル |
- 雇用統計では、3銘柄とも、予想とのズレから想定されるドルの方向と、30秒後の動きが一致した割合は83〜89%でした。どの銘柄でも、反応の向きは同じ(ドルの強弱)で、規模だけが違います。
- 発表後5分間の値幅は、発表前5分の約5〜7倍になりました。発表前は静かで、発表後に一気に動く傾向は、3銘柄に共通しています。
グラフで見る、発表前後の値動き(ドル円)

グラフの元の数値(単位:pips)
| 区分 | 件数 | 発表前30分 | 発表前5分 | 発表直前 | 30秒後 | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上振れ | 52 | +0.7 | +0.8 | 0 | +25.2 | +24.9 | +27.3 | +24.2 | +28.9 | +21.0 | +25.8 |
| ほぼ予想通り | 27 | +2.7 | +2.0 | 0 | -0.9 | -3.7 | -4.0 | -0.4 | +0.7 | -1.8 | -5.7 |
| 下振れ | 36 | 0 | +0.2 | 0 | -27.3 | -30.0 | -35.4 | -36.3 | -32.1 | -28.9 | -32.5 |

グラフの元の数値(単位:pips、115回の平均)
| 発表前5分の値幅 | 30秒後 | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8.2 | 28.3 | 31.6 | 34.6 | 34.4 | 37.2 | 39.0 | 51.9 |

グラフの元の数値(単位:pips)
| 年 | 2016年 | 2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回数 | 4 | 12 | 12 | 12 | 6 | 12 | 12 | 12 | 12 | 11 | 10 |
| 30秒後の平均の絶対変動 | 26.0 | 26.6 | 14.6 | 13.4 | 8.1 | 14.5 | 25.6 | 45.7 | 55.1 | 36.3 | 35.6 |
過去10年のデータで見る、雇用統計の発表後の値動き(ドル円)
データから分かること
- 予想とのズレの方向に、素直に動く:上振れの52回では、30秒後に平均+25.2pips、87%の回で上昇しました。下振れの36回では、30秒後に平均-27.3pipsで、上昇した回は8%でした。予想とのズレから想定されるドルの方向と、30秒後の実際の動きが一致した割合は89%でした。
- 予想通りだと、方向は出ない:ほぼ予想通りの27回の平均は、30秒後で-0.8pips、1時間後で-1.8pipsと小さく、はっきりした方向は出ませんでした。
- 発表前は静か、発表後は急に動く:発表前5分の値幅は平均8.2pipsですが、発表後5分間の値幅は平均55.5pipsでした(約7倍)。
- 最初の動きは、その後も続きやすい:30秒後の方向が、5分後も同じだった割合は84%、1時間後で79%、NY引けで70%でした。時間が経つほど、最初の方向に動き続ける割合は下がります。引け時点で、ズレから想定されるドルの方向と一致した割合は66%です。
- 近年のほうが、反応が大きい:30秒後の平均の絶対変動は、2016〜2021年の16.9pipsに対し、2022〜2026年は39.8pipsでした。金融政策への影響が大きい局面ほど、雇用統計の重みが増していると考えられます。
ドル円の表(ズレ別の値動き・絶対変動・直近12回)を開く
集計の前提です。価格はDukascopyの公開データ(bid/askの中値)を使い、変化幅は「発表の直前の価格」との差をpipsで示しています。プラスはドル円が上昇(ドル高)したことを表します。括弧内の「上昇」は、その時点で発表前より上がっていた回数の割合です。NY引けは、米国東部時間の17時(日本時間の6時または7時)の価格です。
予想とのズレ別に見た、発表後の値動き(ドル円・平均)
2016年9月〜2026年10月の雇用統計のうち、予想が取れた115回が対象です(2020年3〜8月の6回は、コロナ禍で雇用者数の変動が桁違いだったため除外しました)。非農業部門雇用者数の「結果−予想」で、3つに分けています。
| 区分 | 件数 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上振れ(予想より25千人超) | 52 | +25.2 (上昇87%) |
+24.9 (上昇81%) |
+27.3 (上昇71%) |
+24.2 (上昇77%) |
+28.9 (上昇71%) |
+21.0 (上昇65%) |
+25.8 (上昇65%) |
| ほぼ予想通り(±25千人) | 27 | -0.8 (上昇41%) |
-3.7 (上昇44%) |
-4.0 (上昇48%) |
-0.4 (上昇48%) |
+0.7 (上昇52%) |
-1.8 (上昇52%) |
-5.7 (上昇59%) |
| 下振れ(予想より25千人超低い) | 36 | -27.3 (上昇8%) |
-30.0 (上昇14%) |
-35.4 (上昇14%) |
-36.3 (上昇17%) |
-32.1 (上昇22%) |
-28.9 (上昇25%) |
-32.5 (上昇33%) |
| 大幅な上振れ(+100千人以上) | 19 | +29.0 (上昇89%) |
+30.6 (上昇89%) |
+31.5 (上昇74%) |
+34.9 (上昇84%) |
+42.0 (上昇79%) |
+38.2 (上昇68%) |
+48.9 (上昇79%) |
| 大幅な下振れ(-100千人以下) | 14 | -22.5 (上昇7%) |
-22.9 (上昇14%) |
-25.1 (上昇14%) |
-29.7 (上昇21%) |
-21.4 (上昇36%) |
-16.4 (上昇29%) |
-13.2 (上昇43%) |
| 全体 | 115 | +2.7 (上昇51%) |
+1.0 (上昇51%) |
+0.3 (上昇48%) |
-0.5 (上昇51%) |
+3.2 (上昇51%) |
+0.0 (上昇50%) |
+0.1 (上昇54%) |
平均の絶対変動(ドル円・方向を無視した動きの大きさ)
発表前の静けさと、発表後の動きの大きさを比べるため、プラスマイナスを無視した平均の変動幅を出しました。
| 区分 | 件数 | 発表前5分の値幅(平均) | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け | 発表後5分間の値幅(平均) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 115 | 8.2 | 28.3 | 31.6 | 34.6 | 34.4 | 37.2 | 39.0 | 51.9 | 55.5 |
| 上振れ | 52 | 7.1 | 31.2 | 34.4 | 37.3 | 35.8 | 42.7 | 43.4 | 56.1 | 56.3 |
| ほぼ予想通り | 27 | 11.7 | 21.4 | 25.1 | 24.5 | 23.4 | 26.2 | 30.8 | 50.3 | 56.5 |
| 下振れ | 36 | 7.2 | 29.3 | 32.6 | 38.4 | 40.6 | 37.5 | 38.8 | 47.1 | 53.6 |
直近12回の一覧
前回・予想・結果は、非農業部門雇用者数(単位は千人)です。値動きは、発表直前の価格からの変化幅(pips)です。
| 発表日 | 前回 | 予想 | 結果 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-10-02 | 133 | 90 | 29 | -33.4 | -35.1 | -44.5 | -49.6 | -37.8 | -12.2 | +31.2 |
| 2026-09-04 | 21 | 56 | 162 | +52.5 | +65.5 | +45.0 | +23.4 | -35.6 | -41.8 | +21.3 |
| 2026-08-07 | 20 | 80 | -23 | -57.2 | -60.4 | -150.4 | -126.3 | -96.1 | -94.3 | -56.2 |
| 2026-07-02 | 129 | 110 | 57 | -42.6 | -39.6 | -84.3 | -84.5 | -51.6 | -42.8 | -44.4 |
| 2026-06-05 | 179 | 85 | 172 | +6.2 | +9.2 | +11.5 | +9.6 | +31.7 | +26.6 | +40.8 |
| 2026-05-08 | 185 | 62 | 115 | -8.7 | -3.7 | -18.2 | -16.4 | -9.9 | -24.7 | -6.8 |
| 2026-04-03 | -133 | 60 | 178 | +10.4 | +8.5 | +9.6 | +1.6 | +5.3 | -1.1 | +10.0 |
| 2026-03-06 | 126 | 59 | -92 | -39.7 | -33.6 | -37.8 | -39.0 | +0.9 | +14.0 | -9.0 |
| 2026-02-11 | 48 | 70 | 130 | +92.9 | +88.1 | +94.5 | -51.0 | +31.9 | +35.1 | -25.8 |
| 2026-01-09 | 56 | 60 | 50 | +12.3 | +7.1 | -8.7 | +1.0 | -8.5 | +36.2 | +32.6 |
| 2025-12-16 | -105 | 50 | 64 | -13.4 | -18.5 | +3.4 | -1.6 | +1.7 | +9.1 | +2.2 |
| 2025-11-20 | -4 | 50 | 119 | +14.3 | -24.9 | -9.4 | -22.2 | -1.6 | +2.7 | -11.1 |
過去10年のデータで見る、雇用統計の発表後の値動き(ユーロドル)
データから分かること
- 予想とのズレの方向に、素直に動く:上振れ(ドル高の材料)の52回では、30秒後に平均-18.6pips、17%の回で上昇しました。下振れ(ドル安の材料)の36回では、30秒後に平均+19.6pipsで、上昇した回は89%でした。予想とのズレから想定されるドルの方向と、30秒後の実際の動きが一致した割合は85%でした。
- 予想通りだと、方向は出ない:ほぼ予想通りの27回の平均は、30秒後で+3.0pips、1時間後で-0.2pipsと小さく、はっきりした方向は出ませんでした。
- 発表前は静か、発表後は急に動く:発表前5分の値幅は平均6.7pipsですが、発表後5分間の値幅は平均39.5pipsでした(約6倍)。
- 最初の動きは、その後も続きやすい:30秒後の方向が、5分後も同じだった割合は83%、1時間後で77%、NY引けで68%でした。時間が経つほど、最初の方向に動き続ける割合は下がります。引け時点で、ズレから想定されるドルの方向と一致した割合は64%です。
- 近年のほうが、反応が大きい:30秒後の平均の絶対変動は、2016〜2021年の16.3pipsに対し、2022〜2026年は26.1pipsでした。金融政策への影響が大きい局面ほど、雇用統計の重みが増していると考えられます。
ユーロドルの表(ズレ別の値動き・絶対変動・直近12回)を開く
集計の前提です。価格はDukascopyの公開データ(bid/askの中値)を使い、変化幅は「発表の直前の価格」との差をpipsで示しています。プラスはユーロドルが上昇(ユーロ高・ドル安)したことを表します。括弧内の「上昇」は、その時点で発表前より上がっていた回数の割合です。NY引けは、米国東部時間の17時(日本時間の6時または7時)の価格です。
予想とのズレ別に見た、発表後の値動き(ユーロドル・平均)
2016年9月〜2026年10月の雇用統計のうち、予想が取れた115回が対象です(2020年3〜8月の6回は、コロナ禍で雇用者数の変動が桁違いだったため除外しました)。非農業部門雇用者数の「結果−予想」で、3つに分けています。
| 区分 | 件数 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上振れ(予想より25千人超) | 52 | -18.6 (上昇17%) |
-17.0 (上昇25%) |
-16.1 (上昇31%) |
-14.8 (上昇33%) |
-18.2 (上昇29%) |
-13.0 (上昇37%) |
-13.3 (上昇35%) |
| ほぼ予想通り(±25千人) | 27 | +3.0 (上昇63%) |
+3.3 (上昇59%) |
+4.1 (上昇63%) |
+1.0 (上昇56%) |
-2.6 (上昇52%) |
-0.2 (上昇48%) |
+0.9 (上昇41%) |
| 下振れ(予想より25千人超低い) | 36 | +19.6 (上昇89%) |
+22.3 (上昇86%) |
+22.9 (上昇75%) |
+21.9 (上昇81%) |
+21.2 (上昇75%) |
+19.1 (上昇69%) |
+18.9 (上昇61%) |
| 大幅な上振れ(+100千人以上) | 19 | -22.2 (上昇11%) |
-22.1 (上昇21%) |
-20.4 (上昇21%) |
-21.3 (上昇21%) |
-26.5 (上昇16%) |
-22.4 (上昇32%) |
-17.1 (上昇32%) |
| 大幅な下振れ(-100千人以下) | 14 | +17.0 (上昇86%) |
+18.1 (上昇86%) |
+14.9 (上昇64%) |
+19.6 (上昇79%) |
+14.3 (上昇71%) |
+13.9 (上昇71%) |
+20.5 (上昇71%) |
| 全体 | 115 | -1.5 (上昇50%) |
+0.1 (上昇52%) |
+0.8 (上昇52%) |
+0.4 (上昇53%) |
-2.2 (上昇49%) |
+0.0 (上昇50%) |
+0.1 (上昇44%) |
平均の絶対変動(ユーロドル・方向を無視した動きの大きさ)
発表前の静けさと、発表後の動きの大きさを比べるため、プラスマイナスを無視した平均の変動幅を出しました。
| 区分 | 件数 | 発表前5分の値幅(平均) | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け | 発表後5分間の値幅(平均) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 115 | 6.7 | 21.2 | 22.5 | 24.2 | 23.8 | 27.1 | 27.5 | 38.8 | 39.5 |
| 上振れ | 52 | 6.0 | 22.8 | 23.9 | 25.4 | 25.0 | 29.7 | 28.2 | 39.5 | 40.1 |
| ほぼ予想通り | 27 | 7.3 | 17.4 | 16.7 | 19.8 | 18.3 | 20.8 | 23.4 | 39.6 | 38.9 |
| 下振れ | 36 | 7.3 | 21.6 | 24.8 | 25.8 | 26.1 | 28.0 | 29.7 | 37.2 | 39.2 |
直近12回の一覧
前回・予想・結果は、非農業部門雇用者数(単位は千人)です。値動きは、発表直前の価格からの変化幅(pips)です。
| 発表日 | 前回 | 予想 | 結果 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-10-02 | 133 | 90 | 29 | +13.4 | +12.4 | +14.9 | +17.8 | +27.0 | +19.1 | +22.5 |
| 2026-09-04 | 21 | 56 | 162 | -28.4 | -37.5 | -31.7 | -29.8 | -24.6 | -11.4 | -12.5 |
| 2026-08-07 | 20 | 80 | -23 | +30.4 | +36.8 | +44.0 | +45.2 | +44.6 | +41.8 | +30.3 |
| 2026-07-02 | 129 | 110 | 57 | +31.0 | +39.6 | +50.5 | +63.2 | +52.1 | +41.8 | +32.5 |
| 2026-06-05 | 179 | 85 | 172 | -18.1 | -18.5 | -20.3 | -25.1 | -48.9 | -50.7 | -113.3 |
| 2026-05-08 | 185 | 62 | 115 | +3.2 | -0.4 | +12.8 | +13.5 | +9.3 | +12.9 | +21.2 |
| 2026-04-03 | -133 | 60 | 178 | -14.5 | -12.0 | -15.2 | -12.4 | -12.6 | -12.4 | -25.2 |
| 2026-03-06 | 126 | 59 | -92 | +19.0 | +15.4 | +25.0 | +27.3 | -9.9 | -7.3 | +53.3 |
| 2026-02-11 | 48 | 70 | 130 | -56.5 | -55.7 | -54.0 | -31.9 | -39.1 | -36.9 | -29.4 |
| 2026-01-09 | 56 | 60 | 50 | -8.4 | -4.6 | +7.6 | +3.5 | +1.3 | -5.7 | -9.6 |
| 2025-12-16 | -105 | 50 | 64 | +11.0 | +16.1 | +8.9 | +6.6 | +5.3 | +12.7 | -23.6 |
| 2025-11-20 | -4 | 50 | 119 | -5.7 | +14.4 | +11.4 | +23.6 | +13.3 | +29.4 | +13.5 |
過去10年のデータで見る、雇用統計の発表後の値動き(ゴールド)
データから分かること
- 予想とのズレの方向に、素直に動く:上振れ(ドル高の材料)の50回では、30秒後に平均-6.7ドル、20%の回で上昇しました。下振れ(ドル安の材料)の36回では、30秒後に平均+8.3ドルで、上昇した回は86%でした。予想とのズレから想定されるドルの方向と、30秒後の実際の動きが一致した割合は83%でした。
- 予想通りだと、方向は出ない:ほぼ予想通りの26回の平均は、30秒後で+0.5ドル、1時間後で+1.6ドルと小さく、はっきりした方向は出ませんでした。
- 発表前は静か、発表後は急に動く:発表前5分の値幅は平均3.0ドルですが、発表後5分間の値幅は平均14.0ドルでした(約5倍)。
- 最初の動きは、その後も続きやすい:30秒後の方向が、5分後も同じだった割合は87%、1時間後で79%、NY引けで68%でした。時間が経つほど、最初の方向に動き続ける割合は下がります。引け時点で、ズレから想定されるドルの方向と一致した割合は62%です。
- 近年のほうが、反応が大きい:30秒後の平均の絶対変動は、2016〜2021年の3.9ドルに対し、2022〜2026年は10.4ドルでした。金融政策への影響が大きい局面ほど、雇用統計の重みが増していると考えられます。
ゴールドの表(ズレ別の値動き・絶対変動・直近12回)を開く
集計の前提です。価格はDukascopyの公開データ(bid/askの中値)を使い、変化幅は「発表の直前の価格」との差をドルで示しています。プラスはゴールドが上昇(ゴールド高)したことを表します。括弧内の「上昇」は、その時点で発表前より上がっていた回数の割合です。NY引けは、米国東部時間の17時(日本時間の6時または7時)の価格です。
予想とのズレ別に見た、発表後の値動き(ゴールド・平均)
2016年9月〜2026年10月の雇用統計のうち、予想が取れた112回が対象です(2020年3〜8月の6回は、コロナ禍で雇用者数の変動が桁違いだったため除外しました)。非農業部門雇用者数の「結果−予想」で、3つに分けています。
| 区分 | 件数 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上振れ(予想より25千人超) | 50 | -6.7 (上昇20%) |
-7.3 (上昇20%) |
-6.4 (上昇28%) |
-6.3 (上昇34%) |
-8.1 (上昇32%) |
-6.0 (上昇38%) |
-6.6 (上昇42%) |
| ほぼ予想通り(±25千人) | 26 | +0.5 (上昇62%) |
+0.6 (上昇46%) |
+2.0 (上昇65%) |
+1.5 (上昇62%) |
+0.3 (上昇58%) |
+1.6 (上昇65%) |
+0.7 (上昇54%) |
| 下振れ(予想より25千人超低い) | 36 | +8.3 (上昇86%) |
+9.7 (上昇83%) |
+10.8 (上昇81%) |
+11.2 (上昇81%) |
+9.8 (上昇86%) |
+9.3 (上昇81%) |
+7.6 (上昇67%) |
| 大幅な上振れ(+100千人以上) | 17 | -8.6 (上昇18%) |
-9.2 (上昇18%) |
-9.3 (上昇29%) |
-10.2 (上昇12%) |
-11.2 (上昇24%) |
-7.1 (上昇47%) |
-2.3 (上昇47%) |
| 大幅な下振れ(-100千人以下) | 14 | +7.9 (上昇79%) |
+9.3 (上昇79%) |
+9.7 (上昇71%) |
+9.8 (上昇64%) |
+7.8 (上昇86%) |
+8.5 (上昇86%) |
+8.5 (上昇64%) |
| 全体 | 112 | -0.2 (上昇51%) |
+0.0 (上昇46%) |
+1.1 (上昇54%) |
+1.1 (上昇55%) |
-0.4 (上昇55%) |
+0.7 (上昇58%) |
-0.3 (上昇53%) |
平均の絶対変動(ゴールド・方向を無視した動きの大きさ)
発表前の静けさと、発表後の動きの大きさを比べるため、プラスマイナスを無視した平均の変動幅を出しました。
| 区分 | 件数 | 発表前5分の値幅(平均) | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け | 発表後5分間の値幅(平均) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 全体 | 112 | 3.0 | 7.1 | 7.9 | 8.9 | 9.4 | 9.9 | 10.1 | 15.5 | 14.0 |
| 上振れ | 50 | 2.7 | 7.8 | 8.4 | 8.7 | 9.2 | 11.2 | 11.1 | 16.8 | 14.0 |
| ほぼ予想通り | 26 | 2.3 | 3.8 | 3.8 | 5.0 | 4.7 | 5.6 | 7.2 | 11.8 | 11.2 |
| 下振れ | 36 | 3.7 | 8.6 | 10.3 | 12.0 | 12.9 | 11.1 | 10.9 | 16.3 | 15.9 |
直近12回の一覧
前回・予想・結果は、非農業部門雇用者数(単位は千人)です。値動きは、発表直前の価格からの変化幅(ドル)です。
| 発表日 | 前回 | 予想 | 結果 | 直後(30秒) | 1分後 | 5分後 | 10分後 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-10-02 | 133 | 90 | 29 | +25.5 | +27.9 | +36.1 | +31.5 | +31.2 | +7.0 | -46.9 |
| 2026-09-04 | 21 | 56 | 162 | -62.4 | -70.3 | -78.2 | -81.0 | -79.2 | -60.4 | -42.1 |
| 2026-08-07 | 20 | 80 | -23 | +38.3 | +43.2 | +49.9 | +54.7 | +51.4 | +46.3 | +33.0 |
| 2026-07-02 | 129 | 110 | 57 | +34.3 | +52.1 | +62.0 | +71.8 | +52.2 | +47.9 | +57.4 |
| 2026-06-05 | 179 | 85 | 172 | -15.1 | -14.8 | -12.1 | -21.3 | -59.0 | -60.7 | -135.8 |
| 2026-05-08 | 185 | 62 | 115 | +2.6 | -2.2 | +12.4 | +14.7 | +13.6 | +16.4 | +4.5 |
| 2026-03-06 | 126 | 59 | -92 | +27.3 | +35.9 | +40.9 | +41.1 | +1.9 | +21.1 | +89.5 |
| 2026-02-11 | 48 | 70 | 130 | -40.2 | -60.0 | -33.2 | -18.9 | -17.4 | -12.3 | +0.8 |
| 2026-01-09 | 56 | 60 | 50 | -3.5 | -2.2 | +13.8 | +15.6 | +9.4 | +21.2 | +36.8 |
| 2025-12-16 | -105 | 50 | 64 | +3.4 | +4.4 | +5.5 | +5.2 | +11.3 | +24.1 | -0.0 |
| 2025-11-20 | -4 | 50 | 119 | -15.2 | -4.0 | -11.4 | +6.9 | -5.6 | -5.5 | -9.2 |
| 2025-09-05 | 79 | 75 | 22 | +13.5 | +19.3 | +22.3 | +29.9 | +25.6 | +24.2 | +31.7 |
データから考える、米雇用統計の発表後のトレード戦略(検証結果)
ここまでのデータを使って、発表後に売買するルールを検証しました。事前に決めたルールを、そのまま過去の全回に当てはめた結果です(結果を見てから、良いルールを探し直してはいません)。エントリーは発表の1分後です。発表の30秒後に成行で入るのは、現実には難しいためです。決済は5分後〜NY引けの5通りで、損切りは入れていません。コストは、1回の往復で3pips(コストA)と5pips(コストB)を仮定しました。通常の口座では、発表直後はスプレッドが広がるため、実際のコストはこれより大きくなることがあります。
期待値は「1回あたりの平均損益」、PFは「総利益÷総損失」で、1を超えれば、利益のほうが大きいことを示します。

グラフの元の数値(単位:pips、1回あたりの期待値・往復コスト3pips差引後)
| 期間 | 件数 | 30分後 | 1時間後 | NY引け |
|---|---|---|---|---|
| 2016〜2021年 | 16 | -6.4 | -7.7 | -4.6 |
| 2022〜2026年 | 17 | +11.8 | +4.6 | +10.9 |
検証から分かったこと
- 1分後に入る時点で、動きの大半はすでに終わっている:ズレが出た回で、想定した方向への平均の動きは、30秒後に+26.0pips、1分後に+27.0pips、1時間後に+24.2pipsでした。1分後の時点で、1時間後までの動きの約112%がすでに出ています。
- ズレの方向に順張りしても、コストを引くと、ほぼ残らない:ズレが大きい回(88回)の期待値は、コストなしで30分後+3.2pips、1時間後-2.8pips、コストAを引くと、30分後+0.2pips、1時間後-5.8pipsと、ゼロ付近かマイナスでした。
- ズレが特に大きい回(33回)に絞ると、プラスに見える決済もあるが、2016〜2021年は-4.6pips、2022〜2026年は+10.9pips(NY引け)と、期間でぶれ、勝率は42%でした。安定した優位性とは言えません。
- 最初の30秒の動きに順張りするだけ(全回)では、優位性は小さい:コストA後の期待値は、5分後-0.5pips、1時間後+0.8pips、NY引け+2.4pipsでした。
- 逆張りは不利:最初の30秒の動きと逆に入るルールは、コストA後の期待値が、すべての決済で-4.1〜-8.4pipsと、マイナスでした(逆行する値動きに、損切りなしで耐える形になるため、損失が大きくなります)。
ユーロドルとゴールドでは、同じルールでも、期待値が小さい、またはマイナスの結果が多く、ドル円ほどの傾向は再現しませんでした。
ルール別・決済別の検証結果(ドル円)を開く
| ルール | 決済 | 件数 | 期待値(コストなし) | 期待値(コスト後) | 勝率 | PF | 2016〜2021年 | 2022〜2026年 | 最悪の1回 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ズレの方向に順張り(ズレが大きい回だけ) | 5分後 | 88 | +3.6 | +0.6 | 43% | 1.1 | -4.9 | +6.4 | -36.1 |
| ズレの方向に順張り(ズレが大きい回だけ) | 30分後 | 88 | +3.2 | +0.2 | 50% | 1.0 | -5.7 | +6.3 | -104.1 |
| ズレの方向に順張り(ズレが大きい回だけ) | 1時間後 | 88 | -2.8 | -5.8 | 44% | 0.7 | -7.8 | -3.7 | -110.3 |
| ズレの方向に順張り(ズレが大きい回だけ) | NY引け | 88 | +1.5 | -1.5 | 47% | 0.9 | -7.6 | +5.0 | -142.9 |
| ズレが特に大きい回だけ順張り | 5分後 | 33 | +1.4 | -1.6 | 42% | 0.8 | -7.7 | +4.2 | -36.1 |
| ズレが特に大きい回だけ順張り | 30分後 | 33 | +6.0 | +3.0 | 55% | 1.3 | -6.4 | +11.8 | -104.1 |
| ズレが特に大きい回だけ順張り | 1時間後 | 33 | +1.6 | -1.4 | 48% | 0.9 | -7.7 | +4.6 | -110.3 |
| ズレが特に大きい回だけ順張り | NY引け | 33 | +6.4 | +3.4 | 42% | 1.2 | -4.6 | +10.9 | -116.7 |
| 最初の30秒の動きに順張り(全回) | 5分後 | 115 | +2.5 | -0.5 | 43% | 0.9 | -4.9 | +4.0 | -38.0 |
| 最初の30秒の動きに順張り(全回) | 30分後 | 115 | +2.8 | -0.2 | 52% | 1.0 | -4.3 | +3.9 | -104.1 |
| 最初の30秒の動きに順張り(全回) | 1時間後 | 115 | +3.8 | +0.8 | 51% | 1.1 | -4.1 | +5.7 | -110.3 |
| 最初の30秒の動きに順張り(全回) | NY引け | 115 | +5.4 | +2.4 | 47% | 1.1 | -6.1 | +11.0 | -142.9 |
| 最初の30秒の動きと逆に逆張り(全回) | 5分後 | 115 | -2.5 | -5.5 | 37% | 0.4 | -1.1 | -10.0 | -93.0 |
| 最初の30秒の動きと逆に逆張り(全回) | 30分後 | 115 | -2.8 | -5.8 | 41% | 0.6 | -1.7 | -9.9 | -124.3 |
| 最初の30秒の動きと逆に逆張り(全回) | 1時間後 | 115 | -3.8 | -6.8 | 40% | 0.6 | -1.9 | -11.7 | -170.6 |
| 最初の30秒の動きと逆に逆張り(全回) | NY引け | 115 | -5.4 | -8.4 | 42% | 0.7 | +0.1 | -17.0 | -245.5 |
| ズレの方向に順張り+最初の30秒が同じ方向のとき | 5分後 | 78 | +4.3 | +1.3 | 45% | 1.2 | -5.6 | +9.0 | -36.1 |
| ズレの方向に順張り+最初の30秒が同じ方向のとき | 30分後 | 78 | +4.2 | +1.2 | 53% | 1.1 | -5.6 | +8.7 | -104.1 |
| ズレの方向に順張り+最初の30秒が同じ方向のとき | 1時間後 | 78 | -0.5 | -3.5 | 47% | 0.8 | -7.8 | +1.3 | -110.3 |
| ズレの方向に順張り+最初の30秒が同じ方向のとき | NY引け | 78 | +3.0 | -0.0 | 46% | 1.0 | -9.6 | +10.6 | -142.9 |
期待値は、1回あたりの平均損益(pips)です。コスト後はコストAを差し引いています。PFは総利益÷総損失、最悪の1回はコストA後の最大損失です。
他の銘柄でも同じルールを試した結果(ズレが特に大きい回だけ順張り)
| 銘柄 | 決済 | 件数 | 期待値(コスト後) | 勝率 | 2016〜2021年 | 2022〜2026年 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドル円 | 1時間後 | 33 | -1.4pips | 48% | -7.7 | +4.6 |
| ドル円 | NY引け | 33 | +3.4pips | 42% | -4.6 | +10.9 |
| ユーロドル | 1時間後 | 33 | -4.6pips | 42% | -6.4 | -3.0 |
| ユーロドル | NY引け | 33 | -4.9pips | 36% | -6.3 | -3.5 |
| ゴールド | 1時間後 | 31 | -2.1ドル | 35% | -1.6 | -2.5 |
| ゴールド | NY引け | 31 | -4.7ドル | 39% | -4.4 | -4.9 |
このデータから言えること、言えないこと
- 言えること:発表の前後は、値動きが急に大きくなります。ポジションの大きさや損切りの位置は、事前に決めておく価値があります。
- 言えないこと:発表の結果から、短時間で確実に利益を取れる方法があるとは、このデータからは言えません。動きの多くは、発表の1分以内に終わっています。
- EAを動かしている場合は、発表の前後に動きを止める、またはロットを抑えるといった判断のほうが、期待値を守る点で役に立ちます(詳しくは、EA運用の相場急変対策)。
この検証は、過去のデータに基づく参考情報で、将来の成績を保証するものではありません。投資助言ではなく、取引の判断はご自身でお願いします。
発表前後に気をつけたいこと
- 発表の直後は、スプレッドが広がり、約定がずれる(スリッページ)ことがあります。
- ポジションを持ったまま迎える場合は、ロットと証拠金維持率を事前に確認しておきます。
- EAを動かしている方は、EA運用の相場急変対策も参考にしてください。
よくある質問
Q. 雇用統計は毎月、同じ日に発表されますか?
A. 原則は第1金曜ですが、祝日や政府機関の閉鎖などで変わることがあります。発表の週に、最新のカレンダーで確認してください。
Q. 数字が良ければ、必ずドルは上がりますか?
A. 必ずではありません。予想との差、改定の内容、金利の局面によって、反応は変わります。
Q. 初心者は、発表時に取引してもよいですか?
A. 禁止ではありませんが、値動きが荒く、スプレッドも広がりやすい時間帯です。経験が浅いうちは、発表前後は見送るのも選択肢です。
まとめ
- 米雇用統計は、毎月第1金曜に、米労働統計局が発表する雇用の統計で、為替への影響が大きい
- 非農業部門雇用者数・失業率・平均時給の3つを、予想との差で読む
- 日本時間では、夏時間の間は21時30分、冬時間の間は22時30分の発表
注意事項
- 経済指標の発表日時・数値は変更や改定が行われる場合があります。最新の情報は、各発表元の公式サイトでご確認ください。
- 本記事の値動きは、過去の実績に基づく集計であり、将来の結果を保証するものではありません。
- 海外FXの利用は、日本の金融庁に登録されていない業者を含みます。規約・リスクをご自身でご確認ください。
- 本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の取引や投資行動を推奨するものではありません。

