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【ライントレード】水平線・トレンドラインの引き方とチャートパターンで勝率up!

part1では、ライントレードの基礎知識をまとめました。それを踏まえた上で、今回はその他のラインを使ったさまざまなライントレードを紹介しながら、ライントレードの考え方、また勝率を上げるための実際のトレード方法などを紹介します。ラインは「1本」でも「平行」のラインでもワンクリックで利用できますので、とても簡単です。今回もまた、トレードの基本となりますので、ぜひ最後までご覧ください。

トレンドラインの捉え方

ラインの引き方の基本は山と山、谷と谷を結ぶことです。画像の中のトレンドラインは、上位時間足からの上昇、1時間足で引ける下降と上昇の3本です。トレンドラインは、トレンドの起点から2つ目の押し目(戻り目)でラインを引きますが、たびたび見直して引き直すことも必要です。

ライントレードでは「ブレイク」でエントリーして、例えば水平レジスタンス(またはサポート)ラインを決済目標にするのが一般的です。トレードスタイルにもよるのですが、例えば下の画像では、下降トレンドラインをブレイクして、上に2本の水平線がありますので、1本目で決済、またブレイクしたら2本目で決済というやり方もできます。

ブレイクから水平線を使うトレードになりますが、これは「ダマシ」が多くなりますので、とにかく「損切」をしっかりしないとダメージを受けます。とはいえ、画像のダマシと思われる箇所を見ると動きが大きいので、うまく処理できない可能性もありますね。この場面は1時間足なので、ローソクが大きく見えても打撃を受けるほどではありません。レジスタンス&サポートラインがうまく効いているかを確認しながら確実に「損小」に押さえましょう。

ブレイクがあれば動きが強く、トレンドになる可能性が高いので、トレンドラインが引けるまで待つのも選択肢の一つです。トレンドラインの見方としては、やはりローソク足がラインの上にあるか、下にあるかは重要なポイントで、画像内の右側ではローソク足がラインを上に抜けられない(失速した)ために大きな下落になっています。

「ダマシ」を回避するには?

今となっては、この動きが「ダマシ」なのかは不明ですが、「上昇したいけど指標がある」などの理由で様子見になることもありますし、またはピボットやフィボナッチなど他のラインがあったのかもしれません。つまり、「指標」などは考慮する、トレンドライン・水平ラインだけではなく他のインジケーターなども表示して参考にする、ということがライントレードの前提になります。

ピボットについて簡単に解説します。ピボットは時間ごとの上限下限ラインがわかるので便利です。MT4・5には搭載されてないのですが、チャートによっては表示できるものもあります。下の画像(左)はピボットを期間20でセットしたものです。上と同じUSD/JPY(1時間足)を少し拡大しています。緑のラインが仲値になり、だいたい上下1本の間で推移していきます。

「ダマシ」箇所を囲ってみました。ピボットはローソク足1本1本により変動するので、今となってはやはり定かではありません。

フィボナッチ(画像:右)は多くのチャートで採用されているインジケーターです。フィボナッチ比率などで構成された「リトレースメント」や「エクスパンション」など5~8種類ほどが搭載されています。フィボナッチラインもレジスタンス&サポートラインとして意識されるため、反転が起きたりします。今回の上昇トレンドの起点から「ダマシ」箇所までリトレースメントをあててみると、ちょうど61.8%で反転しているのが確認できます。このように押し目(戻り目)やトレンドの終点などの目安として、利用しているトレーダーも非常に多いです。ぜひ活用してください。

チャートパターンでラインを引く:ブレイク

チャートには繰り返し表れる同じ(似たような)形があります。それが「チャートパターン」と言われるもので、エントリーチャンスとして見られるために多くのトレーダーが参加します。

part1では、相場の天井圏や底値圏で表れる「トレンド転換サイン」である、基本のダブルトップ(ボトム)やヘッド&ショルダー(三尊・逆三尊)について簡単な解説をしました。このようなチャートパターンは比較的多く表れるので、エントリーもそれだけ増やすことができます。

今回は、下図の《中段に表れる保ち合い相場》の「チャートパターン」について解説を進めます。まずボックスフラッグですが、平行線が引けるレンジ相場です。どちらかにブレイクするまで方向はわかりません。水平(ボックス)だけでなく、上昇または下降しながら平行(フラッグ)に進みます。フラッグはそれまでの上昇(下降)が長ければその後も大きく伸びる特徴があります。上位時間足でこのような相場になると、ライン内での売買だけでpipsが大きくなるので、参加するトレーダーも多いです。トレード方法は、サポートラインでエントリーするといいでしょう。そのうちブレイクするのを待ってからエントリーするのも安心です。

ペナント(三角持ち合い)についてはよく表れます。ウェッジトライアングルの形も覚えておくといいですね。上昇の後の下降、下降の後の上昇については注目して、目立つところにラインを入れておくようにしましょう。このように先に向かって収斂していく形はラインブレイクしてからのエントリーになります。

このようなライントレードでの注意点「あるある」な話ですが、ダブルトップ(ボトム)や三尊のように高値・安値には2回以上戻ってくる傾向があるので、節目や区切り場面で決済はしておくべきです。そして、ブレイクしたからといって慌ててエントリーせずに、戻ってきてから改めてエントリーを考えることもできるのです。トレードをする上で「チャンス」ということを誰でも考えますが、「今」だけがチャンスなわけではありません。何度もチャンスは巡ってきますので、落ち着いてチャートと向き合いましょう。

マルチタイムフレーム分析とライントレード

ラインに挟まれた内側は枠に縛られているのと同じです。枠から飛び出すと「ブレイク」になり、溜まっていた力が一気に一方向に流れるため、大きな動きが期待できます。とはいえ、それが下位時間足であったなら、上位時間足の波に合わせるための一つの動きでしかありません。

下位時間足で「ダマシ」が多いことも、上位時間足の波を作るための動きだと言えます。では、上位時間足ではどれを確認すればいいのでしょうか? それはトレードスタイルによります。

例えば、分・時間足でデイトレをしているのなら、最低でも日足でのラインを引くようにしましょう。できたら週足・月足もラインは引いておいた方がいいです。週末・月末はどうしても週足・月足の影響があるからです。

画像はUSD/JPY月足です。月足ではネックラインと並行のラインを引いてあります。レジスタンスラインで押さえられての下落です。1時間足で大きく見える下落でも、月足ではまだヒゲ部分の動きでしかありません。これが本格的な下落と考えるのは早いかもしれませんね。

このように上位時間足から分析をしていくことを「マルチタイムフレーム(MTF)分析」といいます。ライントレードだけでなく、すべての分析方法の基本となりますので、しっかり身につけることが大切です。

ブレイクか、反発か?

始めから正確にうまく引こうとしなくても、経験することで引くポイントがわかるようになります。基本は始めの起点と次の目立つところです。なるべく見やすい程度に思うところに引いてみるといいでしょう。水平線ライン、トレンドライン、パターンでの判断で、多くのエントリーポイントが見つかります。

ブレイクになるのか、反発するのか? 動いているチャートで判断するにはローソク足の「終値」また次のローソク足の「始値」が重要です。ラインに対して上にあるのか、下にあるのか、そしてラインに弾かれるのかを見てからエントリーしましょう。上記しましたが、ブレイクした後の動きは強いので、反発があってもフィボナッチリトレースメントなどを引いて様子をみることです。

ライントレードを侮るなかれ:まとめ

見出しのとおり、ライントレードはチャート分析の第一歩になることが多いです。しかし、その有効性からラインは初級者から上級者まで駆使している分析方法になります。相場の習性として、近くにあるラインや何かの目印となるポイントはすべてタッチしていくので、水平線とトレンドラインだけでは心許ないチャートになってしまいますので、あらゆるインジケーターなどを試してみて有効だと思えるものを選んで表示させましょう。

最後になりますが、垂直線について簡単に触れておきます。目立たない存在ですが、必要に応じて垂直線を入れておくことでマルチタイムフレーム分析をするのにも役に立つことがあります。時間を見て欧州、米、日本時間に引いておくとその時間帯の動きがわかるようになりますし、指標に合わせて引いておくことで気づくことがあるかもしれません。ラインはワンクリックですぐに引けますので、どんどん活用してみることをおすすめします。

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