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【日報】2026年9月9日:中東情勢緊迫でリスク回避の円買い、ドル円153円台に続落

この記事を読むと、中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の動きと、ドル円・ユーロドル・ポンド円・ゴールド・ビットコインを含めた今週の目線が3分でつかめます。

⚠️ 本レポートは執筆時点の相場情報です。相場は経済指標の結果・要人発言・地政学リスクなどによって方向性が急変することがあり、記載のトレンドや見通しは将来の値動きを保証するものではありません。取引は必ずご自身の判断と責任で行ってください。

本日の値動き

以下は2026年9月8日(火)の24時間の値動きです。中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の円買いが強まり、ドル円は153円台後半まで続落しました。

資産始値高値安値終値前日比
USD/JPY154.274154.42152.884153.922-0.25%
EUR/USD1.161841.163541.160741.16233+0.02%
GBP/JPY208.91209.072207.094208.466-0.25%
GOLD (XAU/USD)4410.714442.934345.934355.43-1.15%
BTC/USD79224.8279471.9777611.1278492.16-0.92%

※価格はMT5(XS Fintech)のデータに基づき、日足はUTC基準で区切っています。TradingView等の他チャートとは表示タイムゾーンや参照取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。

今週の目線(週足・日足・4時間足トレンド)

移動平均線の並びとダウ理論にもとづく機械的なトレンド判定は以下の通りです。

資産時間軸価格移動平均トレンドダウ理論
USD/JPY週足153.68下降バイアス下降トレンド継続
日足153.68下降バイアス拡大レンジ
4時間足153.68下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
EUR/USD週足1.16253上昇バイアス下降トレンド継続
日足1.16253上昇バイアス収束(保ち合いの可能性)
4時間足1.16253上昇トレンド(パーフェクトオーダー)収束(保ち合いの可能性)
GBP/JPY週足208.107下降バイアス下降トレンド継続
日足208.107下降バイアス拡大レンジ
4時間足208.107下降トレンド(パーフェクトオーダー)下降トレンド継続
GOLD (XAU/USD)週足4353.96レンジ収束(保ち合いの可能性)
日足4353.96レンジ収束(保ち合いの可能性)
4時間足4353.96下降バイアス下降トレンド継続
BTC/USD週足78553.72レンジ下降トレンド継続
日足78553.72レンジ上昇トレンド継続
4時間足78553.72下降バイアス下降トレンド継続

※価格はMT5データに基づくため、他チャートとは多少異なる場合があります。

ドル円は自前の判定でも週足・日足・4時間足のすべてで下降バイアスが優勢で、4時間足は「下降トレンド(パーフェクトオーダー)」と短期的な下値模索の色が濃くなっています。他の代表的な指標でも全時間軸で売り優勢の評価がそろっており、見方が揃った状態が続いています。

ユーロドルは自前の判定でも週足・日足がそろって上昇バイアス、4時間足は「上昇トレンド(パーフェクトオーダー)」となっており、他の代表的な指標でも全時間軸で買い優勢の評価がそろっています。ただしダウ理論では日足・4時間足がともに「収束(保ち合いの可能性)」と出ており、方向性が定まるまでにはもう一段の値動きが必要な面もあります。

ポンド円もドル円と同様に、自前の判定・他の代表的な指標のいずれも売り優勢の評価がそろっており、4時間足は「下降トレンド(パーフェクトオーダー)」と短期的な下値の勢いが強い状態です。

ゴールドは自前のトレンド判定では週足・日足が「レンジ」、4時間足のみ下降バイアスとなっている一方、他の代表的な指標では週足が買い優勢、日足が売り優勢、4時間足は強い売りと時間軸によって評価が割れています。前日比では-1.15%とやや大きめの下落で、短期的な調整と中長期的な底堅さが綱引きしている状況とも読み取れます。

ビットコインは自前の判定で日足が「上昇トレンド継続」となっている一方、4時間足は下降バイアスと短期的な重さも見られます。他の代表的な指標でも週足・日足は買い優勢、4時間足は売り優勢と評価が分かれており、中期的な上昇基調を保ちながら短期は調整含みという見方に沿った結果です。

値動きの背景

中東情勢の緊迫化(湾岸地域での攻撃をめぐる報道)を背景に原油価格が1バレル100ドルに迫る場面があり、これを受けたリスク回避の動きから円買いが強まってニューヨーク株式市場は下落しました。ドル円は前日までの日銀の利上げ観測に加えてこの円買いも重なり、153円台後半まで値を下げています。ユーロドルは対ドルでは底堅く推移し、わずかながら上昇して取引を終えました。

ゴールドは序盤に4442.93ドルまで上値を試す場面があったものの、その後は利益確定売りに押されて4355.43ドル(前日比-1.15%)まで反落しました。実質金利や中央銀行の金購入動向など、ゴールドの値動きを左右する要因については金トレードの基本ガイドで詳しく解説しています。ビットコインはアナリストの間で底打ち観測が出る一方、方向感に乏しく前日比マイナス圏(-0.92%)での推移となりました。

本日の重要経済指標

日時指標名重要度予想前回
09/09(水) 10:30CN消費者物価指数(前月比)+0.3%-0.1%
09/09(水) 10:30CN生産者物価指数(前年比)+3.7%+3.5%
09/09(水) 10:30CN消費者物価指数(前年比)+0.8%+0.5%
09/09(水) 20:00US30年住宅ローン金利(MBA)6.79%
09/09(水) 21:15USADP雇用者数変化(週次)11.75万人

この時間以降に発表があるため、結果次第で値動きが変わる可能性があります。

明日の注目材料

  • 9日夜から10日未明にかけてのECBラガルド総裁発言、米API原油在庫統計、英RICS住宅価格指数(予想-28、前回-30)
  • 10日21:15発表のECB政策金利(予想2.65%、前回2.40%)とラガルド総裁会見
  • 10日21:30発表の米PPI(予想+0.4%、前回0%)と新規失業保険申請件数(予想20.5万件、前回20.6万件)
  • 10日23:00発表の米中古住宅販売件数(予想399万件、前回406万件)
  • 中東情勢の緊迫化を受けたリスク回避の動きが続くか
  • ドル円の下値模索が続くか、ゴールド・ビットコインが方向感を取り戻せるか

まとめ

  • ドル円は中東情勢の緊迫化に伴うリスク回避の円買いで153.922円(-0.25%)まで続落、下降トレンドが継続
  • ポンド円もドル円と連動する形で208.466円(-0.25%)まで下落
  • ユーロドルは対照的に底堅く、1.16233ドル(+0.02%)とほぼ横ばいで推移
  • ゴールドは高値からの反落で4355.43ドル(-1.15%)、ビットコインも78492.16ドル(-0.92%)とともに軟調
  • 明日は中国の物価指標に加えてECB政策金利発表・ラガルド総裁会見、米PPI・中古住宅販売に注目

このレポートを踏まえてトレードを始めたい方へ

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注意事項(本レポートについて)

  • 本レポートは、当サイトが独自に収集した情報(移動平均線・ダウ理論等に基づく機械的なトレンド判定、および公開されているニュース・経済指標情報)をもとに作成した情報提供・参考情報であり、金融商品取引法にもとづく投資助言を目的としたものではありません。
  • 価格データはMT5(XS Fintech)を使用しており、日足は協定世界時(UTC)を基準に区切っています。TradingView等の他のチャートサービスや取引所とは表示タイムゾーンや参照する取引所が異なるため、数値が多少異なる場合があります。
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